ゆーくん、4歳 9か月 25日
あやちゃん、2歳 8か月 22日
DWE歴は、4年 2か月 11日になりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/80/9f0222ab6d8fa8acfc1ccaa79a53115f.jpg)
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0190.gif)
今回は、前回に引き続き、Sing Along! 12 のDVDに収録されている
"Magic Is Easy" について取り上げてみます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0061.gif)
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e6/2ad1a40cc319d2e22edaf71a66c0acc4.png)
この曲は、魔法使いの弟子 ミッキーが、「魔法はとても簡単だ」と
歌いながら踊って、喜んでいる様子を描いた歌です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0061.gif)
前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、以下の通りです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
不定詞・形容詞的用法「~するための」 : Magic's the way to get the work done. など
最上級 -est : Yes, magic's the easiest way to get the work done! など
助動詞 will の否定形 won't : I won't have to work from the time I get up until I go to bed. など
have to ~ : I won't have to work from the time I get up until I go to bed. など
接続詞 when : I won't have to work at all when I'm wearing this hat on my head. など
現在進行形 : I won't have to work at all when I'm wearing this hat on my head.
助動詞 will : I'll dance and sing, and I'll do everything with magic! など
今回は、"won't" が持つ意味 に注目したいと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0190.gif)
歌詞で言うと――
I won't have to work from the time I get up until I go to bed. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I won't have to work at all when I'm wearing this hat on my head. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I'll dance and sing, and I'll do everything with magic! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I won't lift a bucket. I won't lift a book. I won't lift a thing all day. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I'll just lift my finger and point, and the broom will do just as I say. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
It'll come when I call, and I'll do it all with magic! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
という部分で登場しています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0061.gif)
まず、「助動詞 will」の一般的な意味を確認しておきます。
意志 「~するつもり」
推量 「~するでしょう」
習慣・習性 「~する習慣・習性がある」
(否定文で)拒絶 「絶対に~しない」
中学校では、「助動詞 will」は 「~するつもり」「~でしょう」という意味だと扱いますが、
その和訳だと、話し手の意志が弱く感じられることがあります。
実は、「助動詞 will」には、「絶対~する!」という強い意志を表す意味があるのです。
ちなみに「名詞 will」にも「意志・決意・命令」などの 力強い意志を感じさせる意味があります。
例文を挙げながら、詳しく見ていきます。
(ニュアンスを伝えるために、幾分か誇張していますので、ご注意ください。)
意志 「~するつもり」
【例】 I will study English tonight. (今夜、[絶対] 英語を勉強するつもりだ)
実際に勉強するかどうかは関係ありません。
もしかしたらテレビを見てしまうかもしれないし、
好きな雑誌を読んでしまったりして、全く勉強しないかもしれません。
でも、今この瞬間は、「必ず勉強するぞ!」という意志があることを表すのが、
「助動詞 will」 なのです。
推量 「~するでしょう」
【例】 It will rain tomorrow. (明日は[絶対]雨が降るだろう)
これも、実際に雨が降るかどうかは関係ありません。
暗い雨雲を見て、「これは高確率で雨が降る」という、
話し手の確固たる予測を表すのが、「助動詞 will」なのです。
習慣・習性 「~する習慣・習性がある」
【例】 Gasoline will float on water. (ガソリンは水に浮く習性がある)
この意味の場合、習慣・習性を表すわけですから、
「絶対~する」というニュアンスがしっくりくると思います。
ガソリンが水に浮くという、絶対的な科学の真理を言うには、
「助動詞 will」を用います。
(否定文で)拒絶 「絶対に~しない」
【例】 Emily won't meet Jim. (エミリーは、絶対にジムに会おうとしない)
「助動詞 will」が、「絶対~する」というニュアンスであるのは前述の通りですが、
否定文になると、「絶対~しない」というニュアンスになります。
エミリーとジムの間に何かがあって、エミリーが絶対会おうとしない――
これを表すのが、「助動詞 will」の否定形 "will not [won't] " です。
「助動詞 will」が持つ意味合いについて確認できたので、
否定語である "don't / doesn't" と "won't" では、どういったニュアンスの違いがあるのか見ていきましょう。
これまで述べてきたように、"won't" は、「人の意志」 を表す単語です。
一方、"don't / doesn't" は、意志とは関係なく、「一般的な話」や「事実」「規則」を表す単語です。
具体的に、例文を挙げて 比較してみます。
【例1】 She doesn't go to Australia. (彼女は、オーストラリアに行きません)
【例2】 She won't go to Australia. (彼女はオーストラリアに行きません)
上の例文は、2つとも和訳が同じですが、ニュアンスがまったく異なります。
"doesn't" を用いた【例1】の英文の場合、
彼女自身がオーストラリアに行きたいかどうかという意志は分からず、
「彼女がオーストラリアに行かない」という情報・事実だけを伝えています。
"won't" を用いた【例2】の英文の場合、
「彼女はオーストラリアに行きたくないので、行きません」というニュアンスになります。
飛行機が嫌いだから 行きたくないのかもしれませんし、
オーストラリアの蛇とクモが怖いから 行きたくないのかもしれませんし、
とにかく、彼女には「行きたくない」という意志があるということが分かります。
"don't / doesn't" は、シンプルに 「事実」「規則」を表しますが、
"won't" を使うと、誰かの意志を表すことが出来るので、より繊細なニュアンスを伝えることができるのです。
歌詞に戻ってみましょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0061.gif)
I won't have to work from the time I get up until I go to bed. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I won't have to work at all when I'm wearing this hat on my head. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I'll dance and sing, and I'll do everything with magic! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕は、起きてから寝るまで 働く必要がない ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕が頭にこの帽子を身につけているときは、まったく働く必要がない ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕は踊って歌って、そして、すべてを魔法でするだろう! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
"don't" を用いて、"I don't have to work ~." と表現することも可能ですが、
この曲の歌詞では、"won't" を用いて、"I won't have to work ~." と表現しています。
"don't" では、「僕(ミッキー)」が「仕事をしたいかしたくないか」という意志が伝わらず、
「僕は仕事をする必要はない」という情報・事実だけを伝えることになってしまいます。
一方、"won't" は、「仕事を絶対にしたくない」という意志のもと、
「僕は仕事をする必要はない」と言っていることを表現するわけです。
魔法使いの弟子 ミッキーの気持ちが伝わってくる英文ですね。
I won't lift a bucket. I won't lift a book. I won't lift a thing all day. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
I'll just lift my finger and point, and the broom will do just as I say. ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
It'll come when I call, and I'll do it all with magic! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕は決してバケツを持ち上げない ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕は決して本を持ち上げない ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
僕は決して1日中ものを持ち上げたりしない ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
ただ指を持ち上げて指せば、ホウキが言う通りにしてくれるだろう ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
ホウキは呼んだら来てくれるだろうし、僕はすべてを魔法でするだろう! ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
「助動詞 will」は、「絶対~する」という話し手の強い意志が感じられる表現ですが、
否定文になると、「絶対~しない」というニュアンスになります。
「僕はもう絶対これをしない」「あれもしない」「魔法で全部やってやるんだ」という
ミッキーの強い意志が伝わる歌詞ですね。
"won't" と "don't" のニュアンスの違いを、日本語で「和訳」として表現するのが難しい。。。
プロの翻訳者だったら、どんな和訳をするのか気になるところです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
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そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
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今回は、前回に引き続き、Sing Along! 12 のDVDに収録されている
"Magic Is Easy" について取り上げてみます
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この曲は、魔法使いの弟子 ミッキーが、「魔法はとても簡単だ」と
歌いながら踊って、喜んでいる様子を描いた歌です
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前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、以下の通りです
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0126.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0127.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0128.gif)
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今回は、"won't" が持つ意味 に注目したいと思います
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歌詞で言うと――
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という部分で登場しています
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まず、「助動詞 will」の一般的な意味を確認しておきます。
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中学校では、「助動詞 will」は 「~するつもり」「~でしょう」という意味だと扱いますが、
その和訳だと、話し手の意志が弱く感じられることがあります。
実は、「助動詞 will」には、「絶対~する!」という強い意志を表す意味があるのです。
ちなみに「名詞 will」にも「意志・決意・命令」などの 力強い意志を感じさせる意味があります。
例文を挙げながら、詳しく見ていきます。
(ニュアンスを伝えるために、幾分か誇張していますので、ご注意ください。)
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【例】 I will study English tonight. (今夜、[絶対] 英語を勉強するつもりだ)
実際に勉強するかどうかは関係ありません。
もしかしたらテレビを見てしまうかもしれないし、
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でも、今この瞬間は、「必ず勉強するぞ!」という意志があることを表すのが、
「助動詞 will」 なのです。
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【例】 It will rain tomorrow. (明日は[絶対]雨が降るだろう)
これも、実際に雨が降るかどうかは関係ありません。
暗い雨雲を見て、「これは高確率で雨が降る」という、
話し手の確固たる予測を表すのが、「助動詞 will」なのです。
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【例】 Gasoline will float on water. (ガソリンは水に浮く習性がある)
この意味の場合、習慣・習性を表すわけですから、
「絶対~する」というニュアンスがしっくりくると思います。
ガソリンが水に浮くという、絶対的な科学の真理を言うには、
「助動詞 will」を用います。
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【例】 Emily won't meet Jim. (エミリーは、絶対にジムに会おうとしない)
「助動詞 will」が、「絶対~する」というニュアンスであるのは前述の通りですが、
否定文になると、「絶対~しない」というニュアンスになります。
エミリーとジムの間に何かがあって、エミリーが絶対会おうとしない――
これを表すのが、「助動詞 will」の否定形 "will not [won't] " です。
「助動詞 will」が持つ意味合いについて確認できたので、
否定語である "don't / doesn't" と "won't" では、どういったニュアンスの違いがあるのか見ていきましょう。
これまで述べてきたように、"won't" は、「人の意志」 を表す単語です。
一方、"don't / doesn't" は、意志とは関係なく、「一般的な話」や「事実」「規則」を表す単語です。
具体的に、例文を挙げて 比較してみます。
【例1】 She doesn't go to Australia. (彼女は、オーストラリアに行きません)
【例2】 She won't go to Australia. (彼女はオーストラリアに行きません)
上の例文は、2つとも和訳が同じですが、ニュアンスがまったく異なります。
"doesn't" を用いた【例1】の英文の場合、
彼女自身がオーストラリアに行きたいかどうかという意志は分からず、
「彼女がオーストラリアに行かない」という情報・事実だけを伝えています。
"won't" を用いた【例2】の英文の場合、
「彼女はオーストラリアに行きたくないので、行きません」というニュアンスになります。
飛行機が嫌いだから 行きたくないのかもしれませんし、
オーストラリアの蛇とクモが怖いから 行きたくないのかもしれませんし、
とにかく、彼女には「行きたくない」という意志があるということが分かります。
"don't / doesn't" は、シンプルに 「事実」「規則」を表しますが、
"won't" を使うと、誰かの意志を表すことが出来るので、より繊細なニュアンスを伝えることができるのです。
歌詞に戻ってみましょう
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"don't" を用いて、"I don't have to work ~." と表現することも可能ですが、
この曲の歌詞では、"won't" を用いて、"I won't have to work ~." と表現しています。
"don't" では、「僕(ミッキー)」が「仕事をしたいかしたくないか」という意志が伝わらず、
「僕は仕事をする必要はない」という情報・事実だけを伝えることになってしまいます。
一方、"won't" は、「仕事を絶対にしたくない」という意志のもと、
「僕は仕事をする必要はない」と言っていることを表現するわけです。
魔法使いの弟子 ミッキーの気持ちが伝わってくる英文ですね。
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「助動詞 will」は、「絶対~する」という話し手の強い意志が感じられる表現ですが、
否定文になると、「絶対~しない」というニュアンスになります。
「僕はもう絶対これをしない」「あれもしない」「魔法で全部やってやるんだ」という
ミッキーの強い意志が伝わる歌詞ですね。
"won't" と "don't" のニュアンスの違いを、日本語で「和訳」として表現するのが難しい。。。
プロの翻訳者だったら、どんな和訳をするのか気になるところです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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