massan

旅行大好きバサミのブ・ロ・グ

西村 京太郎

2008-12-21 07:46:54 | 本と雑誌
十津川警部 湖北の幻想 (講談社文庫) 十津川警部 湖北の幻想 (講談社文庫)
価格:¥ 520(税込)
発売日:2008-10-15

大好きな西村京太郎作品を久しぶりに読んだ今回は、いつもとは違ったソフトな感じ

小説の中に小説が折り込まれている。副題となるのは私の好きな戦国時代の歴史小説であ

り、この小説の展開も面白く一気に読んでしまったそして、殺人事件が歴史小説に絡んで

いた真相。面白い

柴田勝家が豊臣秀吉に勝っていたらというIF小説。いいね

私は、本小説よりも、このIF小説が気に入った。特に、お市の方が野心家で、兄織田信長の

天下統一の夢を、夫柴田勝家に託した点だ。お市の方の娘茶々が野心家であったのと同じ

なんだな

尾道・倉敷殺人ルート (光文社文庫) 尾道・倉敷殺人ルート (光文社文庫)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2008-08-07

前の「湖北の幻想」に引き続き、通勤電車の中で一心不乱に読んでしまった

こちらはいつもの定番の推理小説。最後の章まで、犯人がわからず、はらはらどきどきで

読んだ

日下刑事の乗った観光バスが消息を絶ち、身代金として、一億円相当の宝石が要求され

た。事件は、容疑者の事故死によって、解決するかに見えたが、第2、第3の殺人事件が発

生。謎はさらに深まった

2時間ドラマにうってつけのストーリー展開。倉敷、尾道という人気観光スポットを舞台に、

日下刑事の甘い恋があり、意外な展開、最後まで犯人がわからない結末。きっとヒットすると

思うまだドラマ化されていないと思うが、もしテレビ化するなら、日下刑事は「ぎらぎら」に出

演していた三浦翔平、そして相手の女子大生、麻美は木下優j樹菜がいいと思う

実現してほしいな・・・


流星の絆

2008-12-16 19:54:22 | 本と雑誌

流星の絆

      

流星の絆
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2008-03-05

とってもよかったよ今年一番の本だった

テレビでのキャストが二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香

と知った後で、読んだからか、あの三人の兄弟をイメージして読んでいた

でもイメージぴったり テレビは見てないが、あの三人の雰囲気はぴったりだと思う

最後のどんでん返しそして、ハッピーエンド

東野圭吾としてはめずらしいハッピーエンドだ

衝撃のスタートから始まったストーリー一気に読んでしまった

だから今日は寝不足でも気分は爽快

流星群を兄弟三人で見るという計画・・・そして帰ってきたら両親が惨殺

ありえないほど不幸な三人。でも、そんなしめっぽさがないあらすじだった

兄弟の絆が軸 いいな。でも流星群は雨で見れなかった。(ドラマでは見れたんだな)Cimg0772

しーちゃんを二人がとても大切にしている

うちも3人兄弟。

どれほどの絆でむすびつけられてるのだろうか

と、兄が妹にプレゼントしたカピバラさんを見てふと思った


チーム・バチスタの栄光

2008-11-29 14:56:03 | 本と雑誌
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600)) チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))
価格:¥ 500(税込)
発売日:2007-11-10
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2007-11-10

ちょっと古いけど、角川文庫のキャッチコピーに「あなたは読んでから見るか、見てから読むか」ってありましたよね・・・

私は前者

でも、スマップの中井くんがテレビドラマで演じた”砂の器”は、見てから読んだが、感動した

原作のすばらしさにも感動したが、ドラマを時代を超えて、見事に現代版に変身させた

本にもチョー驚き

ドラマの中のピアノ曲”宿命”もよかった

ってことで、今回読んだ『チーム・バチスタの栄光』 映画はもとより、今、テレビドラマでオ

ンエされている

 第4回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた現役医師・海堂尊のベストセラー小説を。難易度の高い心臓手術を連続26回成功させた医師集団“チーム・バチスタ”。そんな彼らが3回続けて手術に失敗、患者はいずれも死に至る。内部調査を引き受けた心療内科の医師・田口は真相を究明できぬまま事故と結論づけようとするが、報告書に納得できない厚生労働省の役人・白鳥は再調査に乗り出す。

 本の解説にも書いてあったが、窓際族の万年講師田口公平とロジカルモンスター厚生労働

省役人の白鳥、この二人のコンビは、コナンドイル作の私が愛するシャーロックホームズとワ

トソン博士のようだ。この二人の強烈な個性が面白い

 映画ではこの主人公・田口公平を田口公子という若い女性に変えていて、竹内結子が演じ

ている。彼女は私の好きな俳優の一人である。また、厚生労働省の問題児、白鳥役人は阿

部寛。彼は私の本を読んでいる時からのイメージ通りだ。頭のよさと、コミカルさと、彼が通っ

た後はぺんぺん草も生えないとの評判「火喰い鳥」にぴったり

 そしてもうひとつの面白さが、藤原真琴看護師と高階権太病院長。この二人の関係は小説

の伏線となっている

 犯人が知りたくて、一気に読んでしまったが、もう一度、読み返してみたら一段と面白かっ

 専門用語が多くて、少しわかりづらいところがあったが、本当に計算されたひとつの作

品でした 映画化、ドラマ化されるのがわかる でも私は映画もテレビも見ないと思う

 


一瞬の風になれ

2008-11-02 16:40:46 | 本と雑誌
一瞬の風になれ 第三部 -ドン- 一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-10-25
一瞬の風になれ 第二部 一瞬の風になれ 第二部
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2006-09-22
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2006-08-26

一瞬の風になれ』佐藤 多佳子による長編小説である。陸上競技にかける高校生を描いた物語。2008年2月フジテレビ系列でドラマ化。原作は2006年9月から刊行が開始された。全3巻。2007年に本屋大賞、吉川英冶文学新人賞を受賞。

登場人物

神谷新二(16才→18才)
主人公。身長175センチ、体重62キロ。短距離(ショートスプリント)選手。中学卒業までは兄に憧れサッカーに勤しむ毎日だったが、自分には努力ではどうにもならない壁があると分かり、高校ではサッカーをやめてしまう。
同じクラスの根岸に誘われ、親友の一ノ瀬連と共に春野台高校陸上部へと入部。タフでどんな練習にもめげない努力家。そのため、連に「ターミネーター」と呼ばれたりする。
自分で染めた黄色い髪の毛を気に入っているが、合宿では「たくあん」と呼ばれてしまう。
一ノ瀬連(16→18)
新二の親友。身長175センチ、体重52キロ。短距離(ショートスプリント)選手。非常に柔軟性に優れていて運動神経抜群。
春野台高校1の俊足であり、中学2年の頃は全中7位までの実力を持っていたが、3年になる頃にはある理由がきっかけで陸上を辞めてしまう。しかし神谷新二、根岸康行の誘いで陸上を再び始める。
根岸康行(16→18)
春野台高校陸上部で神谷新二や一ノ瀬連と仲良くなった。短距離(ロングスプリント)選手。
桃内(16→17)
春野台高校陸上部でムードメーカー。
神谷健一
新二の兄。サッカー関係者なら誰でも知っている高校生天才プレーヤー。サッカーで有名な海嶺高校で高校1年生からレギュラーだった。
谷口若菜(16→18)
元は短距離をやっていたが、記録が伸びず、悩んだ末に長距離へと転向する。
三輪(先生)
春野台高校陸上部の顧問。間延びしている性格で、部員や旧友に「みっちゃん」と呼ばれている。頼れる陸上の指導者。

ドラマでのキャスト

  • 神谷 新二:内 博樹
  • 谷口 若菜:福田 沙紀
  • 一ノ瀬 連:長谷川 純(ジャニーズJr.)
  • 神谷 健一:錦戸 亮 
  • 三輪先生:内村 光良

私はドラマは見ていないが、このキャストを見て、不満だー

主人公の信二はもっとたくましい骨太であってほしかった。一之瀬 連はタッキーのように天才肌のクールさが

ほしい。神谷 健一は堂本光一がいい。ウッチャンの三輪先生はナイスキャスティングかも・・・

私は、原作で三輪先生がとっても好きだった。あんな先生がいたら、高校生活楽しかっただろうな

とにかく、原作がよかったから、ドラマを見る気はしなかった・・ひょっとして、映画化されたら、ますます、原作の

イメージがくずれてしまう

読んだあとのあのさわやかさ・・・

そして、この前の北京オリンピックで日本選手が銅メダルを取ったときの感動!

あの時体の奥底からこみあげてきたもの、それが、この原作を読んだときのものと同じだと気づいた。

本当に、感動をありがとう


容疑者Xの献身

2008-10-29 21:56:58 | 本と雑誌
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
価格:¥ 660(税込)
発売日:2008-08-05

偶然に見つけたこの本。わが愛する福山雅治主演の映画の原作本!!!

あっという間に読んでしまいました。

映画では容疑者Xは堤 真一 、Xの愛する人は松雪泰子である。

私のイメージとしては、松雪 泰子はGOODです。Xは阿部 サダヲがいい。

とても知的で頭がよすぎて、それでもって、並外れた献身さを出せる俳優さんだと思います。

原作は東野圭吾らしい犯人は最初からわかっているのに、トリックがありえない、読者ですらもだまされるストーリーです。

原作のイメージが強すぎて、映画を見るかどうか迷っている私です。