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『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』

2020年10月04日 | 映画(さ行)
『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』(原題:誅仙1)
監督:チン・シウトン
出演:シャオ・ジャン,タン・イーシン,リー・チン,モン・メイチー,チウ・シンジー,
   セシリア・イップ,デヴィッド・チャン,ノーマン・チュー他
 
シネマート心斎橋にて中国作品を鑑賞。
別に観たかったわけでもなく、この後のレイトショー作品を観たかったから、
時間あわせのつもりで。
 
原作は中国の人気Web小説で、日本でもオンラインゲームとして人気を集めたファンタジー小説。
中国のコスプレ作品にはあまり馴染みがなく、オープニングのファンタジーっぷりにちょっと引く。
入り込むのに少々時間を要しましたが、終わってみれば結構面白くて、観たのは正解でした。
 
幼い頃、何者かに両親を殺されて孤児となった小凡は、
武術界の正義の門派“青雲門”に弟子入りする。
師匠の娘で姉弟子の霊児や、ほかの兄弟子たちに可愛がられて育ったものの、
武術の腕は一向に上がらず、兄弟子たちからは旨い飯をつくる炊事係として期待されているのみ。
 
両親の命日に故郷を訪れた小凡は、偶然、魔教の神器「摂魂棒」を手に入れる。
あるとき、負傷した小凡の血を吸い取った摂魂棒が、小凡を守ろうとしはじめる。
摂魂棒をなんとか奪取したい女刺客や鬼王軍団から小凡は狙われて……。
 
監督は『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(1987)のチン・シウトン
レスリー・チャンが主演だったのに、観ていないのです、私。
たぶんそっちを観ていたら、本作にも違和感なく入れたかも。
いろんな門派があって、武術大会でそれぞれの技を披露して闘うシーンなど美しい。
見慣れないものを観たけれど、慣れたら面白そうです。
 
中国では“名探偵コナン”が大人気。本作はそれを上回る人気なのだそうです。

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