パニック障害ファーム!

ブライダルアテンダーが、パニック障害アテンダーに!克服法の選択肢を広げる事を目的としています。

自律訓練法

2014-02-10 22:55:49 | Weblog
ここの所、子供達も大きくなり
(息子も来月に小学校を卒業です
色々と落ち着いてきて、御陰様で
自分がやりたい事に取り組み易くなっています
(まぁ今迄も、家族はじめ周囲の方々の御陰様で
 主婦でありながら、仕事も勉強も自分がやりたい事を
 本当に色々とやらせて頂きました

先月の「論理療法」に続いて、
おとといは数年前よりいつか習得しようと思っていた
「自律訓練法」のセミナーに参加して参りました!

自律訓練法とは【心と身体の緊張を緩めていく練習法】で、
1932年にドイツの精神科医シュルツによって体系化され、
今では全世界に広がり、日本でも臨床分野だけでなく、
教育・スポーツ・産業界において広く用いられるように
なり、その効果は

大まかには
<ストレス関連疾患の予防と健康増進に役立つ>
<創造性の開発>
<知的側面(集中力や記憶力向上)>
<対人・社会的側面(自発的な自己表現の増加>等々…

具体的・身近には
<不安・緊張・あがり症・手足の冷え等々>
本当に多岐にわたります。

これでもし、パニック障害が治ったとしたら
勿論すごく嬉しいですが、
正直それはあまり期待してはいません
少しでも症状の緩和に繋がれば十分です

”負”を全く背負わない人生はないですものね。
私もパニック障害があったからこそ、こういう
人生を歩み、このブログも開き、素敵な出会いも
ありました
悲しさも悔しさもありません。

諦める訳でも、開き直る訳でもないのですが、
「パニック障害を完治させよう」
と焦る事はやめました。

現状やあるがままを受け入れて、
その中で出来る範囲で取り組もうと思います

自律訓練法については書籍等も沢山ありますし、ネットでも
沢山紹介されて、独学でも習得可能ですが、

自分への効果だけでなく
必要な方やお役に立てそうな方々にも
いずれインストラクションをしたいと思っているので、
専門家の方に禁忌症や非適用症について
キチンと学びたかったのです。

セミナーは、日本における現在の自律訓練法の第一人者でもある
有名な大学の先生に学び、本当に色々と勉強になりました。

~練習中に生じる反応例~
の中で、色々とプラス効果が並ぶ中で
「不安感」というのが書いてあったので、
先生に質問をさせて頂きました。

「おっ恐れ入りますが…
 ”不安感”を取り除くためにこの訓練をしているのに
 副作用として”不安感”が出てくるというのは
 どのような事なのでしょうか…と

すると
「無意識・生理的レベルでずっと抑圧していた不安感が、
 この訓練によって副交換神経が優位になてカタルシス
 (感情や感覚の表出により精神的健康を増進させる事)
 が得られた結果だから大丈夫なのですよ」とお答え
下さいました。

その他にも、色々と質問をさせて頂いて
有意義な御回答を頂きました!

大雪の中、特に帰りは猛吹雪で大変でしたが、
大変勉強になりました

 



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