「おっぱいバレー」は一人で観れても「ひみつのアッコちゃん」は無理。
綾瀬はるかの新作は大スクリーンで観たいけど50過ぎのおっさんに
アッコちゃんはハードルが高すぎます。と、思ってましたが・・・
救世主は意外と身近にいました。
そんな訳で今朝、岡田将生ファンの家内と一緒に観てきました。
初めて「夫婦50割」使って鑑賞したのがアッコちゃんとは!
映画を観た感想は・・・前の席で頭の禿げたおじさんが一人で観ててビックリ!
ん?中身の感想ですか?
まあ、そこはノーコメントってことで(^^ゞ
「おっぱいバレー」は一人で観れても「ひみつのアッコちゃん」は無理。
綾瀬はるかの新作は大スクリーンで観たいけど50過ぎのおっさんに
アッコちゃんはハードルが高すぎます。と、思ってましたが・・・
救世主は意外と身近にいました。
そんな訳で今朝、岡田将生ファンの家内と一緒に観てきました。
初めて「夫婦50割」使って鑑賞したのがアッコちゃんとは!
映画を観た感想は・・・前の席で頭の禿げたおじさんが一人で観ててビックリ!
ん?中身の感想ですか?
まあ、そこはノーコメントってことで(^^ゞ
下馬評が覆る波乱も多々あるアカデミー賞なのでひそかに期待していましたが
「戦火の馬」は残念ながら無冠に終わりました。
アカデミーは馬より犬を取ったか!って感じですが(←違うか?
とにかく私は馬の名演を楽しみに今週末にせまった公開を待ちたいと思います。
以前綾瀬はるかはミスキャストじゃないか?と書いた「プリンセス・トヨトミ」ですが
それは私の勘違い、原作と男女が入れ替わってて、聡明でクールな旭ゲーンズブールじゃなくて
おっちょこちょいで不思議ちゃんキャラの鳥居役なら納得です。
原作自体大ぶろしきを広げる割にスペクタクルの無い本だけにうまく映像になるか心配でしたが
不可思議な味わいを残しつつそれなりに見せる映画になっていたんじゃないでしょうか。
現実の日本国の政治がおそまつ過ぎるおかげでちょっと国体のありようを考えさせられる作品に
なったのはタイミングが良かったですね。
一緒に行った家内は「岡田君かわいい。声もいい。岡田君ばっかり見てた。」というので
「いやいや、なんといっても見どころは綾瀬はるかの胸の揺れ具合でしょ。」と返しておきましたが
けしてそればっかりの映画じゃありません。
ちなみに大阪全停止中、観光客はどこに行った?という疑問は・・・言っちゃいけないお約束です(笑)
あるトラウマから電車に乗れなくなった月子(宮崎あおい)
ホームに近づく淀屋橋行き。
こわばる月子のアップ。
ホームに滑り込む電車。風圧が月子の前髪を揺らす。
固まる月子のバックショット。
その前で停車する電車は・・・中之島行き。
編集粗っ!
だらしない役やると豊川悦司は上手いですね。
かわいい大人な薬師丸ひろ子とか一見サバサバの水川あさみとか
小心で生真面目な濱田岳とかみんな自分のフィールドで持ち味を発揮してるんですが
まあ予想の範囲は超えません。
そんな中、石橋蓮司のオカマ役は絶品でした。助演女優賞モノです!
あとワンシーンだけ出る井川遥がいい。
とまあ、作品の内容にまったく触れてませんがいくら「ネタばれ上等」の当レビューでも
書かない方がいい映画はあるわけで・・・。
と言いつつ、大ネタはかなり早い段階で判っちゃいますが。
泣きました、涙ってこんなに流れますか?っていうくらい。
私、この25年間、牛に食わせてもらってるし、その内2年間は牛小屋の上に住んで
文字通り牛と寝食をともにしたので、客観的に観れてないっていうとこはあると思うけど
このドキュメンタリーはただ老人と老牛の交流に感動するって話じゃないからね。
もちろんじいさんと牛の話が中心で、普段は草木のように寡黙なじいさんが
牛をほめられたとたんに饒舌になるシーンや、牛の食べる草が「毒になる。」と言って
農薬を使わない頑固さがとてもいい。
一方でこれはじいさんとばあさんの物語でもあるしばあさんと老牛の話でもある。
普段は文句タラタラで悪態ばかりついてるばあさん。でも痛む体で地面に這いつくばって
働くじいさんや都会で暮らす息子たちを思いやるやさしさも持ってるし、なによりとうとう
最期を迎えた牛にかけてやる言葉が・・・いやもう号泣ですよ。
この映画に出てくるじいさんばあさんっていうのは、私らの両親の世代にあたる。
韓国でも日本でもおんなじだけど、この世代の人達がものすごく頑張ったから
今僕らはのほほんと暮らせているわけです。
だからこの映画を観て湧き上がるのは両親への感謝の念です。
季節はずれの墓参りに行っちゃいましたよ。そういう力がある映画でした。
泣けた。
こんなくだらない映画を今年の1本目に選んでしまって、後悔の涙が止まらない。
「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督と「Love Letter」の中山美穂のコンビで
なにがしかの感動作になっているかと思いきや・・・ひどい。ひどすぎる。
R15+だけどR150+でもいいよ。人類の鑑賞に耐えないデキ。