春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

年に2回の樹木の移動日。

2018-03-05 | 樹木
安行地区には、大小数百の造園や樹木栽培の業者がいます。多くは樹木の大苗は
自宅の敷地に植えてますが、ほとんどが小売をいたしません。 中苗や小苗の木々は、安行地区の花キ温室前のかなり大きな敷地に植え込ん
で、来るお客様にこの場所から売る形体を取ってます。     この場所は3月、9月に すべての樹木を移動させます。 50区画の場所は抽選で振り分けられます。くじ引きです。
入り口に近い場所が一番の人気の場所、50社の抽選で決まり、半年で会社の宣伝や、魅力ある木々の紹介をいたします。
移動して木々の麻布巻きは新規に作り、再び植え込む作業です。この作業は時間がかかります。




前に植え込んであった木々は、すべて自社に持ち帰り改めて、全て麻布巻きにして
再び植え込みます。  麻等は半年の間に朽ち果てます。 半年の猶予は朽ち果てる期間を考慮してます。




小型クレーン車を用いて荷降ろしや詰め込みをします。
一人の業者さんのときは自分らが手を貸します。 助け合いです。 実は建設業をかつて仕事をしてたので何でもこなすことが
出来る重機車両の免許も持つ強みがあります。内緒です。






昔は、わらで根巻きをしてましたが、現在は麻布です。
巻き方は熟練の技術が要り、素人では巻くことが出来ないほど難しいです。 



この場所から自社の宣伝も出来ます。 自治体の街路樹課が来て街路樹の品定めを希望して
かつて膨大な本数が出た過去もありました。





安行地区の業者さんたちの場所の地図も用意してます。


安行の広大な地域に広がる業者の方の場所に行くよりは、ここの場所で業者を呼ぶことが出来ます。取引業者との打ち合わせも、この場所で出来ます。
日々の取り組みをして、さらに安行地区を知ってもらうことも大切なことです。今は建売住宅は庭付がほとんどありません。庭に樹木を植えることが出来ません。厳しい時代を生き抜
くには知ってもらうことが重要なことです。