M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

ピンクムーン

2021年04月28日 | グルメ

万の事は、月を見るにこそ慰む物なれ。或る人の、「月ばかり、面白き物はあらじ」と言ひしに、また一人、「露こそ、哀れなれ」と争ひこそ、をかしけれ。
(徒然草 第二十一段より)

今回のステイホームの間、兼好法師(吉田兼好)の「徒然草」を読み始めました。
「つれづれなるまゝに、日くらし硯に向かひて、…」ではじまる、700年ほど前に書かれた今で言うエッセイです。

まだ読み始めたばかりですが、これは良いですね。
現代にも通づるというか、現代に合わせて読み込むと、すばらしく面白いです。
何十年、何百年、人が想うことは似たり寄ったり。

昨夜は満月でした。
自宅のベランダから。(うまく撮れなかったですけど)

こんな非常事態宣言の中でも、月を見ると心が癒されます。
兼好法師の言う通りです。

きれいな月を見ながら、今は休業中の三宮の『まんげつ亭』さんや『Sobar 月』さんで、日本酒を傾けているとき「癒されていたなぁ」と思い返しました。

今日は雨です。
雨もまた、いとをかし。


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