どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

桜山鉱山 再訪

2019-05-14 17:59:53 | 鉱物採集 兵庫
先日桜山鉱山に行ってきました。
過去記事見ると3年前に行ったのが最後だったみたいです。
今回は鉱物ではなく坑道探索を目的に行きました。


この風景は内側からですが、穴の場所は行った事がある人ならわかる場所だと思いますので割愛。
ここの真下にある堀跡が一番下の方まで掘っていたみたいだ「推定数十メートル」
この下にレンガ作りの水平坑道があるなら納得できる深さ。


坑内はかなり脆い、なんせ粘土でできたような岩盤だ。


坑道も高さも幅も狭く屈んで歩かないと厳しい。


どれも下側に向けて掘っている。
その上部は以下だ。


これは脈がここに有ってそれにフタをしたかっただけだろう。
この上は1Mほどの堀跡があった。


迂回するような坑道があり進むと別の出口に繋がっていた。
こちらから降りたほうがよかったんじゃないか・・


と、思ったらこの縦穴付近は坑内と外側との岩盤に肉厚がないため土がむき出しに。
これめちゃくちゃ危ないぞ、歩いたら抜けそう。
もし行く方居たら気をつけて!
上歩いていて坑内に落ちたら重症コース確定です。


ここの堀跡はそれなりに大きくて、脈だけを掘った立掘りだ。
この手の掘り方は昔の鉱山や、小規模な鉱山によく出てくるタイプだ。


これは最初にみた木でフタをしていた部分の上側。
少しだけ掘ったのみ。
塊状の鉱体でもあったのだろうか。


奥へ行こう。
狭い、コウモリが飛び回っている、臭い、もう最悪だ。


小さなホール現れた。上側にも少し掘ってある。


やはり下側に向けて掘ってある。
左側にある銅の染み出しを見るために下に降りたいが、コウモリのうんこで地面がめちゃくそ汚いので寄りたくない。


目視では奥はまだまだ続いていたが、少し崩落もしているし先ほども言ったように汚いのでここから先は冬じゃないと絶対の絶対にイヤだ。


隣の坑道に進む。


非常にわかり辛いが、手前の土砂の向こう側に縦穴があって進めない。
この狭い坑道で竪坑は避けられない。
この坑道の先は先ほどの少し崩れた坑道と繋がっていた。
真後ろには斜め上に狸掘りのような形で掘り上がっていた。

どろっどろに汚れながら進むしかなさそうだったのでここで脱出。
この暑い季節にうんこまみれとかムリっす。

外にでて付近の探索開始。

とりあえず最初に坑内から見つけた竪坑の入り口。
付近陥没しているのでマジで危ない。


別の場所にも採掘跡。
どれもこれもこの様な粘土脈を追ってるな。
ここは埋まっている。


別の入り口、ここも埋まってしまっている。


こちらも埋まっているが入れない訳ではない。
こんな狸掘りには絶対入らないけどね。
私はこれくらいしか桜山のことはわからないけれども、相方は他にも複数の坑道を見つけているようなのでまた行ってみたいと思います。