身の程知らずの独り言

音楽的にも文学的にもダメダメな♀が、身の程もわきまえず、好き勝手な戯言(主に、中島みゆきさん)を記しております。

みゆきさんの声、その34「縁会2012~3」

2015-02-03 01:05:00 | 中島みゆきさん(声)
「縁会2012~3」劇場版のセットリストです。

1.空と君のあいだに
2.あした
3.最後の女神
4.化粧
5.過ぎゆく夏
6.縁
7.愛だけを残せ
8.風の笛
9.常夜灯
10.悲しいことはいつもある
11.地上の星
12.NIGHT WING
13.泣きたい夜に
14.時代
15.倒木の敗者復活戦
16.世情
17.月はそこにいる
18.恩知らず
19.パラダイス・カフェ
20.ヘッドライト・テールライト

セットリストは、ブルーレイ・DVD と同じで、
・3分後に捨ててもいい(インスツルメンタル)
・真っ直ぐな線
は、残念ながら入っていません。
(ちょっと、残念(^^;)

"「縁会2012~3」劇場版開幕(^o^)v"
では、始まった興奮から、みゆきさんのカッコ良さにハシャイデしまって、ビジュアル面しか書かなかったので、今度は"声"を中心に。

と、言っても単に私の好みを書くだけで、そんな大層なもんじゃないんですけどね。(^^)

劇場版を観るまでは、映像盤とは印象が変わるかなと、思ってたんですが、好みは変わりませんでした。

「NIGHT WING」、
「悲しいことはいつもある」、
「過ぎゆく夏」、
この3曲が、私のドストライク、別格です。

まず、
「NIGHT WING」。

全体にキレイな歌声の「縁会2012~3」に、あって、
「NIGHT WING」の
『♪NIGHT WING』
のガナリは、ツボです。

「空と君のあいだに」
の最後や
「月はそこにいる」、
「恩知らず」
など、ガナリが入る曲は他にもありますが、この曲が一番ハッキリとメリハリあるガナリで、聴いていて惚れ惚れします。

『♪走っても走っても止まってるように見えるのは 何のゆえだろう~』
を軽やかに歌った後の
『♪NIGHT WING』
のガナリのカッコ良さ。(^^)v

『♪何のゆえだろう』
も、言葉使いとしてツボですしね。(^^)

『♪NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ』

ガナッてる時や歌い終わった後のドヤ顔も、いいですね。(^^)

そしてこの曲は、みゆきさんの声だけでなく、超音波娘とみゆきさんに呼ばれた唯子(坪倉唯子嬢)の歌声にも、ゾクゾクさせられます。

特に、2番の
『♪窓はいくつあるんだろう~』

歌い出しから、みゆきさんの声と唯子の声がどちらも存在感を持って聴こえてくるのが、気持ちよくてゾクゾクします。

ハーモーニーより、もう1つ上の次元で、二人のシンガーが絡んでいるような気がします。

Vocal  坪倉唯子の真骨頂ですね。

バイオリンの石橋尚子嬢もパワフルだし、アレンジも演奏もカッコよくて、イントロから、最後のキレのあるお辞儀まで、本当にカッコいいみゆきさんとみゆき組を堪能できる1曲だと思います。(^o^)v

次に、
「悲しいことはいつもある」。

歌声が、ドストライクです。

酔わされる声だし、歌い回しですね。

短い曲だし、演奏もバンマスのキーボードがメインで、軽く歌ってるようなのに、濃厚な感じがします。

「常夜灯」も色っぽいんですが、
「悲しいことはいつもある」は、
すごく色っぽいのに、カワイイんです。

映像版では、唯一ハンドマイクで、自由に気持ち良さそうに歌っているように、見えました。

映画「東京日和」のママを思い出しました。(笑)

そして、
「過ぎゆく夏」。

コンサートで歌い出した時は、心の中でガッツポーズを取った曲です。

そのコンサート会場での、この曲に関するちょっとした思い出。

確か、初日の神戸国際会館でのことです。

一部終了後、私の前の列に座ってた女性の二人組(だったと思います)が、一部を振り返って、曲名を言い合っていた時、
「過ぎゆく夏」だけが出てこなかったんです。

そしたら、近くに座ってた中年男性が、
「それは、『過ぎゆく夏』っていう曲で、アルバム「短編集」に入っていましてね~」と、解説を始めたんです。

すると、近くにいた何人かが、そこに加わって、盛り上がっていたのが、印象的でした。

私は、心の中でガッツポーズしながら、
「そうよ、短編集のね、」
と、男性の解説に人知れず心の中で、相づちを打っていたのでありました。(笑)

元々曲自体もお気に入りだったんですが、歌いっプリが、気持ち良くて。

歌いっプリなら、
「恩知らず」も気持ちいいですね。(^^)

衣装もノリも少しガナル歌声も、歌いっプリも、ドストライクです。

なんですが、何となく先に挙げた3曲が、私の中で別格に気に入った3曲なんですね。

本当に好みですね。(^^)

どの曲もステキで、聴き入ってしまう曲ばかりなんですが、強いて言うならば私には、この3曲を歌うみゆきさんが心底楽しそうにみえたからかな。

どの曲も気持ち良さそうに、思い入れたっぷりに歌われているので、あくまで私の思い込みなんですけどね。

また、前回
「化粧」について、
"この1曲だけでもlive会場に来た価値があると思ったもんです"
と書いたのに、どこにいったんだと訝しく思う方も、もしかしたらいるかもしれないので、付け加えます。

歌声を考えると、
「化粧」
の歌い出しの声は、みゆきさんの声のストライクゾーンから少しはずれるんです。

「泣きたい夜に」の歌い出しも、同様のハズレかたをしているんです。

本当に、私の個人的な好みの問題なんですけどね。

話題になった
「世情」も、
「時代」、「倒木の敗者復活戦」の流れも胸に迫ってきました。

みゆきさんの祈りも。

「縁」のアレンジも感動しましたし、そこからつながる、
「愛だけを残せ」の歌い出しも、鳥肌ものでした。

「パラダイス・カフェ」のタンバリンもカッコよかったし、
「風の笛」の笛を持つ後ろ手が泣けてくるし、挙げたらキリがないですね。
(^^;

何とか、上映が終わる前にもう1回行きたいと思っているので、また観終わったら、書いてしまうかもしれませんが、今のところの私の中の別格の3曲でした。

個人の好みに、お付き合い頂いて本当に、ありがとうございました。(^^)

では、また(^-^)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする