なんと珍しいと思って見直したら京都黄トマトという名のイエロートマトでした。
トマトが黄色くて何がいいのか?
試食した結果、特に何もありません(笑)
が、物珍しいってだけで食卓の話題にはなります。
オリジナルのテレビシリーズの前日譚となるJ・J・エイブラムス版STAR TREK
主人公が若返ったことで、スピード感のある青春映画に生まれ変わりました。
旧映画シリーズで登場する「コバヤシマル・テスト」やTVシリーズでおなじみ
サレック大使やパイク船長のシーンではなく、筋金入りトレッキーの私が反応したのは
スールー(カトー)のフェンシングネタやチラッとだけ登場するクリスティン・チャペル看護士。
そんなコアでレアなファンでも素直に感動したのがレナード・ニモイの登場シーン。
御歳78才にして背筋が伸び、矍鑠としたスポックを演じてくれたのは嬉しかった。
続編もありそうですね、どっかでアマンダを生き返らせないとTVシリーズと整合しないし(笑)
当代1・2を争う流行作家にして、私に言わせれば最も過大評価されてる作家
伊坂幸太郎の同名小説の映画化。それにしても次から次に映像化されますね。
トリックの性格上映像化は不可能と思われた「アヒルと鴨のコインロッカー」も
きっちり映画になりましたからねえ。そんなにおもろいですか?
なんかサラッと軽くて奥深さが無い。東野圭吾と並び称されることが多いし
最近じゃ村上春樹と比較する人もいるけど、失礼に過ぎると思う。
伊坂作品には実在の人物、特に有名なアーティストが多数出てきますが
なんというか、ビートルズもディランもゴダールも単にアイコンとして使ってるだけで
別に好きでもなんでもないんじゃないかなあ、そんな気がする。
とまあ、ほぼ全作品を読んでいながらあんまり貶すのもどうかと思うので
肝心の映画の話ですが、原作を無難になぞった感じでしたね。「天然コケッコー」では
下手クソだった岡田将生がちゃんと芝居してたのと、小日向文世のカツラの不自然さ
が印象的、あと渡部篤郎のムカツク演技と吉高由里子の屈折感が上手かったかなあ。
それくらいですかね、感想としては。