優 「えっ太郎さん、料理できるの?」
太郎 「まぁがんばります・・・」
優 「掃除だって苦手じゃないの?」
太郎 「苦手だけど、がんばります・・・」
優 「ふ~ん・・・大変だね・・・」
太郎 「まぁな・・・」
ついつい、いつもの調子で優と話している時に、本音をポロリと漏らしてしまった太郎。
琴子さんに押し切られるようにスタートした同棲生活。
いったいどの位経ったのでしょうか?
「今晩は何が食べたい?」一緒に住んでいればお決まりのこの文句。
琴子さんは一度も太郎さんに言ったことがなかったのかな?
(私は献立考えるのが面倒なので、連発ですが・・・)
「好きな人の事を知りたい。自分は太郎さんの事をどの位知っているのだろうか?」
そんな風に思った事はないのかな。
まずはきちんと向かい会うことが大切だと思うけど・・・
琴子さんはそういった不安をかき消すように、ムキになって結婚へと進んでいるように見える。
ちょっと違うよ、琴子さん。
「わかっちゃった。優の好きな人。」「いつわかった!?」
おいおい名前を確認しないのかいと思ったけれど、お互いそれをあえてしないのか。
すぐ近くにいる好きな人の好きな人。
岡部にしてみるとこれはかなり辛いだろうな。
「でももうすぐ結婚するし、このおっさん・・・」なんて、ちょっと思ったりするのかな。
琴子さんが一生懸命結婚の話をしている最中に、とうとう厩舎へ来てしまった太郎さん。
マンションへ帰ってから琴子さんと喧嘩になるのか・・・
喧嘩になればまだ救いの道はあるけれど、
競馬学校のように「ごめんなさい」と太郎さんが謝って終わりじゃこの二人いよいよダメだな。
どちらも、名前を口にしにくかったでしょうけどねえ。
>でももうすぐ結婚するし、このおっさん・・・
これ、ムッチャ笑った!
笑っていただけて嬉しいで~す
笑いの神様に誉められると照れますね
同感です。
相手の大好物も知らなかったなんて・・・。
そんな事も知らなかったの?って
ちょっとショックでしたねぇ。
最初は太郎さんから誘ったんでしたっけ。
お互いに好意を持って、それからおつきあいしだして。
これまでどんな会話を交わしてきたんでしょうね。