Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

賣肉粽 燒肉粽 ちまき売り(テルミン)

2022-06-04 | テルミン
1949年の台湾のポップスで、戦後に経済が低迷してインフレや失業が激しかった時期を反映した曲だそうです。 歌詞は、青年がせっかく学校を卒業しても働き口も商売の元手もないため、粽(ちまき)を路上で売り歩いているという、とても辛そうな内容ですが、メロディは明るくポップで、台湾では今でもとても愛されている曲だそうです。 1969年には映画も作られました。
わたしはこの曲を尾上祐一さんの自作のリボンコントローラーの演奏で知り、大好きになりました。 最近「てっきりずっと粽売りに恋する乙女の歌なのかと思ってた」とおっしゃっていて、それをヒントに自分なりのイメージを膨らませてみました。 編曲は揚琴の曲を書いた経験のある山本 準に揚琴パートを作ってもらい、それを出発点に色彩を加えました。 恋する乙女のロマンチックな気持ちを表現すべく、メロディが一ヶ所変えられています。
ちなみに、この粽は日本の端午の節句にいただく和菓子の粽ではなく、いわゆる中華ちまきのほうです。

これはテルミン発明100周年を記念して開発された Claravox Centennial で最初の演奏動画です。 MODERNモードでアプリケーションの音色をロードして弾きました。 縦型なので、今までの Etherwave のように座っては演奏できません。 立って演奏できなくはないのですが、やはり足に負担がかかるようで痛くなってしまいました。 あまり長い時間演奏できないのが課題です。

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