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南英世の 「くろねこ日記」

栂池高原でスキー合宿

天王寺高校山岳スキー部の合宿に参加させてもらった。
12月25日の夜行バスで天王寺を出発し、26日、27日と滑って、その日の夜行バスで帰ってくる。
久しぶりの超ハードスケジュール。
からだが持つかなと心配したが、かろうじて持ちこたえた。

OB4名の参加も得て、総勢約30人が初級班、中級班、上級班に分かれる。
私はフリーにしてもらえたので、各班の間を適当に回る。
日ごろ、授業以外で生徒と接することが少ないので、こうした機会に生徒といろんな話ができるのはありがたい。
はじめてスキーを履いた生徒の指導にもあたったが、ちょっとしたアドバイスで、生徒はどんどんうまくなっていく。
授業と同じで、教える側からすればこれは快感に近い。
40年近く前にとった1級バッジはまだまだ健在だ。



栂池高原は、斜度20度から30度くらいの斜面が多く、ぶっ飛ばすには最高のゲレンデである。
しかし、そうした長いコースを一気に滑り降りることができなくなった。
息が上がってしまうのだ。
また、高速での踏ん張りもきかなくなっている。
筋力は確実に衰えている。

一番ショックだったのは、バランスを崩して転倒し、そのあと立ち上がろうとして立ち上がれなかったことだ。
ストックを突いて懸命に立ち上がろうとするのだが、息切ればかりして、踏ん張りがきかない。
なんたること。
自分でも信じられなかった。
長いスキー人生の中でも、こんなことは初めてだ。
スキー板を外して何とか体勢を立て直した。
もうすぐ68歳。いい思い出もできたことだし、そろそろスキーも卒業かなあ、などと思ってしまう

念願のこぶ斜面克服は、今年は雪不足で急斜面のゲレンデが閉鎖されていて練習できず。
残念。
でも、久しぶりに味わった最高に楽しい2日間だった。
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