大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

論文コピペ撲滅へー発見ソフト導入した大学

2014年08月26日 11時50分46秒 | キャリア支援
教員論文コピペ撲滅へ、
発見ソフト導入した大学

2014年08月10日 21時09分
 
広島大は約2,000人いる教員の論文を対象に、
盗用を見つけ出すコンピューターソフトの運用を始めた。

同大は年間5,000~6,000本の論文などを学外に発信。
世界大学ランキングで〈トップ100〉入りを目指しており、
「このソフトの運用で当大学の学術情報の信頼性を高めたい」
としている。

ソフトは米国製の「アイセンティケイト」で、
今月から運用。専用サイトに
論文のデータを送ると、学術誌に掲載された
約1億3,000万本の論文・文献や、
約450億のウェブページなどを収録したデータベースと
自動的に照合する仕組み。
論文などを引き写す「コピペ」(コピー・アンド・ペースト)など
文章の丸写しがあれば、論文名や一致した箇所がわかる。

各教員は、自分の論文や、指導した大学院生の論文などを
学外発信する際、事前に同ソフトを利用してチェックする。

同大学術・社会産学連携室は
「教員が適切にソフトを運用しているかどうか、
定期的にチェック状況を確認する」としている。
導入費用は約300万円。
名古屋、金沢など各地の大学が、
すでに同様のソフトを運用しているという。

広島大は、今回の運用とは別に、
2011年度から新入生ガイダンスで全大学院生に、
パンフレット「研究倫理案内」(日本語、英語、中国語)を配り、
盗用防止を呼びかけている。
(小宮宏祐)

2014年08月10日 21時09分
Copyright © The Yomiuri Shimbun

費用をかけ、このようなことをしなければならない時代とは、
なんとも情けない話です。
将来は、かかるソフトに掛けていることを認証しなければ、
ならなくなるだろう。
あらためて自身は、かかるソフトに掛けなくても良いように、
論文を書くことを誓うところだ。


本ブログ内では、数回、
かかる「パクリ発見ソフト」について触れている。

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代々木ゼのリストラ

2014年08月26日 00時02分49秒 | 学習支援・研究
代ゼミ20校閉鎖、受験生のニーズに追いつけず
2014/8/25 18:00

大手予備校「代々木ゼミナール」を運営する学校法人高宮学園(東京・渋谷)は
全国27カ所の校舎を7カ所に減らす方針を固めた。
少子化や現役志向で大学受験の浪人生が減り、業績が悪化していた。

15年度以降、生徒募集をやめる代々木ゼミナール池袋校(23日、東京都豊島区)

減る浪人生、依存から脱却図ったが
1957年に開校した代ゼミは駿台予備学校、
河合塾と並び「三大予備校」と評され、
私立文系を目指す浪人生を中心に生徒を獲得してきた。

近年は国立回帰や現役志向の高まりが逆風になっており、
10年には中学受験塾「SAPIX」の運営会社を買収し、
浪人生に依存した事業モデルからの脱却を図っている。

データ

■大学受験をめぐる3つの環境変化
1つめは浪人生の減少と現役志向の高まりだ。
競合はいち早く現役生狙いにシフトしたが、
代ゼミは出遅れた。

2つめは国立や理系学部を選ぶ受験生の増加だ。
私立文系を得意としてきた代ゼミにとって、
理系を選択する受験生が多い今の流れは経営の逆風になっていた。

3つめは経営効率の違いだ。
多くの人気講師を抱える点は東進と同じ。
違いは従来型の大教室講義とネット配信授業だった。

塾と組み子供の「青田買い」急ぐ
大手予備校のなかで最初に中学受験塾と手を組んだのはナガセだ。
2006年に「四谷大塚」を買収した。
その後08年には河合塾が「日能研」と業務提携し、
10年には代々木ゼミナールも「SAPIX」を買収した。

予備校、塾と組み子供「青田買い」
合従連衡がすすむ


生き残りかけ収益源を模索
河合塾グループは大学の授業を改善するコンサルティング事業を本格的に始める。
分かりやすい授業のノウハウや学生育成プログラムを提供して新たな市場を開拓する。

最近では日本の大学を選ばずに
海外の大学に直接進学したいという若者が増えている。

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO76107970V20C14A8000000/より

代ゼミ、20校閉鎖 浪人生減で全国7校に
2014/8/23 11:04

大手予備校「代々木ゼミナール」を運営する学校法人高宮学園(東京・渋谷)は
全国27カ所の校舎を7カ所に減らす方針を固めた。
20カ所では2015年度以降の生徒募集をやめて休校し、
事実上閉鎖する。施設の活用法は未定という。
代ゼミは大学受験の浪人生を主な対象に運営してきたが、
少子化や現役志向の高まりで浪人生が減り、
業績が悪化していた。

代ゼミとして存続させる校舎は
(1)本部校代ゼミタワー
(2)札幌校(3)新潟校(4)名古屋校
(5)大阪南校(6)福岡校
(7)造形学校(東京・渋谷)
――の見通し。

代ゼミとしての授業を打ち切る20カ所に通う高校1、2年生には
グループの進学塾を紹介する。
休校の時期など詳細は校舎ごとに調整する。
講師には「事業展開の最適化を図る」などとする理事長名の文書で
概要を通知した。近く生徒や保護者、
高校関係者らにも正式に説明するとみられる。

高宮学園は15年3月まで職員に対し希望退職を募集する。
規模は100人前後になるもようだ。

1957年に開校した代ゼミは駿台予備学校、
河合塾と並び「三大予備校」と評され、
私立文系を目指す浪人生を中心に生徒を獲得してきた。
近年は国立回帰や現役志向の高まりが逆風になっており、
10年には中学受験塾「SAPIX」の運営会社を買収し、
浪人生に依存した事業モデルからの脱却を図っている。

現役生の大学受験が主な対象の「東進ハイスクール」を運営するナガセでは、
14年3月期の売上高が前の期比6%増の約400億円だった。

教育業界では少子化を背景にここ数年、
ナガセが四谷大塚を買収し、
ベネッセホールディングスが東京個別指導学院を子会社化するなど、
再編が加速している。
今後もリストラや合従連衡といった動きが続きそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22HGY_T20C14A8MM0000/より

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