身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

静香嬢の声

2015-02-21 22:33:00 | 独り言&みゆきさん
「My Treasure Best-中島みゆき×後藤次利コレクション-」
をやっと聴き終えました。(^^)

もしかして、全曲再レコーディングしてたりして、と少し期待していたのですが、
「 単・純・愛 vs 本当の嘘 」
以外は、発売当時の音源みたいです。

でもそれが、このアルバムの良さなんだと、思えるアルバムでした。

「My Treasure Best-中島みゆき×後藤次利コレクション-」

【ディスク1】
1. FU-JI-TSU
2. 証拠をみせて
3. さよならの逆説
4. ブリリアント・ホワイト
5. 裸爪(はだし)のライオン
6. MUGO・ん・・・色っぽい
7. 群衆
8. 黄砂に吹かれて
9. 秋子
【ディスク2】
1. 私について
2. TEL・・ME
3. つぎはぎのポートレート
4. Embrace
5. 慟哭
6. コール
7. 他人の街
8. そのあとは雨の中
9. 単・純・愛 vs 本当の嘘

発売順に収録されてるこのアルバムは、静香嬢の軌跡とも言えるアルバムですね。

キャリアとともに、歌声に艶や伸びが出て、歌い方にも幅が出てくるのがよくわかって、工藤静香という一人のシンガーの成長を目の当たりにできる貴重なアルバムだと思いました。(^^)

シンガーとして、向上心を持って精進されてるなと。

偉そうな書き方で、静香嬢ファンの皆様、ごめんなさいm(__)m。

こういう、アルバムのまとめかたは、私にとって新鮮で、刺激的で、感動的でした。

通して、聴くのが楽しいアルバムですね。

みゆきさんが、静香嬢を気に入っている、いや、リスペクトしている理由がわかった気がしました。(⌒‐⌒)

また、みゆきさんがセルフカバーしてない曲も多くて、初めて聴く曲もあって、本当に楽しめました。(^o^)v

そして、このアルバムを聴いて、前回の"静香嬢とナオコさん"で漠然と感じた二人の印象の違いが、自分の中でハッキリしました。

同じ"強がる女性"を歌っても、
ナオコさんは、"強がる女性"の本音というか、弱さを歌うイメージが、
静香嬢は、"強がる女性"の強がり通す覚悟、強さを歌うイメージがするんです。

後藤次利氏の曲のイメージもあるかもしれませんが、みゆきさんの詞の世界観も静香嬢には、覚悟する強さを喚起しているように思うんですね。

あくまで、私の印象ですけどね。

さて、もうすぐNHK総合「SONGS」 (23:00~23:29)「工藤静香~わたしに翼をくれた中島みゆきの歌~」
です。

ゆっくり、観ようと思います。(^^)v

またまた、お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静香嬢とナオコさん、「土用波」

2015-02-21 12:01:00 | 独り言&みゆきさん
工藤静香嬢の最新アルバム
「My Treasure Best-中島みゆき×後藤次利コレクション-」
が、発売されました。(2015.2.18)

が、まだ手元に届いてません。f(^^;

HMV で予約して、発送はされてるんですが、時間的に受け取れないまま、今日を迎えてます。(--;)

ボーナストラックの
「単・純・愛 vs 本当の嘘 」
は、TVや月イチで聴いたんですが、それより懐かしい曲が、楽しみなんですがね。(^^)

ちなみに、
「単・純・愛 vs 本当の嘘 」
の"vs "は、"バーサス"と読まずに、"ブイエス"と読んでね、とみゆきさんから言われたと静香嬢が、2月18日のZIP で語ってました。

みゆきさんからの注文は、これだけだけだったそうです。(笑)

出かけにタマタマ見たので、これ以上のインタビューは見逃しましたが。

今日(2月21日)のNHK総合 「SONGS 」 (23:00~23:29)が、
「工藤静香~わたしに翼をくれた中島みゆきの歌~」
だそうです。

で、新アルバムが手元にないので、久しぶりに静香嬢のカバーアルバムを聴きました。

「MY PRECIOUS -Shizuka sings song of Miyuki-」(2008.8.20)

1.空と君のあいだに
2.銀の龍の背に乗って
3.見返り美人
4.やまねこ
5.涙-Made in tears-
6.カム・フラージュ
7.浅い眠り
8.土用波
9.命の別名
10.宙船(そらふね)
11.すずめ
12.激情
13.雪・月・花
14.Clavis-鍵-
(全詞・曲中島みゆき)

12、13、14は、静香嬢のシングル曲ですが、それ以外はカバーです。

時期的に
「NIGHT WING」(2008.11.5)
が、未収録なのが残念。(^^;

静香嬢は、声質が違うので、全くみゆきさんとは別物として聴けて、好きですね。(^^)

"違うんだ!"って、開き直って歌ってる曲もあって、面白いです。

しかし、一番ハマってるなと思うのは、
「見返り美人」
で、わりと瀬尾師匠バージョンに近いように思います。

「見返り美人」は、中森明菜嬢への提供曲の話もあったので、アイドル(?)的な方に合うのかな?と感じました。

曲が、劇的的で華やかだなあと、再認識しました。

でも、次の
「やまねこ」が、
何となく一番気に入ってたりしますが、、、f(^^;

カバーアルバムというと、静香嬢以外に、昨年出た研ナオコさんの
「中島みゆき作品コンプリート」
もあります。

収録曲を見ると、上記の静香嬢のアルバムとは全く違って、その違いが面白いなと思ったので、3枚組で少し長いのですが、記載します。

「研ナオコ/中島みゆきコンプリート」
(2014.5.21)

ディスク1(書き下ろしオリジナル作品集)
1.プロローグ ~あばよ~ [Instrumental]
2.LA-LA-LA
3.雨が空を捨てる日は
4.強がりはよせよ
5.明日 靴がかわいたら
6.わすれ鳥のうた
7.あばよ [Album Version]
8.はぐれ鳥
9.ふられた気分で
10.さよならを伝えて
11.杏村から
12.かってにしやがれ
13.かもめはかもめ
14.窓ガラス
15.みにくいあひるの子
16.こぬか雨
17.ひとりぽっちで踊らせて
ディスク2(中島みゆきカバー作品集)
1.時代
2.わかれうた
3.アザミ嬢のララバイ
4.海鳴り
5.ひとり上手
6.根雪
7.おもいで河
8.りばいばる
9.誘惑
10.捨てるほどの愛でいいから
11.かなしみ笑い
12.囁く雨
13.土用波
ディスク3(提供曲カバー集&バージョン違い)
1.しあわせ芝居
2.追いかけてヨコハマ
3.この空を飛べたら
4.ピエロ
5. 雨…
6.笑わせるじゃないか
7.ルージュ
8.あばよ
9.ふられた気分
10.窓ガラス
11.あばよ
12.りばいばる
13.時代
14.かもめはかもめ

何となく、二人のシンガーの特徴というか、雰囲気というかが、見えてくる選曲だと思いませんか?

また、みゆきさんの曲の幅の広さも見えてくると。

"違うんだ!"という静香嬢に対して、ナオコさんは似た部分を意識した上で、自分の持ち味を最大限に活かしているような気がします。

「人見知りで、傷つきやすくって、さびしさを隠すためにワザとはしゃぐみたいなところ」が、みゆきさんとの共通点だと、ナオコさんが自己分析してると、解説(中崎あゆむ)にも書かれています。

みゆきさんが、セルフカバーしてない初期の曲や一部歌詞を変えた曲があったりと、このアルバムも中々興味深いアルバムです。

そんな二人のアルバムで唯一重なっているのが、タイトルの
「土用波」
なんですね。

初出は、
アルバム「中島みゆき」(1988)で、
アルバム「いまのきもち」(2004)でセルフカバーをして、さらに
「中島みゆきライブ!Live at Sony Pictures Studio in L.A.」(2005)
でも歌っているお気に入り(?)の曲です。

ちなみに、私も気に入っていて、カラオケの定番曲にしています。

歌ってて、本当に気持ちのいい曲なんで好きですね。(^^)

その「土用波」なんですが、この曲に関しては、静香嬢のほうが、みゆきさんバージョンに近いアレンジと歌い方をしている気がしました。

何となく、原曲が気に入っていて、その雰囲気で歌いたいみたいな印象を受けたんですよ。

シングル曲以外で、唯一のカバーですしね。

あくまで、私の印象ですけど。

と、チマチマ書いていたら、待っていた
「My Treasure Best-中島みゆき×後藤次利コレクション-」が、届きました。

その感想は、また今度。

お読み頂いて、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする