随所随縁

所に随(したが)い、縁に随い、時に随い、想いに随い、書き留めていきたい。

日本青年会議所全国会員大会に参加(2)

2006-10-08 23:04:40 | Weblog

日本青年会議所(JC)が主催する、全国会員大会の2日目は、大会式典および今年JCを卒業する会員の卒業式が行われます。
どうやら、私の所属する松本JCの伝統のようですが、松本JCの卒業生のために、この式典の一番良い席を確保する「席取り」をしました。まあ、ただ早く起きて会場に行き、順番待ちをするだけですが。そういうわけで今朝は4:00に起き、というより昨夜から続いて4:00まで飲み、会場へ向かいました。そして東北の冷たい風が吹き付ける中、2時間近く並び続けたこともあり、最前列・中央の席を確保することができました。

一段落したので、式典が始まるまで1時間あまり休もうと、となりのファミリーレストランに行くと、同じようなJCメンバーでごった返していました。このかきいれどきに、店員は厨房1名とレジ1名のみ。料理を出すどころか、注文とりさえも出来ない有様で、このようなビジネスチャンスを逃すとは非常にもったいないと思いました。続いてとなりのインターネット喫茶へ行きましたが、こちらもJCメンバーでいっぱい。しかもこちらの店は会員制らしく、みな、会員証の申込用紙に記入していました。もう二度と来ないであろう「会員」をこんなに集めてどうするのか、と思いました。式典会場の隣なのだから、JCメンバーであれば、本日にかぎり会員登録不要で最初の30分は無料、くらいのことをしてくれれば良いのに、郡山のイメージアップにつながるのに、と人ごとながら残念に思いました。

式典会場に入ると、広いこと、そして隙間なく椅子が並べられて、入場者は7~8千人くらいでしょうか、これほど多くの人がぎっしりといるのにまず、びっくりしました。式典も、オーケストラの演奏あり、オペラ歌手や平原綾香さんの歌があり、何もかもが豪華・荘厳な仕掛けで、さすがは「全国大会」という感じでした。続いて行われた「卒業式」では、今年JCを卒業する(40歳)予定の方が、ステージ上にぎっしりと並び、卒業生への贈り物として、郡山の小学生の合唱団による合唱があり、卒業生代表の答辞があり、と、その雰囲気は、まさに学校の卒業式を思い出させました。地域の発展のために、長年無償で(というより会費を払って)ボランティア活動に取り組んでこられた人たちばかりであり、卒業生にとっては、学校の卒業式と同様、忘れられない一日になったのではないかと思います。

昨日の朝4時に起きてから、一睡もせずに過ごした「全国大会」もようやく終わり、またバスに乗って帰路につきました。途中、高速道路が暴風雨で通行止め、という区間もあり、8時間あまりのバスの旅となりました。帰宅したのは夜の12時前。初参加ということもあり、かなり疲れましたが、印象に残る大会となりました。来年の全国大会は北海道の帯広、そして私が「卒業生」として参加する(であろう)大会の会場は沖縄の那覇・・・・・これまたながーい「全国大会」になりそうです・・・