随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

愛地球博について(1)

2005-05-28 23:13:52 | Weblog


本日は社員旅行で、「愛地球博」に行って来ました。日帰りでの強行スケジュールでやや疲れましたが、おもしろかったです。こういうときはいつも思うのですが、次回行くときは今回よりもうすこしうまく立ち回れそうな、そしてもっと楽しめそうな気がします。

朝は6時30分に会社に集合してバスにて出発。出発と同時に缶ビールが出てきました。また、社員のみなさんの差し入れの漬け物やいなり寿司も沢山あって食べきれないほど。しかし、朝の6時、まだ眠気がとれていないのにビール、というのは社員旅行ならでは。ちかごろのバスは、後部1/3くらいの座席を90度回転させて背もたれを窓に向け、中心にテーブルを取り付けてラウンジにできるようになっており、景色は眺めにくいですが、ビールなどを飲みながらの旅には最適です。トイレ休憩を2度ほど入れて、万博会場についたのが9時30分ころ。北ゲート周辺の企業パビリオンには早くも行列ができていました。

とりあえず、北ゲートから入場して、グローバル・ループを歩くと、最初にたどり着くのがグローバル・コモン1のサウジアラビア館かインド館。インド館は行列が無かったので、つい入る。続いて同じエリアにあるイラン館。イラン館では100万円相当のペルシャ絨毯を展示(販売?)していましたが、それ以外は特に印象に残らず。各国館は、自分の好きな国、興味のある国、特徴のあるパビリオン(乗り物に乗れるドイツ館やワッフルが食べられるベルギー館とか)に絞った方がよさそうです。何カ所も回ると、スタンプはたまって充実感がありますが、すぐに印象が薄れ、記憶がこんがらがってしまいます。

次にマンモスラボ(単独観覧)へ。ただマンモスの骨を見るだけなのに、「50分待ちです」などというアナウンスがありましたが、実際に並ぶと待ち時間は15分くらいでした。動く歩道のため、立ち止まることもできず、見学時間は30秒ほど。マンモスの牙が立派だったこと、眉間(?)のあたりに毛が生えていてリアルだったことが印象に残りました。「愛地球博に行ってマンモスの骨を見たよ」と言えばとりあえずカッコがつくので、そのためだけでも(笑)行ったほうが良いと思います。入場してすぐに並べば、当日の整理券が手に入るようなので、グローバル・ハウスは見た方がよいと思いました。

レストランは、どこも混んでいるようなので、家からおにぎりを持ってきました。フードコートではいろいろなものが食べられますが、座る場所がなく、結局開いているスペースにビニールシートを敷いて、持参のおにぎりと買った生ビールで昼食をすませました。

午後はとりあえず、会場の南の端、グローバル・コモン4まで歩き、ドイツ館へ行きましたが、有名な乗り物が故障しているとのこと、復旧は明日以降とのことで、あきらめてキッコロ・ゴンドラ(片道600円)に乗りました。チケットを買うのに30分ほど待ちましたが、空中からの眺めは最高でした。

最後はトヨタ館。事前にインターネット予約していましたが、すぐに入場できるわけではなく、集合時間から開演時間まで結局40分ほど待たされました。それでもショーは感動しました。ロボットによるブラスバンドの演奏などは、音も良いし、リズムを取りながらの体の動きもなめらかでとてもロボットとは思えないほどです。また、メインのパーソナル・モビリティ「i-unit」を中心としたオペラもおもしろく、40分待った甲斐がありました。

6時に会場を出発して、またまた、ビールを飲み、おつまみを食べ、松本についたのが9時すぎ。さすがに疲れました。