どんぐりの木の下で

日々の出来事を書き留めています。

思い出の記念文集

2023年01月16日 | 雑記
実家の父は米寿を迎えました。

昨夏から、村内に住む同級生のお爺さん数人が幹事となって、
「思い出の記念文集」をまとめていました。

父の様子(写真集作り) - どんぐりの木の下で

父は8月に88歳になりました。今年は米寿です。70代の頃は、同級生と年に1回ほど1泊旅行に出かけていましたが、みんな足腰が弱くなったりして、旅行もなくなりました...

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その文集が年末に無事完成しました。



A4サイズで68Pの大作です。

当初は写真集を考えていましたが、学校生活の思い出を、
父が中心になって文章にしたようです。

会社員だったお爺ちゃんがワープロ打ちを担当していたらしいですが、
どうも効率悪いし、レイアウトも上手くできないので、
結局、ほぼ私がタイピングしました。



原稿を入力しながら文章を読むと、なんだか不思議な感じでした。
目の前にいるのは、よぼよぼのお爺ちゃんなのに、
文集の中の父は、丸坊主頭の中学生。

昭和25年 中学校卒業の父。
戦後それほど経っていない時代にも、学校生活を楽しんでいる様子が見えてきます。



今の私よりもずっと若い頃の写真もたくさん掲載されています。



今回の文集作りに合わせて、同窓生の現況を調べなおしていました。

99名の同級生のうち、ご存命は49名。(R4年9月現在)
父曰く「ヤツはちょっとボケている」や、施設に入所している方もいるらしいですが、
この数字にはビックリです。
長寿大国です!!

村内の故人の方の分は、ご家族にお渡ししたそうです。
後日、奥さんから「仏壇に供えて思い出に浸らせてもらった」というあいさつをもらったとか。


  これからは同級生それぞれが「人生100年時代」のゴールを目指し、
  この文集を契機に更なる活躍をご祈念しつつご挨拶とします。

あいさつ文最後の言葉ですが、素敵な言葉だと思います。



お父さんの棺の中に、この文集を忘れずに入れてあげるからね



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