3.11

忘れられない日。

読売の編集手帳に

「どの死にも顔と名前があった。２人死亡と言うな/太郎と花子が死んだと言え」
川崎洋さんの詩で「存在」という。
何百人、何千人と、人間の死を量で語って来た事に罪の意識が働くのか、どうか。
去年の春もそうだったが、その日が近づくと顔と名前を備えた追悼文が知らず知らず
に増えていく」

とある。

何千人の死。。。。一派ひとからげに人の命を言って欲しくはないが・・・・
これも仕方ない事か？

「死」は生きてる限り誰にも訪れる。
きちんと別れを言って死ねるとは限らない。

ある日突然の別れ・・・・

私にはその経験が無いのでその悲しみやいかばかりか・・・・

癌で母親を亡くしたが父に手を握られ「michiの事を頼みます。さよなら」と言って
息を引き取ったそうだが(私は死に目にあえていない）

これでこの世との別れ・・・と言うのが分かるのだろう。

津波で命を落とした方々のこの世との別れのはざまに何を思い何を叫んだのか
どれだけ悔しかっただろうか・・・心中を察すると切ない。

どうぞ安らかに。。。。と願わずにいられない。