しかし、ちょっと待てよ。これって要するに宣伝と気づかれないように宣伝しているだけではないのか? しかも1時間もかけて。もしそうだとすれば、丸亀製麺は関テレにいくら払っているのだろう? ひょっとしたら、これはネットに押されて視聴率が落ちるテレビ界の新しいビジネスモデルなのかも・・・。
そういえば、新聞記事の中にも「どっこいしょ記事」があると何かで読んだことがある。新聞社にお金を払って提灯記事を書いてもらい、金を払った企業も新聞社もウィン・ウィン、というのだそうだ。誰も損をしない?
最近、インターネットによる浸食で、テレビも新聞も大苦戦をしている。新聞の発行部数たるや5400万部(1979年)から4400万部(2015年)へと1000万部も激減している。そうしたこともあって、マスメディアは生き残りのために必死である。今後、こうしたどっこいしょ番組やらどっこいしょ記事がマスメディアの新たな収益源として増えてくるのかもしれない。
ちなみに、こうした「どっこいしょ報道」のことを、最近の用語で「ステルス・マーケティング」(略して「ステマ」=宣伝と気づかれないように宣伝をすること)というらしい。
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