goo blog サービス終了のお知らせ 

マイクのヘタうま写真館

馬を追いかけ、カメラ片手に東奔西走しているマイクのブログ

ひみつのアッコちゃん

2012-09-29 21:20:02 | 映画レビュー

「おっぱいバレー」は一人で観れても「ひみつのアッコちゃん」は無理。
綾瀬はるかの新作は大スクリーンで観たいけど50過ぎのおっさんに
アッコちゃんはハードルが高すぎます。と、思ってましたが・・・
救世主は意外と身近にいました。


そんな訳で今朝、岡田将生ファンの家内と一緒に観てきました。
初めて「夫婦50割」使って鑑賞したのがアッコちゃんとは!

 映画を観た感想は・・・前の席で頭の禿げたおじさんが一人で観ててビックリ!

ん?中身の感想ですか?

まあ、そこはノーコメントってことで(^^ゞ
 

 


 


 


戦火の穴馬

2012-02-27 21:59:57 | 映画レビュー

下馬評が覆る波乱も多々あるアカデミー賞なのでひそかに期待していましたが
「戦火の馬」は残念ながら無冠に終わりました。

アカデミーは馬より犬を取ったか!って感じですが(←違うか?

とにかく私は馬の名演を楽しみに今週末にせまった公開を待ちたいと思います。


プリンセス・トヨトミ

2011-07-07 22:11:11 | 映画レビュー

以前綾瀬はるかはミスキャストじゃないか?と書いた「プリンセス・トヨトミ」ですが
それは私の勘違い、原作と男女が入れ替わってて、聡明でクールな旭ゲーンズブールじゃなくて
おっちょこちょいで不思議ちゃんキャラの鳥居役なら納得です。

原作自体大ぶろしきを広げる割にスペクタクルの無い本だけにうまく映像になるか心配でしたが
不可思議な味わいを残しつつそれなりに見せる映画になっていたんじゃないでしょうか。

現実の日本国の政治がおそまつ過ぎるおかげでちょっと国体のありようを考えさせられる作品に
なったのはタイミングが良かったですね。

一緒に行った家内は「岡田君かわいい。声もいい。岡田君ばっかり見てた。」というので
「いやいや、なんといっても見どころは綾瀬はるかの胸の揺れ具合でしょ。」と返しておきましたが
けしてそればっかりの映画じゃありません。

ちなみに大阪全停止中、観光客はどこに行った?という疑問は・・・言っちゃいけないお約束です(笑)


マイク的アカデミー賞 2010

2011-02-18 22:38:41 | 映画レビュー
作品賞 『告白』

監督賞 中島哲也 『告白』

主演男優賞 妻夫木聡 『悪人』

主演女優賞 松たか子 『告白』

助演男優賞 榎本明 『悪人』

助演女優賞 木村佳乃 『告白』

脚本賞 J・ルーカス S・ムーア 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

脚色賞 中島哲也 『告白』

撮影賞 『アバター』

編集賞 『インセプション』

音響賞 『インセプション』

新人俳優賞 橋本愛 『告白』

アニメーション作品賞 『ヒックとドラゴン』

ドキュメンタリー作品賞 『牛の鈴音』

ベスト5  1位『告白』2位『インビクタス/負けざる者たち』3位『アバター』4位『悪人』5位『ずっとあなたを愛してる』
ワースト3 1位『サヨナライツカ』2位『ユキとニナ』3位『天国への郵便配達人』  

みたいな感じですかね。

インビクタス/負けざる者たち

2010-02-17 22:14:10 | 映画レビュー
1995年のラグビーワールドカップはいろんな意味で驚愕の大会でした。

控え選手中心の半2軍に我が日本チームが145点取られて惨敗した対ニュージーランド戦。
そのニュージーランドを破って、初出場ながら初優勝を飾った南アフリカの快進撃。

国際試合からオミットされていたので未知数でしたが「強いらしいよ。」とは聞いていました。
でも、未だ見ぬ強豪っていうのは蓋を開けてみれば大したこと無いっていうのが相場と
思っていたから、オールブラックスに守り勝った南アフリカのディフェンスは衝撃的でした。

そんな見る人によってはノートライの凡戦。見る人によっては力の入る熱戦の舞台裏に
こんなドラマがあったとは・・・

「メイクマイデー!」と挑発し犯人を容赦なく撃ち殺してきたクリント・イーストウッドが
齢を重ねてたどり着いた「自己犠牲」の境地が『グラン・トリノ』だったとしたら本作は
「赦しによる統一」がテーマ。

はっきり言えばスポーツの政治利用に他ならないんだけど、あえて征服者の誇りを
擁護し支援することで国威を掲揚しようとするあたりマンデラという人は高度に政治家
だったんだなあと思う。「10億人が我が国に注目するのか。」といってほくそ笑む
シーンがあるんだけど、なかなかの策士ぶりです。

同時にアメリカで黒人のリーダーが誕生したこの時期に、サッカーワールゴカップを
控え、再び注目を集める南アフリカを舞台に、映画を撮るイーストウッド監督も策士
だよねえ。商業的にタイムリーじゃないと観てもらえないし、観てもらえないことには
メッセージは伝わらないんだから、一流の芸術家でありながら商業的嗅覚を持つ
御年80にして現役最強の映画監督です。

後半のラグビーのシーンも含め緊張感溢れる画面作りにも年齢を感じさせません。

映画は彼が出獄するところから始まっているので、生まれつき平衡感覚に富んだ
平和的人物のように見えるけど、元々はレジスタンスで政権側から言えば完全な
テロリストだったんだよね。

長い投獄の間に白人を観察し、研究し、結果的にやられてもやりかえさないという
方法を選択した彼の内なる変化にも興味のあるところ。「マンデラの名も無き看守」や
「遠い夜明け」も併せて見ることをお勧めします。

今度は愛妻家

2010-02-17 21:52:49 | 映画レビュー

だらしない役やると豊川悦司は上手いですね。

かわいい大人な薬師丸ひろ子とか一見サバサバの水川あさみとか
小心で生真面目な濱田岳とかみんな自分のフィールドで持ち味を発揮してるんですが
まあ予想の範囲は超えません。

そんな中、石橋蓮司のオカマ役は絶品でした。助演女優賞モノです!
あとワンシーンだけ出る井川遥がいい。

とまあ、作品の内容にまったく触れてませんがいくら「ネタばれ上等」の当レビューでも
書かない方がいい映画はあるわけで・・・。

と言いつつ、大ネタはかなり早い段階で判っちゃいますが。


牛の鈴音

2010-02-17 21:25:09 | 映画レビュー

泣きました、涙ってこんなに流れますか?っていうくらい。

私、この25年間、牛に食わせてもらってるし、その内2年間は牛小屋の上に住んで
文字通り牛と寝食をともにしたので、客観的に観れてないっていうとこはあると思うけど
このドキュメンタリーはただ老人と老牛の交流に感動するって話じゃないからね。

もちろんじいさんと牛の話が中心で、普段は草木のように寡黙なじいさんが
牛をほめられたとたんに饒舌になるシーンや、牛の食べる草が「毒になる。」と言って
農薬を使わない頑固さがとてもいい。

一方でこれはじいさんとばあさんの物語でもあるしばあさんと老牛の話でもある。
普段は文句タラタラで悪態ばかりついてるばあさん。でも痛む体で地面に這いつくばって
働くじいさんや都会で暮らす息子たちを思いやるやさしさも持ってるし、なによりとうとう
最期を迎えた牛にかけてやる言葉が・・・いやもう号泣ですよ。

この映画に出てくるじいさんばあさんっていうのは、私らの両親の世代にあたる。
韓国でも日本でもおんなじだけど、この世代の人達がものすごく頑張ったから
今僕らはのほほんと暮らせているわけです。

だからこの映画を観て湧き上がるのは両親への感謝の念です。
季節はずれの墓参りに行っちゃいましたよ。そういう力がある映画でした。


サヨナライツカ

2010-01-27 00:35:22 | 映画レビュー

泣けた。

こんなくだらない映画を今年の1本目に選んでしまって、後悔の涙が止まらない。

「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督と「Love Letter」の中山美穂のコンビで
なにがしかの感動作になっているかと思いきや・・・ひどい。ひどすぎる。

R15+だけどR150+でもいいよ。人類の鑑賞に耐えないデキ。