mimi-fuku通信

このブログを通して読み手の皆様のmimiにfukuが届けられることを願っています。

2012年6月19日:台風4号の大騒動(私の行動)&気象庁の失態と疑問。

2012-06-19 22:35:35 | 台風関連

2012年6月19日:午後3時頃だと思う(未確認)。
気象庁は突然に台風の進路を大幅に修正した。
私は6月18日~19日に東京へ出張。
帰宅日時にあたる6月19日の夜の台風の動きを注視。
6月18日の夜の時点の発表では、
19日の午後6時に大阪市周辺を965hPa。
夜半には石川県周辺に到達。
6月19日の朝にホテルで見たニュースでは、
関西地区で瞬間風速50m以上の暴風予想
ただし、
台風の速度が幾分遅く進行したために、
大阪市付近を午後9時に上陸の可能性。
ブログ記事にコメントを頂いた、
うみさんのデータによると、

2012年6月19日午前11時発表
予報19日21時
オオサカシ 付近
中心気圧 970 hPa
最大風速 30 m/s
予報円の半径 90 km
と、
私の記憶を証明してくださっている。

*午後9時頃に大阪周辺に上陸の情報は、
お昼のニュースで流れただろうことを想像。

東海~関東の人々に油断を与えた。

昨晩(18日夜)の私の不安は、
台風4号が午後8時頃(19日)に日本海に進路を進めた場合は、
午後6時以後の私が乗るはずの飛行機は欠航になるだろう。
その場合は台風の進路とのタイムラグを計算して、
午後3時には新潟周りの上越新幹線に乗車。
午後8時までに帰宅する選択肢。
*決定期限は午後2時(東海道新幹線は進路で想定外)。

度々確認した気象庁の予報は午前0時(20日)。
岐阜市周辺に台風の中心位置。
ならば、
午後7時の北陸地方の風は瞬間でも20m前後(風速12m)。
予定通りに午後6時10分発の日本航空への搭乗を決めた。
帰路の飛行状況は驚くほどに安定しており、
定刻の午後7時10分に到着。
全日空は定刻より15分遅れで到着。
石川県小松市は小雨模様も穏やかだった。
*帰宅後も風音を感じることなく雨音だけが耳に聞こえる。

その時間(帰宅時間)に、
台風4号は紀伊半島を抜け愛知県東部へ進行。
予報の変更は6月19日午後3時頃。
それまでの、
大阪市周辺から福井県東部を抜けて、
佐渡、山形県酒田への進行予報が、
名古屋市周辺から山梨県を抜けて、
東北の太平洋側へと進路予想を大幅修正。
日本中が大混乱(大騒動)に陥った。
*僅か1時間での大幅な進路予想の変更は記憶にない。
台風の進路予想に大きな含みがあることは認識しているが、
余りに短時間での進路予想の変更は合点がいかない。
これまでは徐々に予想進路を変更していくのが常だった。
何かデータの入力に大きな誤りがあったと私は邪推する。

実は携帯電話や出先のネット通信で、
気象庁、ウェザーニュース、日本気象協会(tenki.Jp)
の3社の予報を確認していたのだが、
日本気象協会だけは18日の午後3時頃まで、
東海~関東への進路を予想していた。
それが午後7時には、
気象庁の予報に合わせるかのように情報修正。
*邪推だが気象庁の圧力(情報の統一)も感じる。

そして午後7時(18日)の、
NHKニュースとスーパー・コンピューターの降雨予報の画像。
昨晩のニュースを見た時点で東海~関東地方の人々は、
自分たちの地域から進路が外れたと安心しただろう。
逆に、
近畿~北陸地方の人々の心には不安が渦巻いただろう。
その結果はどうだ?
スーパー・コンピューターに頼り切り、
考えることを止めた気象庁の失態。
東日本大震災の時の失態に、
何ら反省もしていない気象庁の体質。
*民間予報会社の予報に度々の苦言を呈する前に、
台風の進路を見誤った今回の予報の反省と謝罪。

それ(悔しい思い)がなければ、
気象庁は再び大きな過ちを犯す。


私は以前にmimi-fuku通信で、
こんな文書を文字にした。

もし世界中の研究者が束になって、

コンピューターにベートーヴェンの難曲中の難曲である、
29番のソナタをプログラムして音に変換・録音したとして、
必ずしも誰もが感動するとは限らない。
それどころか、
プログラムする人間に“音楽のセンス”がなければ、
楽譜に忠実な完璧なだけの演奏は、
抑揚のないつまらない音の集合体に聴こえるだろう。
それこそ(データに忠実で完璧な答え)が、
コンピューターが人間を超えることができない壁なのだ。
*正しいデータが入力されない限り誤った答えを出し続ける。
ただし自然や感情と言った正しいデータが不鮮明な場合は、
どんなに優秀なコンピューターでもデータの入力は不可能に近く、
データがなければ解答を出すことができない事実も認識すべき。
今回の失態を鑑み〝ふと〟そのことを思いだした。
コンピュータいかに優れようと、
データを入力するのは人間の知恵。
どこかで、
何か間違ったデータを入力してはいないか?
そんなことを思う。

*****

【気象庁発表の疑問点】

<19日11時の実況>
存在地域:種子島周辺
中心気圧:965hPa
25m/s以上の暴風域
南東側 190km(100NM)
北西側 110km(60NM)

<19日20時の実況>
存在地域:豊橋市周辺
中心気圧:965hPa
25m/s以上の暴風域
南東側 190km(100NM)
北西側 110km(60NM)

午前11時のデータと、
午後8時のデータがまるで同じ。
衛星画像を確認する限り、
海上と陸上で計測された、
2つのデータの数字が、
一致するとは考えにくい。
*海上のデータは基本的に推測。

さらに、
和歌山県に上陸後の各地の風速は、
1. 東京 三宅坪田 28m/s  20時  
2. 東京 神津島 25m/s  22時  
3. 静岡 御前崎 25m/s  21時  
6. 静岡 静岡空港 23m/s  21時  
7. 静岡 磐田 22m/s  21時  
8. 東京 八王子 21m/s  22時  
9. 和歌山 潮岬 21m/s  16時  
10. 愛知 セントレア 21m/s
(tenki.jp調べ) 

と観測されており、
上陸後の豊橋市のデータにある、
中心付近
最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
進行方向、速さ 北東 65km/h(35kt)

に符合する暴風地点が見つからない。

恐らく各地方気象台には精密な気圧計があるはずだが、
それらの気象台の気圧計はどんな山を形作っているのか?
*各地の気圧履歴を計測することで暴風域の大きさを判断。
何か、
“とんでもないデータの改竄(かいざん)”
を感じるのは私の気のせいだろうか?
*その私の愚問に答えられる人は、
是非コメントに記述してください。

コメント (12)
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