4月1日、この日は少し荷物があったので、こっそりKSR110通勤しました。
そして新しい職場からの帰路、国道1号線を西に向かって走っていると、後方からタンデムのハーレー883と国産アメリカンに乗るライダーたちに遭遇しました。
いくつかの信号待ちで横に並び、それなりに気になっていましたが、しょせんこちらはピンクナンバー。あっさりおいて行かれてしまいました。
その直後、片側2車線国道1号線を大回りでUターンするトラックを見つけ減速したその先に、センターライン上に転がったハーレー883を確認し急停車。
ライダーは、立ち上がっていましたが、タンデムの女の子は意識はある門のお腹を抱えうずくまったままでした。
何人かのドライバーも車から降り、クラッチが切れなくなったのハーレー後輪を抱え上げて路肩に移動させました。
後続のスクーターの男の子が119番に通報を確認したので私が110通報をし、救急車を待ちました。
しばらくして、救急車と救助工作車が到着。
ライダーとタンデムの女の子を乗せて、近くの総合病院に搬送されていきましたが、驚いたのは連れのアメリカンの男の子。事故車両を放置したまま「病院に着いていく!」と…。
気持ちはわからないわけではありませんが、さすがに救急隊員に「警察の事情聴取をしてから」と諭されて現場にとどまりました…。
ライダーは2人とも19歳。女の子も未成年とのこと。
走行車線からいきなりUターンを始めたトラックを避けきれず、急ブレーキでタイヤがロックをさせて転倒してしまったとのことでした。
ちょっとしてから、警察が来たので、自分が見た状況を説明し解放されましたが、なんだか取っても嫌な思いをしました。
今回の事故も、自動車のバイクに対する認識のなさと、ライダーたちの状況判断の甘さがあるように思えます。
もちろんトラックは走り去っていないので、事故の責任は負わせることはできそうにありません。バイクにとってはやられ損といえる事故です。
もしはありませんが、ラーダーがスピードをセーブしていたら、ABSが着いているバイクだったら、もっと軽い事故ですんだかもしれません。
自分も仲間も、そして他人であっても、交通事故にはあって欲しくないものですね。
事故は本当に嫌なものですね。
自衛運転しているつもりですが、それでもひやりとすることが多いです。
ABSのような安全装備も必要ですが、車の運転手があまりにバイクの特性を知らないこともバイクの事故が多い一因だと思っています。
親戚が20年位前に1号線でUターンしていたトラックに衝突して亡くなったので気をつけてはいたんですが。
本来国道はUターン禁止なんですが守られませんね、やはり自衛するしかないんでしょうか。