『プロメテウス』(原題:Prometheus)
監督:リドリー・スコット
出演:ノオミ・ラパス,マイケル・ファスベンダー,シャーリーズ・セロン,
イドリス・エルバ,ガイ・ピアース,ローガン・マーシャル=グリーン他
これも前述の『アベンジャーズ』同様、先週の先行上映にて鑑賞。
今年3Dデビューを果たしたものの、3D字幕版は初体験。
結局この後『アベンジャーズ』のIMAX3D字幕版を観て、
3D字幕版でもゲロ酔いしないと確信しました。もうだいじょーぶ。
2089年、世界各地の古代遺跡から、時代の異なる古代文明に共通した星図が発見される。
それらを分析調査した考古学者のエリザベスとチャーリーは、
地球外知的生命体からの“招待状”であるにちがいないと考える。
人類はその地球外知的生命体によってつくられたのかもしれない、
つまりは、人類をつくった“神”がどこかの惑星に存在するかもしれない。
これに興味を示したのが超大企業のウェイランド社。
ウェイランド社はエリザベスとチャーリーを含む科学者らを選抜。
巨額を出資して宇宙船プロメテウス号を用意すると、
人類の起源を有するとおぼしき彼方の惑星に向かって出発。
乗組員たちはその惑星に到着するまでの間、人工冬眠させられる。
2093年、ついに目的の惑星に到着。
冷徹な女性監督官メレディスのもと、未知の生命体を求めて、
エリザベスらは惑星へと降り立つのだが……。
メガネの上に3D用メガネをかけ、ずり落ちそうになるのを気にしながらも124分間
(後日判明したことですが、IMAX3D用のメガネならばまったくずり落ちません)、
飽きることなく観られましたから、おもしろかったのでしょう。
シャーリーズ・セロンがこのところちょいイタイ役回りが多くて苦笑、
絶倫男のマイケル・ファスベンダーが今回は腹黒い人造人間。
ガイ・ピアースの老けメイクはいったい誰だかわからなかったほど。
そんな配役も楽しかったし、グロ描写にオエ~ッとなっている自分も可笑しいし、
椅子から飛び上がりそうにギョッとすることも何度か。
では、何がイマイチだったのかなと考えてみたら、
切なさみたいなものが足りないのです。
み~んないなくなっちゃって、ただ一人だけ取り残されて、
それでも地球に帰ることを選ばずに、さらなる惑星へと旅立とうとする。
こういうシーンに、これまでのリドリー・スコット監督なら、
どうしようもない切なさを感じさせてくれたと思うんですけれど、それがない。
もしも同監督でなかったら、「超B級だ~」で笑っておしまいにしちゃったかも。
『エイリアン』(1979)の前日譚だそうですので、
それをちゃんとわかって観なければ、なんだかなぁなオチになってしまいそう。
とにもかくにも、ノオミ・ラパス、ここでもすんげぇ生存意欲と能力。
本作絶賛公開中にどうして自ら命を絶ってしまったのでしょう、弟のトニー・スコット監督。
ものすごく、ものすごく残念です。心からご冥福をお祈りします。
監督:リドリー・スコット
出演:ノオミ・ラパス,マイケル・ファスベンダー,シャーリーズ・セロン,
イドリス・エルバ,ガイ・ピアース,ローガン・マーシャル=グリーン他
これも前述の『アベンジャーズ』同様、先週の先行上映にて鑑賞。
今年3Dデビューを果たしたものの、3D字幕版は初体験。
結局この後『アベンジャーズ』のIMAX3D字幕版を観て、
3D字幕版でもゲロ酔いしないと確信しました。もうだいじょーぶ。
2089年、世界各地の古代遺跡から、時代の異なる古代文明に共通した星図が発見される。
それらを分析調査した考古学者のエリザベスとチャーリーは、
地球外知的生命体からの“招待状”であるにちがいないと考える。
人類はその地球外知的生命体によってつくられたのかもしれない、
つまりは、人類をつくった“神”がどこかの惑星に存在するかもしれない。
これに興味を示したのが超大企業のウェイランド社。
ウェイランド社はエリザベスとチャーリーを含む科学者らを選抜。
巨額を出資して宇宙船プロメテウス号を用意すると、
人類の起源を有するとおぼしき彼方の惑星に向かって出発。
乗組員たちはその惑星に到着するまでの間、人工冬眠させられる。
2093年、ついに目的の惑星に到着。
冷徹な女性監督官メレディスのもと、未知の生命体を求めて、
エリザベスらは惑星へと降り立つのだが……。
メガネの上に3D用メガネをかけ、ずり落ちそうになるのを気にしながらも124分間
(後日判明したことですが、IMAX3D用のメガネならばまったくずり落ちません)、
飽きることなく観られましたから、おもしろかったのでしょう。
シャーリーズ・セロンがこのところちょいイタイ役回りが多くて苦笑、
絶倫男のマイケル・ファスベンダーが今回は腹黒い人造人間。
ガイ・ピアースの老けメイクはいったい誰だかわからなかったほど。
そんな配役も楽しかったし、グロ描写にオエ~ッとなっている自分も可笑しいし、
椅子から飛び上がりそうにギョッとすることも何度か。
では、何がイマイチだったのかなと考えてみたら、
切なさみたいなものが足りないのです。
み~んないなくなっちゃって、ただ一人だけ取り残されて、
それでも地球に帰ることを選ばずに、さらなる惑星へと旅立とうとする。
こういうシーンに、これまでのリドリー・スコット監督なら、
どうしようもない切なさを感じさせてくれたと思うんですけれど、それがない。
もしも同監督でなかったら、「超B級だ~」で笑っておしまいにしちゃったかも。
『エイリアン』(1979)の前日譚だそうですので、
それをちゃんとわかって観なければ、なんだかなぁなオチになってしまいそう。
とにもかくにも、ノオミ・ラパス、ここでもすんげぇ生存意欲と能力。
本作絶賛公開中にどうして自ら命を絶ってしまったのでしょう、弟のトニー・スコット監督。
ものすごく、ものすごく残念です。心からご冥福をお祈りします。