ダービーの打ち上げは浅野靖典さん御用達のネパール料理店。ネパール料理は初めてですが
本格インド料理をうたっている店も実態はネパール人経営というパターンが結構あるそうなので
メニューはほとんどインド料理と共通でしたが、人参とタマネギの漬物みたいなのが超激辛で
クセになりそう。あとネパール風マンゴーシャーベットというのがイメージとまったく違う代物で
なんというか若干粉っぽいんですが、これがまた不思議な旨さで止まりませんでした。
お支払いはフェノーメノ本命で儲けたソングさんが大半を出してくれてゴチになっちゃいました。
翌日は早朝から観光客の一人もいないスカイツリー(本当にひとりとしていなかった)を見に行き
ホテルに戻ってひとっ風呂浴びてから(客室のシャワーが故障中、でも最上階に大浴場があるのだ)
チェックアウトを済ませ、モノレール浜松町駅のコインロッカーに荷物を放り込み2駅先の大井競馬場へ。
目的は2週間前に入厩したブローザキャンドルの10ことキャンドルリレー。牧場で会ってないので
これが全くの初対面です。そもそも大井競馬場の厩舎エリアに入ること自体が初体験でした。
2号入場門から入って左手、守衛所で受付をすませて入域するとすぐ左手に厩舎が軒を連ねてるのですが
所属の藤田厩舎はそこにはありません。コースの外周に沿って作られている道路をモノレールに沿って
1コーナー~2コーナーと進みさらに向こう正面を3コーナー目指して歩いた先にあります。
看板が掛っている厩舎もあれば、見当たらない厩舎もあり、藤田厩舎の看板を求めて少々さまよっていると
おそらく守衛所から連絡が行ってたんでしょう、先生の方から見つけて声をかけていただきました。
早速厩舎内に案内して頂きご対面、あらためて厩舎前に出してもらってビデオ撮影。そして立ち姿をパチリ。
担当厩務員さんはすでに帰られた後で別の方に引かれたからか、朝飼いの途中で連れ出されてご機嫌ナナメだったのか
最初は少々イヤイヤをしてましたが、頑張って駐立。
先生から選んだ理由を聞かれましたが、カタログでピックアップしていた馬と社台のスタッフのお勧めが
唯一シンクロしたのがこの娘だったというのが本当のところですが、以前中央の一口でフレンチの栗毛の
牝馬に出資していて引退してしまったのでこんども同じ条件の馬をと思い選びましたとお応えしました。
もちろんそれも本当の話です。
近況について「思ったより牧場で仕上げてもらっていたのと、環境が変わっても飼い葉も食べてくれるので
試しに15-15を乗ってみたら楽に時計がでました。予定を早めて6月8日の能力試験を受験し、6月末の
開催でデビュー予定です。なにしろ脚元がしっかりしていて能力はあります。」とのことでした。
後のご予定がお有りの様子でそれほど長くお話しできた訳ではありませんが、話の随所に手応えを
感じておられる様子で心強かったです。「研修には行ったがそれほど太いパイプはない。」とおっしゃて
ましたが、それでも開業2年の若き調教師に社台グループが預託する以上、素晴らしい資質を持った
先生なんだろうと思います。デビューを心待ちにしたいと思います。
5時に起床して身支度をすませ勇躍府中へ。ダービーは5年連続6回目の現地観戦、
テレビを含めると36年連続37回目の観戦となります。
天気の悪かった昨年よりも明らかに出足が良く、私が府中競馬正門前に着いた頃には
競馬場2階の正門へと続く陸橋はすでに開門待ちのファンで埋め尽くされていました。
それでも私なりのスピードで開門ダッシュしゴール前170mくらい、内馬場へと降りる
地下道の手前辺りの最前列をキープすることができました。芝のレースはここで撮り、
それ以外の時はげんばかんとくさんとご一緒させていただいてスタンドから観戦します。
毎年恒例になっているkanaさんへのご挨拶を済ませ(ジェンティルドンナの単勝馬券
戴きました!)前売りで記念の応援馬券を購入。場内モニターである意味勝負の京都
2Rインクレセントを応援するも伸びを欠き、1番人気の支持を裏切る6着。。。
結局それ以降も京都のレースはひとつも当たりませんでした。
苦しい時の川田頼み、初的中は東京7Rデザートオアシス。
続く8Rアンソロジーの弟カノンコードにも助けられほぼトントンで迎えたダービー。
昨夜の番組を見るまでもなく特殊な馬場で行われた皐月賞のワン・ツー馬や別路線組より勝負は皐月賞惜敗組と思ってたので
ディープブリランテ、コスモオオゾラ、グタンデッツァの単勝は勝っていましたが、競馬の祭典では夢馬券も買わねばなりません。
勝てば三冠ジョッキーというう意味では岩田騎手と同じ立場の川田ゼロスを一杯買いました。
悲願のダービー制覇へたとえ勝機は低くてもクラレントも一杯買いました。
その結果ディープブリランテの単勝2万当りましたがダービーは惜しくも取りガミ。
・・・いや、本来は多少儲かってるはずだったのですが、何気に購入馬券チェックしててゼロスの複勝2万のはずが、なぜかまったく
馬券の対象にしてないエタンダールを買ってる痛恨の買い間違いに気付き買戻した分損しました。気付かなきゃよかった。。。
それでも素晴らしい好天のもと名勝負を見ることができ、満足です。
関係者の皆様おめでとうございました。
岩田騎手がいつになく男前に見えました、馬上の涙もよかった。この馬ともいろいろあったし
NHKマイルでの騎乗停止、乗れなかったジェンティルドンナのオークス制覇など、さまざまなものを
乗り越えての優勝に感極まるものもあったでしょう。
矢作先生にしてもこれがダービー初挑戦なら平常心を失い調整に乱れがあったかもしれません。
そういう意味で森本オーナー、川田鞍上のスーパーホーネットでダービーを経験していたことが
プラスになったかも知れませんね。おめでとうございます!
明暗分けた形のワールドエース、自慢の末脚は中途半端に終わり某掲示板は騎手批判で盛り上がって
いるようですが、な~に岩田騎手だって1番人気や2番人気で何度も負けた上での栄冠です。必ず近い将来
またチャンスが回ってくるでしょう。
2着フェノーメノ、3着トーセンホマレボシは別路線組の台頭を象徴しましたね。特にフェノーメノは勝ちに等しい内容。
それにしても1番人気が飛んでもダービーワン・ツーって、サンデーレーシングの勢いは止まりませんね。
最終のスマートロビンで少々損失補てんして楽しかったダービーは終了。目黒記念確定10分後の約束で
待ち合わせのトキノミノル像前へ。あれ?誰もいないなあ、まさかトキノミノル像って根岸のじゃないよね?
浜松町に戻って朱雀ステークスのジュエルオブナイルと欅ステークスのインペリアルマーチの
惨敗を見届け予めネットでチェックしてた「台湾式リフレクソロジー」のDr.フット浜松町本店へ。
いさいさか痛みに耐えながら1時間たっぷり膝から下をケアしてもらい、足取りも軽く
東京タワーへ。近くのカフェでコーヒー飲みながら夜が更けるのを待ちます。
すっかり暗くなってからチケット売り場に向かったら・・・ちょっと時間調整し過ぎでした。
予想以上の賑わいですでに第2展望台は入場制限、結局高さ150mの第1展望台から
彼方でライトアップされたスカイツリーなどの夜景を楽しみ降りようとしたら・・・
下りエレベーターは長蛇の列。予定より少し遅れてホテルに戻りました。
きままな一人旅なのに「予定」をたてなきゃいけなかったのは9時からBSジャパンでやる
「ジョッキー福永祐一の挑戦」を見たかったからで、頑張って速足で帰ったので少し遅れましたが
ほぼ全編を見ることができました。番組では皐月賞をそれぞれ惜敗した同志の岩田騎手との
対談をやってたんですが、見終わった個人的な感想は・・・普通こうした、大舞台にのぞむ
アスリートのドキュメンタリーだと主人公が勝つような気になるもんだし勝たせてあげたいと
思うもんだけど、どうにも岩田騎手の方が肝が座ってて人間的魅力にあふれてましたね。
東京ブックマークの追加料金惜しさに土曜の新幹線は早朝6時台を選択。連泊する予定の浜松町のホテルに
荷物を預け京浜東北線で乗換なしで行ける根岸の競馬祈念公園へ。根岸の駅からは歩けなくもない距離ですが
ダービーまでに無駄な脚を使いたくないので路線バスに乗り込み揺られること数分。きれいに薔薇が咲き乱れる
エントランスを抜けて入場すると緑の森越しに往年の根岸競馬場をしのばせる1等馬見所が見えます。
博物館の手前の広場にはシンザン像とトキノミノル像が。シンザンは知ってましたがミノルもいたんですね。
館内では「くらべ馬展」と「ヴェジディ・ラシドフ彫刻展 ~ブルガリア発 人馬一体・セントウル像の優美~」というのを
やっていて興味深く閲覧してきました。
敷地内にポニーセンターという生きた馬の展示施設があり、馬場では乗馬教室のようなものが開催されていました。
ポニーや半血に混じってダルタニアンというサラブレッドがいましたが・・・
じつは元競走馬、13年前の京王杯3歳(現2歳)ステークスを大穴で勝った立派なG2ホースです。
このあと近代競馬150周年を記念して横浜中華街へ。日本で初めて環形コースで開催され近代競馬発祥地とされているのは
現在の山下町と元町の中間くらいとのことですが、まったくおもかげが見当たらず交番で「競馬場があったのはどの辺ですか」と
たずねると「古い競馬場はたしか根岸のほうに・・・」と、ある意味予想通りのお応え(笑)
結局王府井の「フカヒレ入り正宗生煎包」喰っただけで一人ワンダラー終了。
ようやくまともに写真の撮れる快晴のダービーに行くことができ
香港で食事会に参加させていただいた矢作調教師がダービートレーナーになる瞬間を見届けてきました。
・・・が、帰りの新幹線が雨で遅れたりで少々疲れてますのでレポートは明日以降にさせて下さい。
み~んな一緒ですね(笑)
東京スカイツリー開業初の週末を迎えた今日、のっぽな弟はさぞ大混乱だろうと思い
東京タワーに行ってみましたがこちらも大混雑。入場制限で第2展望台へは上がれず
スカイツリーも肉眼では見えましたが携帯のカメラではロクに映らなかったです。
インクレセントが予定を繰り上げて今週日曜の京都1400m戦に使うようです。
デビュー以来5ヶ月強で8走目、430キロ前後の牝馬には過酷なローテーションですが
最近は使いつつ増量していますし、コース相性も考えての前倒しようです。
前走、あそこまで安全策を取らなければ勝っていた気もしますし
歴戦の「目に見えない」疲れを考えれば本当にそろそろ決めたいところ。
あいにくダービー観戦で現地応援はかないませんが
府中の小さなモニターから応援のパワーを送りたいと思います!
週末、ブックマークの出張パックで東京に行きますがもちろん出張じゃありません。
高層ビルフェチの私としては開業早々のスカイツリーも見れたらと思っていますが
主目的は当然ダービーです。ちょっと仕事が立て込んでますが、以前お会いした時
橋口先生に「ダービーに管理馬が出る限り応援に行きます。」と誓った以上
行かないわけにはまいりません。
それにしても開業当日のスカイツリーは大賑わいだったようですね。
ただ運悪く大雨、加えて強風で初日からエレベーターが止まったり
なかなか大変な船出だったみたい。
明日以降は日本の技術力のシンボルとしてトラブルなく営業できればいいですね。
写真は私なりの開業祝い。江戸前?の穴子で作った東京あなごツリーです(笑)
見たくて見れなかった人は本当にお気の毒。
見なかった人やテレビで済ませた人はやっぱり惜しいことをしたと思う。
それぐらい生で鑑賞し肌で感じた金環日食は感動的でした。
一応元地学部天文班なので安い粗悪品で済ませるわけにはいかず、一ヶ月前から
望遠鏡メーカ-製の日食観察メガネを準備。早起きして家の前の道路に出て東の空を
見上げれば、曇りの予想をくつがえし朝の太陽がまばゆいばかり。南も北も雲が広がって
いるのにうまい具合に晴天スポットに入っています。
早速メガネ越しに観るとすでに20%くらい食が!
学校で観測会をする娘を送って行った家内が帰ってきたので覗かせると
日食初体験の彼女は「すごい!すごい!」と興奮気味。
金環10分前くらいになるとテレビの生中継を見て気になったのか近所の奥さんや
登校前の中学生が様子を見に出てきますが皆さん手ぶら。「見てみます?」とメガネを
差し出すと皆さん興味深々で覗き込み次々に歓声があがります。
そんなわけでたぶん一生に一度の金環日食は一枚の日食メガネを
6人で使いまわしながらの観察になりました。
さ、次は6月6日に金星通過だ!