非正規労働者、過去最高３８％。

非正規労働者、過去最高３８％。
今朝の地方紙の一面に掲載された文字。
その数字をどのように読めば良いのか？
非正規労働者には失業者は当然含まれない。
非正規労働の配分が分からねば実数の所在も計りかねる。
何れにせよ賞与の対象にならない者。
年金すらも自己負担を強いられる者。
同じ労働条件でも広がる手取収入。

過去最高の利益をあげる大手スーパーやコンビニ業界の雇用条件。
巨大企業が定める時給に一喜一憂するアルバイト店員。

企業優遇のアメリカ型経済政策と政府が目指す合理性。
過去の遺物になった護送船団の日本型経済。

また、
非正規労働者の割合の中で子育てや介護など進んで時間労働を希望する方々。
３８％の非正規雇用割合に占める非正規でしか働けない事情も考慮。
３８％に含まれる意味の提示がなければ、
これもまた実数は把握できないとも思う。

何れにせよ広がる格差、
その意味を考えたい。