確かに人気は高いが・・・
Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない、
いくつかの理由
【デジ通】
2014年07月15日 13時00分
提供:ITライフハック
[写真を拡大]Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない
米国ではすでに始まっているマイクロソフトのWindowsタブレット「Surface Pro 3」が
7月17日から日本でも発売される。
予約は6月から始まっているが予約数は、
Surface Pro 2の実に25倍と前モデルよりも注目度は抜群のようだ。
マイクロソフトはSurface Pro 3を、
アップルのMacBook Airと直接比較し、
ハードウェア性能や使えるアプリは
Surface Pro 3のほうが優れているとしている。
Surface Pro 3の登場でタブレットと
ノートパソコンの2台持ちも必要なくなるとしているが、
比較するのであればMacBook Airではなく、
一般的なWindowsノートパソコンと比較すべきなのだ。
MacBook AirでもWindowsは動作するが、
そのために作られたわけではないため
Mac OSXで使いやすい配慮はされているが、
Windowsでの配慮はされていない。
そうした部分を含めて比較するのはアンフェアだ。
マイクロソフトとしては、同じWindows陣営の他社製PCと
比較することを避けたかった大人の事情があるのだろう。
WindowsユーザーがSurface Pro 3を購入するとしたら、
同様のWindowsタブレットと比較するはずだ。
例えば8インチのWindowsタブレットが欲しいユーザーがいたとしても
7.9インチのiPad mini Retinaと比較することはしないだろう。
同じ8インチでWindows 8.1が動作する
いくつかの製品から選択するはずだ。
たとえばSurface Pro 3であれば、
まずは旧モデルのSurface Pro 2と比べて、
どう変わったのかをチェックすべきなのだ。
ちなみにSurface Pro 2と比べて厚さで約4mm薄くなり、
重量が約100g軽量化されるなど、
結構頑張って改善されている。
サイズは292(幅)mm×201.3(奥行)×9.1(厚さ)mm。
これに、4.8mm厚のSurface Proタイプカバーを加えて厚みは13.9mmとなる。
■比較するのに都合のいい条件が整うMacBook Air
MacBook Airの厚みは、位置によって異なるが
最大部分で17mm。Surface Pro 3の厚みは
どの部分も同じだが、キーボードをつけた場合の最大厚は
13.9mmなので、Surface Pro 3の方が約3mm薄いことになる。
こういった比較であるなら、
一般的なWindowsノートと比較すべきだ。
例えばNECのLaVie Zは厚さ14.9mm、
VAIO Proは厚さ15.8mm。
こうした一般的なWindowsノートパソコンと比べても、
キーボードカバー付きSurface Pro 3は
薄いということが十分に言えるはずだ。
また、Surface Pro 3の重量は本体が800gで、
Surface Proタイプカバーは295g。
合計で1,095gとなる。MacBook Airは
11インチモデルが1,080g、
13インチモデルが1,350g。
Surface Pro 3とキーボードの組み合わせは
MacBook Air 11インチモデルと同等。
ただし、Windowsの軽量ノートパソコンは、
NECのLaVie Zは795g、VAIO Pro 11は770gで、
キーボードを含めた単純な重量自体はWindowsパソコンのほうが
圧倒的に軽い。MacBook Air 11インチモデルとのサイズと重量比較では
Surface Pro 3は同等になるが、
日本の最軽量ノートパソコンと比べると、
キーボードをつけたSurface Pro 3は重量の点で負けている。
結局、MacBook Air 11インチモデルを引き合いに出すことで
重さを日本製の軽量ノートPCと比較したときに比べ
あまりメリットがないように見えるSurface Pro 3を、
それほどそん色がないという風に感じさせることができるわけだ。
そんな比較をしなくても、ユーザーは
Surface Pro 3の魅力を十分に理解していると思う。
わかりやすいだろうからと、
“Windowsも走る”Mac OS X搭載ノートと比較するよりは、
Surface Pro 3の別の魅力を前面に出した広告展開をしたほうが、
さらに人気が出ると筆者は考える。
もちろんユーザーも、こうした比較ではなく、
いくつかのWindowsタブレットと直接スペック等を比較するようにしてもらいたい。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
■ITライフハック
ITライフハック 07月15日13時00分
「確かに人気は高いが・・・ Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない、
いくつかの理由【デジ通】」
http://yukan-news.ameba.jp/20140715-6198/
Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない、
いくつかの理由
【デジ通】
2014年07月15日 13時00分
提供:ITライフハック
[写真を拡大]Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない
米国ではすでに始まっているマイクロソフトのWindowsタブレット「Surface Pro 3」が
7月17日から日本でも発売される。
予約は6月から始まっているが予約数は、
Surface Pro 2の実に25倍と前モデルよりも注目度は抜群のようだ。
マイクロソフトはSurface Pro 3を、
アップルのMacBook Airと直接比較し、
ハードウェア性能や使えるアプリは
Surface Pro 3のほうが優れているとしている。
Surface Pro 3の登場でタブレットと
ノートパソコンの2台持ちも必要なくなるとしているが、
比較するのであればMacBook Airではなく、
一般的なWindowsノートパソコンと比較すべきなのだ。
MacBook AirでもWindowsは動作するが、
そのために作られたわけではないため
Mac OSXで使いやすい配慮はされているが、
Windowsでの配慮はされていない。
そうした部分を含めて比較するのはアンフェアだ。
マイクロソフトとしては、同じWindows陣営の他社製PCと
比較することを避けたかった大人の事情があるのだろう。
WindowsユーザーがSurface Pro 3を購入するとしたら、
同様のWindowsタブレットと比較するはずだ。
例えば8インチのWindowsタブレットが欲しいユーザーがいたとしても
7.9インチのiPad mini Retinaと比較することはしないだろう。
同じ8インチでWindows 8.1が動作する
いくつかの製品から選択するはずだ。
たとえばSurface Pro 3であれば、
まずは旧モデルのSurface Pro 2と比べて、
どう変わったのかをチェックすべきなのだ。
ちなみにSurface Pro 2と比べて厚さで約4mm薄くなり、
重量が約100g軽量化されるなど、
結構頑張って改善されている。
サイズは292(幅)mm×201.3(奥行)×9.1(厚さ)mm。
これに、4.8mm厚のSurface Proタイプカバーを加えて厚みは13.9mmとなる。
■比較するのに都合のいい条件が整うMacBook Air
MacBook Airの厚みは、位置によって異なるが
最大部分で17mm。Surface Pro 3の厚みは
どの部分も同じだが、キーボードをつけた場合の最大厚は
13.9mmなので、Surface Pro 3の方が約3mm薄いことになる。
こういった比較であるなら、
一般的なWindowsノートと比較すべきだ。
例えばNECのLaVie Zは厚さ14.9mm、
VAIO Proは厚さ15.8mm。
こうした一般的なWindowsノートパソコンと比べても、
キーボードカバー付きSurface Pro 3は
薄いということが十分に言えるはずだ。
また、Surface Pro 3の重量は本体が800gで、
Surface Proタイプカバーは295g。
合計で1,095gとなる。MacBook Airは
11インチモデルが1,080g、
13インチモデルが1,350g。
Surface Pro 3とキーボードの組み合わせは
MacBook Air 11インチモデルと同等。
ただし、Windowsの軽量ノートパソコンは、
NECのLaVie Zは795g、VAIO Pro 11は770gで、
キーボードを含めた単純な重量自体はWindowsパソコンのほうが
圧倒的に軽い。MacBook Air 11インチモデルとのサイズと重量比較では
Surface Pro 3は同等になるが、
日本の最軽量ノートパソコンと比べると、
キーボードをつけたSurface Pro 3は重量の点で負けている。
結局、MacBook Air 11インチモデルを引き合いに出すことで
重さを日本製の軽量ノートPCと比較したときに比べ
あまりメリットがないように見えるSurface Pro 3を、
それほどそん色がないという風に感じさせることができるわけだ。
そんな比較をしなくても、ユーザーは
Surface Pro 3の魅力を十分に理解していると思う。
わかりやすいだろうからと、
“Windowsも走る”Mac OS X搭載ノートと比較するよりは、
Surface Pro 3の別の魅力を前面に出した広告展開をしたほうが、
さらに人気が出ると筆者は考える。
もちろんユーザーも、こうした比較ではなく、
いくつかのWindowsタブレットと直接スペック等を比較するようにしてもらいたい。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
■ITライフハック
ITライフハック 07月15日13時00分
「確かに人気は高いが・・・ Surface Pro 3とMacBook Airを比較してはいけない、
いくつかの理由【デジ通】」
http://yukan-news.ameba.jp/20140715-6198/