身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

地震

2018-06-19 23:57:00 | 独り言
昨日、大阪北部で大きな地震がありました。

地震があった時、私は、出社途中の地下鉄の中でした。

突然、一斉に鳴り出した警告音。

何が起きたのか、わからず回りを見渡すと、同じようにキョロキョロする顔、顔、顔。

そして、地震が起きたことと、車内は安全なので、そのまま留まるようにと、繰り返し流される車内放送。

幸いにも、駅で停車中だったのと、全く揺れを感じなかったからか、車内は至って平静でした。

情報を求めて無言でスマホを操作する人々。

私も、その一人でした。

震度6弱の速報にも、揺れを感じなかったので、ピンときてない人が多かった気がします。

私も、ピンときませんでした。

停車が5分、10分と長引くと、車内放送に混じって、電話をかける声が漏れてきます。

会社や取引先への連絡です。

どんな時でも、日本人は勤勉ですね。

私は、家族や親族、何人かの友人にメールを送っていました。

特に、震源地が出身の高槻市だったので。

15分くらいたった時、車内放送が地上へ出るようにと、変わりました。

車内は、安全ではなかったのかな?と思いながらも、アナウンスに従って改札へ向かいます。

ここでも、実感が薄いからかパニックになることなく整然としていました。

こうなると、会社まで歩くしかない。

電車が動けば、遅刻するような時間ではなかったので、電話もしなかったのですが、歩くとなると始業時間に間に合わせるのは難しいので、会社に電話。

で、ない?

何回かけても、全くつながりません。

この時初めて、地上はどうなってるんだろうと、不安になりました。

そんな不安を胸に、出た地上は意外と普通でした。

ただ、普通の日と明らかに違うのは、歩道を歩く人の数でしょうか?

徒歩で会社に向かうと思しき人の流れの中、私も歩き出しました。

時々、会社や親戚に電話するために足を止め、メールの返事に足を止め。

会社に電話が通じないので、同僚ともメールのやり取りをしながら。

会社に電話が通じたのは、地下鉄一駅分歩いた頃。

現在位置が、自宅より明らかに会社に近いので、気をつけて出社するようにとのことでした。

会社にたどり着くと、思いの外多くの人が出社していたので、驚きました。

それでも、通勤途中に止まった電車の中に閉じ込められて動けない同僚や、震源地の近くに住んでいて心配なので引き返すと連絡してきた同僚もいました。

また、二時間近く歩いて出社してきた人もいました。

とにかく、来た人から仕事をはじめていくという、平常と変わらぬ風景だったんです、就業間際までは。

就業時間になっても動いていない鉄道が、いくつかあり、帰宅困難者は申し出るよう通達が。

幸い、私の通勤エリアは運行再開していたので、問題はなかったのですが、中には歩いてでも帰る!と決意を胸に去る人もいました。

その人は、本当に歩いて3時間半かけて帰ったそうです。

何とか帰れたけど、今日は来れなかった人もいました。

私は、帰りも普通に帰れたので、地震の実感が薄かったのですが、帰宅してテレビを見て、びっくりしました。

あんなに非道いことになっているとは。

無事を確かめた親戚や友人は、大丈夫だと言っていたけど、ガスは止まり、断水していたんです。

同じ大阪に居ながら、なんと自分が能天気だったことか。

テレビでアナウンスされているのは、聞き覚えのある地名や名称ばかりです。

見覚えがあるはずの風景が、地震によって様変わりしていました。

本当に、自分の能天気さを恥じるとともに、あそこに居たらと思うと恐怖も感じて。

そんな心の整理と、心配して下さる方もいらっしゃるかもしれないので、私の無事をお知らせするために、チマチマ書いてきました。

(相変わらず、トロいので日付が変わってしまいそうですが)

テレビでは、まだ、余震が続くと言っています。

被災されてる皆様、お見舞い申し上げます。

十分お気をつけください。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

何か、支離滅裂になりましたが、お読みいただいて、ありがとうございました。

では、また。
コメント (2)
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