*台風8号 (フォンウォン)の進路。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/0808.html
大きさ:-
強さ :-
熱帯低気圧
存在地域:華中
中心位置:北緯 28度00分/東経 117度00分
進行方向、速さ:北西 20km/h(10kt)
中心気圧:992hPa
台風8号は、29日夜、上陸した中国大陸で温帯低気圧になりました。
<中国での被害>
2008年8月2日、中国水利部の公式サイトによると、豪雨の影響で長江下流の、河(チュウホー)流域の河道やダムの水位が上昇、本流・支流の水位も警告ラインを超え、洪水発生の可能性が高まっていると、中国新聞社が伝えた。
2日、台風8号から変わった温帯低気圧の影響を受け、安徽省中部、江蘇中南部は豪雨に見舞われた。
河流域で大雨が降り、局地で降水量の記録を更新、最大24時間降水量は安徽省州市鳥衣で、559mm。県429mm。江蘇江浦暁橋404mm。
河本流のコントロールステーションの観測では、2日午前10時30分の水位は12,28mに達し、前日午前8時比で4,72m上昇、警戒水域を2,78m上回った。
安徽省州市では、この豪雨で150万人以上が被害に遭い、市の半分以上の地域が浸水、主要道路には0,5m以上の雨がたまった。
河では3つの堤防が決壊しているが、現在まで死傷者は出ていない。
大きさ:-
強さ :-
存在地域:華中
中心位置北緯:27度25分/東経 118度00分
進行方向、速さ:北北西 15km/h(7kt)
中心気圧:990hPa
最大風速 :23m/s(45kt)
最大瞬間風速:35m/s(65kt)
15m/s以上の強風域:東側 600km/西側 280km
台風8号は、中国大陸に上陸後、内陸を北西に進んでいます。
現在も台風の勢力を保っていますが、今夜中には温帯低気圧に変わりそうです。
日本列島の明日は、夕立程度の降雨はありそうですが大雨の心配はなさそうです。
今後、太平洋高気圧の勢力が増し、気温が高くなりますので熱中症にご注意ください。
大きさ:-
強さ : -
存在地域:台湾海峡
中心位置:北緯 24度50分/東経 120度10分
進行方向、速さ:北西 20km/h(11kt)
中心気圧:975hPa
最大風速:30m/s(55kt)
最大瞬間風速:40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域:全域 70km(40NM)
15m/s以上の強風域:東側 540km/ 西側 390km
台風8号は、台湾中部に上陸し今日の日中は、台湾に居座るようにゆっくりと北西に進みました。
台湾の多い所では、降り始めから700㍉を超える降雨を記録した模様です。
台風は、勢力を弱めながら、今夜中にも中国大陸に上陸します。
この台風は、小さいながらも雨雲が発達しているようで、大陸にも被害が及ぶ可能性は、極めて高いと考えられます。
7月27~28日の日本列島は、気象学上特記すべき日であったと考えます。
記事→ http://blog.goo.ne.jp/mimifuku_act08/e/10bc8c4b698deb79022987c4af5957b4
明日(29日)は、今日のような大気の不安定な状態は解消されると思いますが、今回北陸から近畿に南下し、大きな被害を出した前線が、南海上にある高気圧が西に移動するため西日本(中国四国地方)にかかると予想されています。
全国的に突然の大雨に注意が必要です。
<台湾での被害>
台湾全域に28日夜上陸した強い台風8号の影響で、増水した田んぼに溺れるなどして男女2人が死亡しました。
この台風で、台湾中部花蓮県では、660ミリの降水量を記録。
台湾全域では43万棟が停電に見舞われたほか、各地で地滑りが発生しました。
(news.tbs.co.jp/7月30日記事転載)
大きさ:-
強さ :強い
存在地域:石垣島の南南西 約210km
中心位置:北緯 22度30分/東経 123度30分
進行方向、速さ:西北西 15km/h(7kt)
中心気圧:965hPa
中心付近の最大風速:35m/s(70kt)
最大瞬間風速:50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域:全域 110km(60NM)
15m/s以上の強風域:全域 440km(240NM)
台風は、予想よりも早く、明日の朝にも台湾に上陸する予想です。
大きさは小さいものの台風の速度が遅いために、台湾では明日の朝から大荒れの天気になり、終日交通はマヒすると考えられます。
予想通り950hPa以下の気圧で上陸した場合は、大きな被害も想定されます。
(また、この台風は強い勢力のまま中国大陸の奥地まで進路を進める可能性もあり、台風周辺の雨雲は、フィリピンにも大きくかかっているので、思いもせぬ大きな被害をもたらす可能性もあります。)
先島諸島が暴風域に入るかは微妙ですが、暴風雨が吹き荒れる可能性は高く、既に警戒態勢に入っておられると思いますが、気象情報は最新のものを入手してください。
日本では、明日も今日と同じような気圧配置と考えて間違いはないと思います。
北陸以北と東日本は大雨に、西日本は高温にご注意ください。
7月27日の昼頃、福井・敦賀市の金ケ崎緑地公園で開かれていたイベント会場で、大型テントが突風で飛ばされ、1人が死亡し、会場にいた8人が救急車で病院に搬送されました。
石川県小松市でも灯篭が倒れるなどの被害が出ています。
*北陸での気象の変化は、突然に起きたように感じますが、朝の気象レーダーを観測していれば午後から猛烈な雷雲が接近できることは予想できたと感じます。
ただし、今回の突風を予測するのは難しく避けがたい災害だったと感じます。
大きさ:-
強さ :-
存在地域:那覇市の南、約550km
中心位置 北緯:21度25分/東経 126度30分
進行方向、速さ:西 20km/h(10kt)
中心気圧:980hPa
中心付近の最大風速:30m/s(55kt)
最大瞬間風速:40m/s(80kt)
25m/s以上の暴風域:全域 90km(50NM)
15m/s以上の強風域:全域 370km(200NM)
台風8号は勢力を強めながら、28日午後3時頃には、台湾へ上陸する予報が出ています。
上陸時の中心気圧は、950hPaと予想され気象予報どおりだとすれば、台湾では先日の7号に続き、大きな被害も想定されます。
暴風域は小さいものの、明日の午前には、台湾が強風域に入ります。
また、南西諸島は間もなく強風域に入りますが、コースしだいでは、明日中にも暴風域にかかる可能性も残されています。
明日は、南西諸島では波も高く、船舶を中心に運行に支障が出そうです。
夜には、台湾での航空機に、欠航の可能性も考えられます。
旅行者は、時間に余裕を持った行動が求められるようです。
日本では、今日と同じく高温と、突然の大雨に注意してください。
今週、北日本に停滞した前線が南に下りてくるため、明日の午後からは、北陸以南の東日本も大雨の可能性があります。
気象情報に留意してください。
今日は、岐阜県多治見市で39度を記録しました。
東海から西の地域では、明日も同じような気象配置になりそうです。
また、西日本の南の海上にある高気圧の張り出しが強くなりそうなので、多くの観測点で今年の最高温度を記録する可能性が高く、重ね重ね熱中症にはご注意ください。
大きさ:-
強さ :-
存在地域:南大東島の南南西 約460km
中心位置:北緯 21度55分/東経 129度50分
進行方向、速さ:西北西 25km/h(13kt)
中心気圧:994hPa
中心付近の最大風速:18m/s(35kt)
最大瞬間風速:25m/s(50kt)
15m/s以上の強風域:全域 260km(140NM)
平成20年07月25日午後に、台風8号が発生しました。 この台風は、南大東島の南の海上にあった熱帯低気圧の発達したもので、この海域での台風の発生は、今年初めてのものです。
この台風は、発達しながら台湾方向へ向かうと予想されています。
また、この海域の台風が発達すると、列島の気温が、1~2度程度上昇(特に観測点の南側に山を持つ地域)にしたり、前線が思わぬ活動(局地的な大雨)をしますのでご注意ください。
今日も西日本を中心に全国的な暑さが続きますので、お身体にご留意しつつ良い週末をお迎えください。
*付録として、下記に全国の雨雲レーダーのリンク先を記入しますので、
お気に入りものをお探しください。
<全国の雨雲レーダー>
気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/index.html?areaCode=000
ウェザーニュース
http://weathernews.jp/radar/
tenki.jp(レーダー)
http://tenki.jp/rdr/r2187_1.html
Yahoo!天気情報
http://weather.yahoo.co.jp/weather/raincloud/index.html
国土交通省:防災情報提供センター
http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html
中1の私にとってとてもわかりやすかったです!
台風の情報は、どこをみて書いているのかもしよかったら
教えてください
台風の基本情報は、気象庁の台風情報です。
この記事の中の、緑色の英語で書かれた部分の上をクリックすると情報があります。
その情報が、実況情報です。
コメントは、基本情報と過去の気象の記憶から、分かりやすいようにと考えて自分の言葉で文書にしています。
被害が起きそうな情報は、台風情報とレーダー、天気図、衛星画像などから推測します。
天気図と、衛星画像は、tenki.jpの情報が見やすいです。
上記、tenki.jp(レーダー)の緑色部分をクリックして、その先の衛星画像、天気図を再びクリックしてみてください。
天気図は、2~3日先まで確認することができますので、どのような勢力で台風が動くと予想されているか確認することができます。
ただし、気象庁の予測とは若干違うので、判断は自分でしなければいけません。
難しい言葉もありますが、色々と勉強して自分の判断ができるようになると天気予報のことが好きになれると思います。
頑張って勉強してください。