身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

中島みゆき"歌跡"の旅へ《つま恋》

2016-08-30 02:02:00 | 中島みゆきさん(旅)
黒部でみゆきさんが歌われた場所に行けることになった話を"歌跡"《序章》という記事にしました。

そこで、もう1ヶ所行きたい場所があると書いたのが、《つま恋》です。

黒部の行きか帰りに寄れないだろうか?と漠然と思っていたのですが、具体的に旅程を組んでいくと、無理なことがわかりました。

移動だけで、4時間以上かかり、交通費もはね上がります。

交通費が一番安いルートだと、なんと9時間もかかるようです。

なので、黒部と絡めるのは諦めました。

でも、どうしても一度は、つま恋に行ってみたい。

みゆきさんの"歌跡"というからには、原点のポプコン会場を見なくては!

ちなみに、"歌跡"は、みゆきさんの歌われた跡地という造語です。

私は、"うたあと"と読んでいます。

この《つま恋》熱は、今年「ポプコンヒストリーパネル展」(9月末まで開催)をするという記事を見て、ヒートアップしたのでした。

で、どうせ行くなら順序よく、黒部の前に行こうと、8月最後の土日に出ばって来たのでした。

その移動中(まだ大阪)に見つけたのが、NHK WORLD のみゆきさん特集。

チャレンジするも、車中で映らなくなるし、泊だし、、、(--;)

一瞬焦りました。(-_-;)

しかし、別の用があってホテルでパソコンを借りることになっていたので、無事観ることができて、記事を書くことができました。

めでたし、めでたし♪

ただ、本来の目的が、、、(--;)

それは、置いといて、"歌跡"のお話。

《つま恋》は、静岡県の掛川が最寄り駅です。

新大阪から、掛川まで2時間強で着きます。

意外と近いんですね。

富山から無理して行くより、断然楽。

ただ、掛川にはこだましか停まりません。

なので、名古屋で乗り換えるか、1時間に一本のこだまに乗るかになります。

その1時間に一本のこだまに乗る予定が、、、。(^^;

出掛けにバタバタしてて、電車一本乗り遅れてしまい、こだまの出発時刻に間に合わず、、、(--;)

自由席券だったので、事なきを得ましたが、今回の旅は波乱含みです。f(^_^;

波乱は、準備段階からはじまっていました。

雨が多いので、スニーカーに防水スプレーをかけたところ、翌朝、黒のスニーカーが黒白斑になっていてビックリ(*_*)

拭いても落ちない、、、(-_-;)

諦めました。(TT)

夏には暑いけど、防水仕様の分厚いスニーカーを買いました。

材質にもよるんでしょうが、黒いスニーカーには、防水スプレーは危険です。(^^;

さて、新幹線ですが、のぞみで名古屋まで行き、こだまに乗り換えて無事掛川着。

それも、つま恋行きの無料シャトルバスが出る12:00までに到着できたので、結果オーライです。

ホテルに荷物を預けて、いざシャトルバスへ。

ところが、シャトルバスがいない?

掛川駅南口付近を探すも見当たらず。

迷っていると、ガス展だったかな?の案内のお兄さんに声をかけられ、ズーズーしくもこれ幸いと尋ねると、すぐそこのマイクロバスを教えて下さいました。

お兄さんたち、ありがとうございました。

シャトルバスと書いてあったので、大型バスだと思い込んでいて、マイクロバスをスルーしていた私がバカでした。

よく見ると、つま恋の文字があります。

1日2本、実質1本(次は、18:00)の無料シャトルなので、お客さんが殺到してるかと思いきや、マイクロバスで丁度いい人数だったのも意外でした。

後から考えると、ほとんど自家用車で行かれみたいですね。

つま恋に着いてから意識したのですが、ほぼ家族連れかカップルで、一人は大変珍しいんです。

それでも、バスに乗り込む時点では、何もわかっていなかったので、運転手さんに、
「つま恋にご宿泊ですか?」と訊かれたのを
"宿泊先を申請しなくちゃ入れないんだ"と勘違いして、
「掛川の駅前に泊まります」
と答えると、
「では、日帰りですか?」
の問い。

泊まんないなら、それしかないでしょうが、と内心思いながら、
「日帰りです」
と答えると、
「チケットはお持ちですか?」

「(はあ?チケット?)ありません」
なんだか、焦ってきました。(・・;)

行けば何とかなると、単純に思っていたので、この展開は予想外。

私の答えを聞いた運転手さんは、
「他にチケットが、まだの方はいますか?」
と、バス中に確認。

(えっ、チケットって事前購入が当たり前なんですか?)内心焦りまくる私。(((・・;)

結果、チケットを持っていなかったのは、私の他に一組だけでした。

私とその一組は、
「北ゲート(入口)で降ろすから、チケットを買ってから入園して下さい」
と案内されました。

で、入口にチケット売り場があるんだと思っていたら、高速の料金所みたいなゲートを通過した所で降ろされて、その料金所みたいな所で直接チケットを購入。

その入園チケットを見て、また、驚き!

入園料千円のチケットに、500円のクーポンが2枚ついてるんです。

そのクーポンは、お釣りは出ないけど、園内なら何処でも使用可能。

つまり、入園料千円が実質タダ。(*_*)

流石、YAMAHA太っ腹!

さて、いよいよ"歌跡"探索です。
(前置きが長くて、スミマセン。m(__)m)

広い園内で目指す場所は、3ヶ所。

まず、みゆきさんが、第9回ポピュラーソングコンテスト(1975.5.18)で、
「傷ついた翼」(入賞)を、
第10回ポピュラーソングコンテスト(1975.10.12)で
「時代」(グランプリ)を歌ったエキジビションホール。

次に、吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋2006(2006.9.23)のシークレットゲストとして、
「永遠の嘘をついてくれ」を拓郎と歌った多目的広場。

そして、「ポプコンヒストリーパネル展」をやっている「カフェ Wien」のあるS・M・C(スポーツマンズグラブ)。

北ゲートから一番近そうなのは、エキジビションホールだったのですが、歩き出そうとした瞬間、ポツポツと雨が振りだしてきたんです。

雨の中、イラストマップだけを頼りに歩くのはやめて、無料のシャトルバスに乗ることにしました。

バスだと、最初に立ち寄るのがS・M・Cだったので、まず「ポプコンヒストリーパネル展」から行くことに変更です。

「ポプコンヒストリーパネル展」
開催日時  
9月末日までの10:00~18:00
会場
S.M.C内 カフェ Wien

カフェの中と書いてあったので、軽食があればお昼にするかと思っていたら、ケーキとドリンクだけでした。

ケーキじゃお昼にはならないし、ご飯の前にケーキはなあ、、、(^^;

と、思ったら注文カウンターと反対の入口に「ご自由にご覧ください」の文字。

展示パネルも、そちら側にあったので無理に何か食べなくても見学OKです。

またまた太っ腹なYAMAHAさん。(^^)

この時の見学者は、私一人。

カフェのお客さんもいなかったので、じっくり堪能することができました。(^^)v

この展示は、ポプコンが終了して30年の節目にあたるので、開催されたそうです。

入って、すぐの所に、「思い出の曲」投票箱があり、7月29日現在の上位曲発表の一番上に
「時代」 中島みゆき 
がありました。(^o^)v

その横に、ポプコンの歴史や仕組みなどを解説した立派な特設パネルがあり、みゆきさんが「時代」でグランプリを取った記事が載っていました。

"グランプリは中島みゆきの「時代」
第10回「ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」"

このメインパネルの前には、モニターがあり、当時の写真を使ってポプコンの歴史や熱気を伝えています。

第7回大会(1974.5.5)「お早うございますの帽子屋さん」で、入賞した(谷山)浩子さんのピアノ弾き語りのお姿も映し出されます。

当時、高校生だったはずなのに、今とほとんど変わらなくて、ビックリ!(^^;

今年還暦なのに、永遠の乙女ですね。

また、主な受賞曲7曲(下記)が当時の音源でフルコーラス流れてます。

小坂明子「あなた」
(第6回大会入賞1973.10.13)
因幡晃「わかって下さい」
(第10回大会優秀曲賞1975.10.12)
世良公則&ツイスト「あんたのバラード」
(第14回大会グランプリ1977.10.2)
円広志「夢想花」
(第16回大会グランプリ1978.10.1)
クリスタルキング「大都会」
(第18回大会グランプリ1979.10.7)
雅夢「愛はかげろう」
(第19回大会優秀曲賞1980.5.11)
あみん「待つわ」
(第23回大会グランプリ1982.5.16)

残念ながらみゆきさんは、どちらにも登場しません。

それ以外にも、設置された三角柱のパネルにポプコン各回の受賞者と寸評のようなコメントが張り出されています。

みゆきさんが「傷ついた翼」で入賞した第9回大会は、注目すべき4人の女性として、受賞者の庄野真代、八神純子、渡辺真知子、そして、中島みゆきの名前があがっていました。

その次の第10回大会の見出しは、
"ホップスを変えた中島みゆき"とあり、寸評では、
"すでに多くの歌手や歌を輩出したポプコンが、第10回という節目で、真にビックなアーティストを世に送った-中島みゆきである"
と書かれていました。

この三角柱パネルを丹念に見ていくと、意外な人の名前があって面白いですよ。

また、第10回の出場者紹介と思しき資料も展示されていました。

"23  「時代」
中島みゆき
オリジナリティー、説得力、演奏テクニック、ステージ度胸、歌唱力、どの要素をとってみても、彼女が天才的なミュージシャンであることの裏づけとなってしまう。それほど、現在のみゆきは、ノッているーと言えよう。
第9回ポプコン入賞曲「傷ついたつばさ」に続いて、連続出場。"
と、写真付きで紹介されてました。

"ステージ度胸"と言われるあたりが、みゆきさんですね。(笑)

ポプコン以外にも、つま恋で行われた音楽イベントの一覧が載った柱があったりします。

そこには、勿論、吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006も。

ただし、シークレットゲストのみゆきさんの名前はありません。

こんな風に、他に人がいないのをいいことに堪能しまくっていたら、雨が強まってきました。

雨宿りも兼ねて、S・M・Cで昼食をとることに。

クーポンを使って、物凄く得した気分です。

しかし、雨が物凄く強くなってきて、動くに動けない状態に、、、(--;)

そこで、あんなに堪能させていただいた「カフェ Wien 」さんに恩返しすることにしました。

注文カウンターで、ケーキとコーヒーを注文すると、にこやかな女性に
「ポプコン展、楽しかったですか?」と声をかけていただきました。

注文カウンターからは距離もあるし、時間もあいているので、まさか覚えられているとは、、、。(((・・;)

とっさに、なんて答えて良いかわからなくなり、
「へぇ?」とか「はぁ?」とか、「ええ」とか、なんとも情けない返事をしてしまいました。

そんな情けない答えに対しても、笑顔を絶やさず、
「コーヒーは、カップにしますか?テイクアウト用なら、お安くなりますが」と親切に教えて下さいました。

確かに、メニューを見ると、コーヒーカップとテイクアウト用の紙コップでは、値段が違う。

驚いて、
「テイクアウト用をここで飲んでもいいのですか?」
と問うと、
「大丈夫ですよ」
と優しいお答え。

「それじゃあ、テイクアウト用でお願いします」と、私。

やっぱり、YAMAHAさんは、太っ腹ですね。(^^)

ちゃんと確認したわけではありませんが、私の場合ケーキも頼んでいたので、テイクアウト用でもよかったような気はします。

コーヒー単体だとどうでしょうか?

この時食べた、ブランデーケーキは絶品でした。

ほのかにブランデーが香る生地が、とてもしっとりしていて、上品で味わい深く、優しい甘さに、うっとりしてしまうケーキでした。

シアワセな気持ちになるケーキです。(^^)

そんなシアワセなケーキとコーヒで、雨が止むのを待ちました。

つま恋の天気予報を検索すると小雨から曇りになっていたので、それを信じて待ちました。

しかし、止むどころか、ますます激しくなるばかり。

集中豪雨のゴトキ激しさになってきました。

雨で、外が白く煙ってます。

もう一度、天気予報をみると、大雨注意報が出ています。

時刻は、3時過ぎ。

諦めて、翌日改めて出直そうかな、、、(^^;

しかし、帰る手段が、、、(--;)

無料のシャトルバスは、17:30だから諦めるとして、1時間に1本の市バス乗り場はゲートの外で土砂降りの中で待たなくちゃいけないが、それは、避けたい。

タクシーを呼ぶことができるのか、
フロントに訊いてみました。

そしたら、S・M・Cから呼べるとのこと。

それも、いつでもOK。 

それなら、雨に濡れないし、焦らなくてもいいなと、突然の心の余裕。(^^)

シャトルバスの中からエキジビションホールと多目的広場を見ることくらいはできるんじゃないかと思い立ちました。

我ながら、現金なもんだなと思います。(^^;

S・M・Cから、エキジビションは北回りのシャトルバス、多目的広場は南回りのシャトルバスで行けます。

最初に立ち寄ったのが、S・M・Cで良かったとつくづく思いました。

S・M・Cが、つま恋の中心なんですね。

バスはどちらの路線も、約15分で一回りです。

南回りの方が空いていたので、まずは多目的広場へ。 

屋根があるにも関わらず、バスに乗り込む一瞬で結構濡れてしまうほど、雨が激しくなっていました。

運良く、車内からの見学にぴったりの一番前の席に座れたので、濡れたのも気にならなくなりました。

白く煙っていても、正面の窓からなら十分見えます。

ただ、多目的広場というバス停はありません。

園内図で見るとレクレーションセンターと言うバス停の横が多目的広場みたいです。

雨に煙る中ゆっくりとバスは走ります。

ゴルフのショートコースを過ぎ、目指す多目的広場が見えてきました。

しかし、一瞬???、、、(・・;)

せっ、狭い、、、(--;)

見間違いじゃないかと思うくらい狭い気がしました。

ここに、35000人は無理だろうって。

なんか、イメージと違う、、、(-_-;)

地図の見間違いかもと、園内図を凝視。

位置的には、絶対に間違いない。

しかし、、、(--;)

などと、考えている間にバスは進んで行きます。 

釈然としない思いを抱きながら、北回りのバスに乗り換えて、エキジビションホールへ。

残念ながら、エキジビションホールは、入口が見えるくらいで全貌はわかりません。

中に入るには、バス停からずぶ濡れ覚悟で少し離れた入口まで走らなければならないので、諦めました。

雨足が弱まる気配はなかったのです。

そんな中、プール帰りの親子連れが、ずぶ濡れで歩いてきました。

バスは停まって彼らを乗せようとしたのですが、お父さんは
「乗りません。行って下さい」
と。

大丈夫だったんだろうか?

そんな雨の中、S・M・Cに帰り着きました。

時刻は、4時前。

タクシーを呼ぼうかと思って、フロントを見ると、人がいっぱい。

急ぐ訳でもないし、少し時間をズラすことにしました。

よく考えたら、S・M・Cの探索をしていない。

これは、是非探索しようと。

S・M・Cを中心に、北側にホテルノースウィングが、南側にホテルサウスウィングが連なっています。

S・M・Cには、室内プールやチャペル、宴会場、コンベンションホール、カンファランスセンターなどがあり、ミュージックガーデンという音楽研修施設とも繋がっています。

実際のホールや施設には立ち入ることはできませんが、案内を見ながらフラフラと館内を歩き回りました。

最後にお土産を買って、今日はここまでと、フロントに向かうと、外が少し明るい?

雨足も弱ってる?

玄関を出ると、止んではいないけど、小雨になっている。

何となく、これ以上降らないような気がする。

本当に、なんの根拠もなく、これは止むと思ったのでした。

これなら、見学できる!

時刻は、4時半少し前。

今なら、4時半のバスに間に合う。

しかし、まだ止んではいないので、北回りでエキジビションホールへ行くことに。

雨は、バス停から入口まで走れば、気にならないほど弱くなっています。

さあ、みゆきさんが「傷ついた翼」や「時代」を歌われたエキジビションホールです。

緊張しながら、中へ。

しかし、時代は変わり、現在は体育館みたいな使われ方をしています。

かつてのステージは、卓球場になっていました。

ステージ下の客席部分は、バドミントンコートに変わっています。

どちらも、親子連れが楽しげにプレイしてました。

当時の名残といえば、ホール上部に設置された観覧席と、ステージの両端に取り残されたように置かれた古いスピーカー。

スピーカーの両サイドには、YAMAHAの文字が。

それでも、観覧席に上がってステージを見下ろすと、何とも言えない感慨が、、、。

下の写真は、その観覧席後方から外に抜けている様子を撮ったものです。


外から直接、観覧席に入れる作りに驚きました。

観覧席から、この風景を見ていると、続々と集まる人波や入りきれずに覗き込んだり、耳をそばだてたりしている大勢の人が見えるような気がしてくるんです。

そして、そんな入りきれない人の耳にも、みゆきさんの声は響き渡ったんだろうなとか、吹き抜けている最後部を歌声が、突き抜けていったんだろうなとか、勝手に妄想してしまいました。

やっぱり、来て良かったと思いました。(^^)v

しかし、観覧席に上がっていったり、古いスピーカーの写真を撮ったりしている私は、スポーツを楽しむ親子連れの目には奇異に写っただろうなぁ~。(^^;

不審者扱いされずに、本当に良かった。(^_^;)

十分妄想を楽しんで、エキジビションホールを出る頃には、雨はほとんどあがっていました。

これなら、多目的広場にも行けるかも。

S・M・Cまで、戻ってバスを乗り換えます。

時刻は、5時。

南回りのシャトルバスに乗り込んだのは、私一人。

貸切状態です。

さっき、見たのが本当に多目的広場か自信がなかったので、運転手さんに、さもはじめてのように、
「多目的広場に行きたいのですが、このバスですよね」と訊いてみました。
(さっきとは、違う運転手さんでした)

「そうですよ」
と、明るく答えてくれた運転手さんですが、走り出すと訝しげに、
「何か、イベントありましたか?」
と訊いてこられました。

一瞬、何て答えたらいいのか考えて、正直に
「一度、どんな所か見てみたかったんです」と。

「はあ、今は何もないですよ」といいながらも、近づいてくると
「あそこがそうですよ。今日は子供のサッカー大会があったみたいですよ。雨で最後までできなかったかも知れませんが」
と、親切に教えてくれました。

言われた通り、サッカーのゴールがあります。

さっき感じたことを、言ってみました。

「35000人、集まったにしては、狭いような気がするんですが」

すると、
「今は、何もないからじゃないですかね」と。

確かに、更地を見てるとそんなに広く感じないのに、家が建つと広く見えるなあと、運転手さんの意見に納得。

「そうですね」と答えた頃に、バス停に到着しました。

予め、掛川まで行くシャトルバスに乗りたいと話していたので、15分後のバスに遅れないようにと、親切な念押しをして、バスは去っていきました。

雨はすっかり上がっていました。

思わず、
『♪雨もあがったことだし』
と、「おまえの家」(「愛していると云ってくれ」1978)
を口ずさんでしまいました。(笑)

降り立ってみると、バスから見ていた時より相当広く感じます。

正直、35000人がどのくらいか、よくはわからないのですが、この場所が人で埋めつくされたら、スゴい熱気だろうなということはわかります。

綺麗な芝生の上に立つ、人、人、人。

上空から撮った写真が、つま恋のホームページに載っていますが、迫力を感じます。

その写真を思い浮かべながら、35000人に響き渡った歌声を想像してみます。

開かれた空間に響きわたる歌声。

さっきのエキジビションホールは、最後部の吹き抜けを突き抜けていく歌声をイメージしたのですが、この広場では拡散するイメージですね。

人の声が行き渡るには、十分過ぎるくらい広い場所だと改めて思いました。

ここも、エキジビションホールも、今は、違う使われ方をしてますし、ステージも何もない状態です。

しかし、だからこそ、ステージだった場所からの眺めと、観客からの眺めの両方を楽しめる。

そう思うと、贅沢な気分になります。

改めて、ここに来て良かったと思いました。

下は、多目的広場の横にあるレクレーションセンターで買ったうちわです。


S・M・Cにはなかった逸品です。

私の感じたかった、つま恋ですね。

これを見つけた時は、踊りだしたいくらい嬉しかった。

一目惚れです。(^o^)v

わずか、15分でしたが最後をうちわがシメてくれて、満足しました。

バスに乗り込むと、さっきの運転手さんが、にこやかに迎えてくれました。

S・M・Cに着いた時は、掛川行きのバスがどれかも教えてくれて、本当に親切な運転手さんでした。

帰りも無料シャトルバスに乗れたので、つま恋ではほとんどお金を使わなかった気がします。

親子やカップルで、レクレーション施設を使用すれば、それなりの金額を支払うことになるんでしょうが、一人で園内を無料のシャトルバスでクルクル回るだけなんですから、安上がりですよね。

5時間強、遊ばせてもらったのに。

YAMAHAさん、ありがとうございました、ですよね。

こうして、私のつま恋滞在は終わりました。

5時半のバスで掛川に帰って、ホテルにチェックイン。

頼んでおいたパソコンを持って、部屋へ。

何はさておき、パソコンのセッティング。

NHK WORLD が見れることを確認して、晩御飯の買い出しに。

時刻は、6時半。

慌ただしく帰って、食べながら待つことしばし。

「Entertainment Nippon 2016
Miyuki Nakajima」
が、はじまりました。

ここからは、このまえの記事
"英語のみゆきさん特集「Entertainment Nippon 2016 Miyuki Nakajima」"
になります。

1回見ただけじゃ、わからなかったので、根性で2時に起きて、最後の放送を観ました。

でも、2回観ても英語は、全然わからなかった。(--;)

なので、なんちゃってな記事になってしまいました、ごめんなさい。m(__)m

パソコンがなければ、記事にもできなかったので、パソコン貸し出しをしていた、ホテルにもお礼を言っとこう、ありがとうございました。

そして、何より、こんな長くてスチャラカな記事をお読みいただいた皆さま、ありがとうございます。(^^)

では、また。(^-^)
コメント (4)
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