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イオン系3社の統合発表

2014年05月25日 10時48分00秒 | 学習支援・研究
20年に売上高1兆円目指す
イオン系3社の統合発表



(共同通信) 2014年5月19日(月)21:28
経営統合を発表した(右から)イオンの岡田元也社長、
丸紅の秋吉満副社長、マルエツの上田真社長、
カスミの小浜裕正会長=19日午後、東京都千代田区


関連ニュース
①イオン、食品スーパー3社を統合 売上高1兆円を目指す(フジサンケイビジネスアイ) 05月20日 08:21
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20140519011.html
②イオン、食品スーパー3社統合 売上高1兆円、1000店展開へ(産経新聞) 05月20日 07:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20140520087.html
③首都圏で食品スーパー強化=イオン、丸紅、マルエツなど(時事通信) 05月19日 19:39
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-140519X115.html
④イオンなど、マルエツなど3社統合し「首都圏スーパーマーケット(SM)連合」創設(マイナビニュース) 05月19日 16:08
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_975288.html


①イオン、食品スーパー3社を統合 売上高1兆円を目指す
フジサンケイビジネスアイ
2014年5月20日(火)08:21

イオンと丸紅は19日、出資する食品スーパー3社を
経営統合させることで合意したと発表した。
イオンの100%子会社であるマックスバリュ関東と、
首都圏地盤のマルエツ、茨城県を中心に展開するカスミの3社で、
「首都圏におけるスーパーマーケット連合(首都圏SM連合)」を
来年3月に発足。2月期時点で、
3社の単純合計が売上高で約5,800億円、店舗数が約450店の体制を、
2020年をめどに売上高1兆円、
1,000店舗とそれぞれ倍増を目指す。

経営統合によって商品調達や物流での連携を強化する。
人口流入が続く首都圏だが、食品スーパー同士に加え、
コンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントショップなど
異業態との競争も激化している。イオンの岡田元也社長は会見で、
「統合で基盤を強化し、新しい便利さの競争に勝ち抜く」と語った。

統合形態は、まずマックスバリュ関東、
マルエツ、カスミの3社が株式移転方式で共同持ち株会社を設立。
マルエツに約3割出資する丸紅と、イオンが共同出資会社を設立し、
持ち株会社に過半数出資すると同時に、
持ち株会社を上場させる方針だ。
共同出資会社はイオンが過半数出資する。

統合後もそれぞれの会社は存続し、既存ブランドでの営業を継続する。
イオングループのプライベートブランド(PB、自主企画)商品の活用や
マルエツ、カスミのノウハウを取り入れたPB商品の開発などに取り組む。
物流や電子マネーなどを共通化し、コスト削減を図る。

今回の統合形態について、カスミの小浜裕正会長は
「イオンのインフラを活用しての効率化と、
各社の地域に根ざした独自性を確保する」と狙いを説明した。


②イオン、食品スーパー3社統合 売上高1兆円、
1000店展開へ

産経新聞
2014年5月20日(火)07:57

■マックスバリュ関東・マルエツ・カスミ
イオンと丸紅は19日、出資するイオン系食品スーパー3社を
来年3月にも経営統合して、平成32年をめどに売上高1兆円、
1千店舗の展開を目指すと発表した。3社は、
イオンの全額子会社のマックスバリュ関東と、
首都圏を地盤とするマルエツ、茨城県を中心に展開するカスミ。
首都圏ではコンビニエンスストアなどと業態を超えた競争が激しさを増しており、
統合で商品調達や物流などの事業基盤を強化する必要があると判断した。


食品スーパー3社の経営統合について会見する(手前から)イオンの岡田元也社長、
カスミの小浜裕正会長、マルエツの上田真社長、丸紅の秋吉満副社長
=19日午後、東京都千代田区(撮影・三尾郁恵)

記者会見したイオンの岡田元也社長は、統合によって、
「新しい便利さの競争に勝ち抜く」と語った。

イオンと、マルエツに約3割出資する丸紅は、
新たに共同出資会社を設立。同社を通じてマックスバリュ関東、
マルエツ、カスミが設立する
共同持ち株会社の株式の過半数を取得し、傘下に置く。
マルエツとカスミの株式は上場廃止となるが、
それぞれの会社は存続し、既存ブランドでの営業を継続する。
カスミの小浜裕正会長は、統合形態について
「イオンのインフラを活用した効率化と、
各社の地域に根ざした独自性を確保する」ことが狙いと説明した。

統合する3社の経営規模は、今年2月期時点での単純合計で、
売上高が約5800億円、店舗数が約450店。
統合後はイオングループのプライベートブランド(PB、自主企画)商品の活用や
マルエツ、カスミのノウハウを取り入れたPB商品の開発などを充実させる。

首都圏は、人口流入が続き市場が拡大する一方、
利便性を武器とするコンビニやドラッグストアなどが出店を強化し、
顧客獲得競争が激化している。


首都圏で食品スーパー強化=イオン、丸紅、マルエツなど
時事通信
2014年5月19日(月)19:39
 
イオンと丸紅、イオンが出資するマルエツ、カスミの4社は19日、
首都圏の食品スーパー事業での提携を強化すると発表した。
首都圏は人口流入が続き、今後も成長が期待できる最大の市場。
4社は「首都圏におけるスーパーマーケット連合」を創設し、
最大規模の食品スーパーを目指す。

「連合」形成の第1弾として、マルエツとカスミ、
イオンの100%子会社のマックスバリュ関東(千葉市)の3社が、
2015年3月までに共同持ち株会社を設立。
20年をめどに売上高1兆円、1,000店体制の構築を狙う。
イオンと丸紅は特定目的会社を設立し、
共同持ち株会社の株式の過半数を保有する。

東京都内で記者会見した岡田元也イオン社長は
「首都圏では、まだまだスーパーが全国と比べて不足している」と強調。
規模の拡大でコストを低減する一方、
消費者の変化に対応したスーパーの新しいモデルをつくって
新規出店を加速する方針を示した。具体的には、
都市型小型店舗や、顧客の高齢化への対応、ネットスーパーの開発などに取り組む。
統合で合意した3社について岡田氏は
「経営戦略上の認識が同じ」と説明した。 


④イオンなど、マルエツなど3社統合し「首都圏スーパーマーケット(SM)連合」創設
マイナビニュース
2014年5月19日(月)16:08

マルエツ、カスミ、イオン、丸紅の4社は19日、
マルエツ、カスミおよびイオンの連結子会社のマックスバリュ関東(以下、MV関東)による
「首都圏におけるスーパーマーケット連合」(以下、首都圏SM連合)の創設について、
具体的な検討を開始することで合意したと発表した。

4社は、同連合の第1フェーズとして、2015年3月までに、
イオンと丸紅が出資するマルエツ、イオンが出資するカスミ、
MV関東の3社による共同持株会社の設立を計画。
2020年を目途に首都圏における売上高1兆円、
1,000店舗体制の構築を目指し、今後具体的な検討を進めていくという。

マルエツ、カスミおよびMV関東は、首都圏を基盤とする
スーパーマーケット企業として、これまで培ってきた商品開発ノウハウや
プロセスセンター等の既存ネットワークを発展させ、
同連合の成長と企業価値向上を図る。

イオンは、プライベートブランド「トップバリュ」や商品調達力、
グローバル調達網、IT・物流網、クレジットカードや電子マネー、
ATMといったインフラ等を提供し、同連合の成長と企業価値向上を目指す。

丸紅は、総合商社として保有する経営ノウハウ、
国内外の原材料・商品情報、グローバルな商品調達ネットワークや
卸機能等を提供し、多様化する生活者のライフスタイルに合わせた
商品を開発・供給することで、同連合の成長と企業価値向上を図るという。