アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

クリスマスイルミネーション

2006-12-24 | 韓国生活
今日から2週間ほど日本に一時帰国します。4月から始まった私のソウル生活。振り返れば、あっと言う間の9ヶ月でしたが、いろいろありながらも話題に事欠かない毎日を過ごすことができました。ある意味アメリカ生活よりもエキサイティングかも。

さて今年最後の話題は、ソウルのクリスマスイルミネーション。12月に入ってあちこちがピカピカになっているソウルです。

まず去年までルミナリエと言う名前で開催されていたらしい「ルチェヴィスタ」。ソウル市内を流れるチョンゲチョンに沿った一角と市庁舎の前の広場で開催されています。スポンサーはSKと朝鮮日報。


神戸のルミナリエは人が多すぎて歩けないイメージですが、こっちはもちろんそんなことはありません。あまりに寒すぎて 気温が氷点下まで下がっているので、手袋脱ぐと手の感覚がなくなりそうなぐらい寒い。でもそんな寒い夜も元気一杯野外スケートリンクですべっている人たちがいました 


アウディツリー。天辺は星ではなく、アウディのマークでした。


新世界(シンセゲ)百貨店のイルミネーション。相当力入ってます。


ロッテ百貨店前。ロッテ百貨店は何箇所かありますが、どこも同じようなイルミネーションにしているようです。これはチャムシルのロッテ百貨店。


市庁前のプラザホテル。

それでは皆様、楽しいクリスマスとお正月をお迎えください。

来年は韓国(たぶん中国も)では600年に1度の「金の豚」年で、子供を生むには良いと言われています。実は2006年は旧暦では春分が2回あると言う、これまた600年に1度のめでたい年で、この年に結婚すると幸せになると言われているそうです。芸能人に結婚が多かったのもそのせいだったようです。

来年もソウルから話題をお届けしま~す

映画「オールドミスダイアリー」

2006-12-23 | 映画
私が今年最後の映画に選んだのは、ラブコメディの「オールドミスダイアリー」。これはもともとドラマだったものを映画にリメイクしたみたいです。映画が終わった後の韓国人の会話が聞こえてきましたが、ドラマとはちょっと違うみたいです。チョン・ウソン&キム・テヒ主演の話題作「中天」にしようかなとも思ったのですが、思いっきり笑えるのが良いと思ってこっちにしました。私はどうもワイヤー使った特撮映画は好きじゃないんですね。

この映画、期待を裏切らずかなり笑えます 韓国人は何箇所かで拍手までしてました。ストーリーですが、かなり想像の世界で生きている30代の女性は、仕事でも失敗、恋愛でも失敗をしているのですが、ある日会社にかわいい年下の男の子登場。最初は関心のなかった年下男も、女性のドジぶりと憎めない性格に引かれていくのですが。サブストーリーとして同じ家に住む3人の女性がいろいろやってくれるのですが、最後までこの3人が誰なのか良くわからなかったな。しかし最後の最後まで笑いの渦です。これぞコメディの王道と言わんばかりの爆笑。でも悲しいかなやっぱり細かいところが聞き取れない~


女性が背が低い訳ではなく、彼が相当でかいです。でかい韓国人の中でも一段と背が高いです。

年下男役はジ・ヒョンウと言います。最近ソース顔の多い若手俳優にしては珍しくとても韓国人顔です。かわいい年下男を見事に演じてます。女性の方はイェ・ジウォン。体当たりの演技で本当すごいです。この人私が2級の時に教えてもらった先生に顔がそっくり。そして友達曰く、スピードのヒロに似ていると。確かに似ています。

来年はもっとたくさん映画を見たいと思います。さてソウルにいる間に何本見れるかな~ それでは~

最近のヒット!

2006-12-23 | 韓国生活
あくまで私の中のヒットなので、世間ではどうなのか不明ですので悪しからず。



まずは、ドラマ「恋人」に出ている“イ・ソジン”(写真右)。ドラマはつっこみどころ満載ですが、最近水・木の夜は出かけてても絶対夜10時までに家に帰って見るほどのはまりよう。韓国は週2回もあるから見続けるのも結構大変なのです。ビデオに撮って見れば問題なかったりするかも!?でもやっぱりライブで見たい!って言うかうちのビデオデッキ壊れてるみたいです いつも木曜は、「あーーーー」ってとこで終わるので、次の週の水曜が待ち遠しい今日この頃です。イ・ソジン、日本ではあんまり知られてないと思ったら、先月ぐらいに神戸でファンミーティングがあったそうです。1月にはイ・ソジンに会うためにツアーまであるらしい。。。恐るべし韓流 私はすでに遅かったみたいです。今NHKでやっている「チュオクの剣」にも出てますよ。チュオクの血のつながっていないお兄さん役です。韓国人の友達によるとイ・ソジンは財閥の息子だから、家は超金持ちだそうです。芸能界で2番目に金持ちの家の出身だよ~って言われたので、1位は誰って聞いたら、誰か忘れたけど若い歌手だったと・・・そのようです。



次は、チョン・ジフン(ピ)と女優のイ・ナヨンが出ている“携帯電話のCF”。これはずっとシリーズで続いています。今は5話目ぐらいのクリスマスバージョンです。会社の先輩(イ・ナヨン)と後輩(ピ)が、最初は携帯メールをやり取りしていたら、気になる存在へと発展していくストーリーです。オンラインで見るとクリスマスバージョンの長い方では、「クリスマスには嘘はつけないよね~ サランヘ~、ナヨンシ~」と言っているのがあるのですが、私は未だにこれをTVでは見たことないです。二人がほほえましくてかわいいので私の好きなCFです。



そして最後は、毎週月曜の夜中にやっている「개그夜(日本語で言うとギャクヤ)」に出て来る“サモニム(사모님)(奥様)”。奥様とキム運転手が出てくる2人のコントです。奥様の口癖は、「운전해~(運転しなさい~)」と「어서~(さあ早く)」。2人の掛け合いが最高におもしろくて、夜中に一人で大笑いしています。もちろん全部わかるわけでないですよ。ただ奥様のボケといつも冷静なキム運転手の会話がおもしろい!奥様はもちろん既婚者で(当たり前!?)、会長の奥様なんですが、最近キム運転手との関係があやしい。これからどこまで続くのかな~

と言うことで、最近の私の中のヒットでした!

写真撮影

2006-12-22 | 韓国生活
韓国では実際の結婚式の前にスタジオに行って、いろいろな衣装とポーズの写真を撮影するのが一般的なようです。結婚式の時には、入り口に事前に撮影した写真を飾ったりします。芸能人も結婚式の前に○○のスタジオで撮影しましたなんて、ネットに写真が出たりします。

1月に結婚する友達が撮影をすると言うので私もお邪魔してきました。何週間も前からこの日を楽しみにしていたのです。

場所は、ソウル市内で一番おしゃれと言われるチョンナムドンにある“LRAN STUDIO"と言うフォトスタジオです。ムン・グニュンが主演した「ダンサーの純情」と言う映画に、結婚写真の撮影シーンが出てくるのですが、このスタジオで撮影されたものです。ますます楽しみ倍増!


映画のワンシーン。

実は今回私は撮影係も兼ねて行ったのです。なぜ私が撮影係!?日本では考えられないのですが、プロのカメラマンが撮影している横で私が撮影してもOKなのです。と言うことで、せっかくなので私が撮影した写真を紹介します(じゃーーーん)。普段から美しい友達が、きれいに化粧してもらって、さらに美しかったです。


勝手に出してごめんね。でも美しいからいいよね~

2枚とも窓際で撮影しているように見えますが、これは窓の形をしたセットがあって、その向こうにある照明をつけると本当の窓のように見えるようになっています。今回、友達は白いウェディングドレスだけでなく、カクテルドレス2着、洋服、韓服と5種類の衣装で、ポーズもいろいろ変えて撮影しました。特に新婦は、一人でポーズを取る場合も何度かありました。着替えの時間も合わせて、撮影時間3時半。二人ともお疲れ様でした~ 

韓国では結婚している人は、家にでっかい(かなり大きいです)結婚式の写真を飾るのが普通のようです。家族が増えるとそれが家族写真に変わる場合もあります。日本とはちょっと違いますね。

来月の結婚式も楽しみにしてますよ~


映画「美女はつらい」

2006-12-21 | 映画
ついに来ました。最高におもしろい韓国映画!ソウルに来たばっかりの頃、韓国映画はコメディが一番おもしろいとこっちに長く住んでいる人が言っていたのを思い出しました。まさにその通りです。

その映画とは、14日から公開されている「男はつらいよ」ならぬ「미녀는 괴로워(美女はつらい)」です。実はこの映画、鈴木由美子の漫画「カンナさん大成功です」が原作だそうです。原作は日本の漫画でも、脚本は韓国人が書いているから、このおもしろさは韓国映画だからだと独断と偏見で思っているのですが、どうでしょうか?

ストーリーは、体重95キロの女性が文字通り頭の先からつまさきまで全身を整形手術して、すごい美人に生まれ変わると言うラブコメディです。



性格も良くて歌も上手いけど(オンチの歌手の影武者やってます)、デブだからってバカにされ、友達には男はかわいい女が好きなのよと言われ、整形をして別人になって好きだった人の前に現れます。でも実は彼はデブだけど性格がかわいかった彼女に好意を寄せていたのです。さてどうなる美女!

美女になったとたんに、周りの男性の態度が180度変わってしまうのは、笑っていいものか。整形が頻繁に行われる韓国では(5人に1人と言われてるとか)、実際笑い事でない現実なのかもしれません。笑いの中にも考えさせられる点もありです。

さて、この映画がすごいのは、自然なまでにデブさを作っている特殊メイク。そして役が歌手なので、コンサートシーンや録音シーンで歌を歌っているのですが、なんと主演の女優「김아중(キム・アジュン)」が本当に歌っているようです。あまりに上手いから誰が歌ってるのかなと思ってたら、エンドロールを見てびっくり。相当上手いです 映画公開と同時に、CDショップにはOST(サントラ)が並んでました。


どうみても同一人物に見えない!

今年見た映画の中で、これだけがもう一回見ても良いと思った作品です。最高に笑えて、そしてちょっと泣けます~ 日本では公開されないかな。

蛇足ですが、韓国では99%の人がエンドロール見ません。だからすごく感動する映画でも終わったらさっさと劇場を出て行きます。この映画を見た日も、エンドロールを見ていたら、掃除のおじさんたちがゴミを集め始めて、劇場内には友達(日本人)と私の2人だけでした。韓国人のせっかちさがわかりますか?

カンジャンケジャン

2006-12-20 | 韓国の食べ物
韓国人の友達から、日本人はみんな好きだよと聞いていた「カンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)」。なぜかこれまでご縁のなかった「カンジャンケジャン」ですが、12月で日本に帰ってしまう友達に誘われて行ってきました。

場所は、川の南、地下鉄3号線「新沙(シンサ)」駅から徒歩5分ぐらいのところにお店が集中しています。他でも食べられると思いますが、ここが一番有名だそうです。一角に入ると日本語ですごい呼び込みが。。。私実は呼び込みされると他に行きたくなる人です。とりあえず様子見がてら通り過ぎ、呼び込みにつかまらないように、人が一杯入ってそうな店を探すと。ありました韓国人ばっかりで、人が一杯入っている店。店内に入って「カンジャンケジャン」を注文しようと周りを見渡すと、みんな大皿に赤いソースで和えたものを食べている。実は今の時期「あんこう」が旬なのですよ。ほとんどの人が「アグチム(아구찜)」と呼ばれるあんこうの料理を食べていました。まあでもケジャンを食べに来たからには、初心貫徹と言うことで初「カンジャンケジャン」。私の正直な感想はおいしいけど、何度も食べたいものではなかったな。値段は2人で50,000ウォンなので、学生がそうそう食べれるものでもないんで、そんなことは心配ご無用ですけどね。

私たちが入った「마산아구찜1호점(馬山アグチム本店)」は、帰りがけにおじさんに聞くと日本人も一杯来るようです。私たちが行った日は、たまたま地元韓国人で一杯なだけだったようです。

チャンスがあれば、この時期旬のあんこうも食べてみたいな~ すごくおいしそうでしたよ~

映画「The Holiday」

2006-12-19 | 映画
この時期、アメリカ映画は必ずクリスマス気分を盛り上げるような映画を公開しますが、先日見た「Just Friends」に引き続きこれもクリスマスシーズンのお話です。

キャメロン・ディアス、ケイト・ウェンスレット主演のラブコメディ。一緒に暮らしていた男が若いアシスタントを浮気をしたら。ずっと好きだった人が若い同僚といきなり婚約を発表したら。あなたならどうする?もうここにはいられない、休暇でも取らないとやってられるかと言うことで“House Exchange(家を交換する)”なるものをしたLAの若女社長とイギリスとコッツウォルズに住む新聞記者。それぞれの場所で、新しい人たちに出会い、恋を見つけ、自分を取り戻していくと言うストーリーです。



最後はみんな幸せになったので、良い気分になれる映画です。でもちょっと現実に戻って考えるとこらからどうなるのかな~なんて心配になったりして。まあ映画なのでそこまで考えることはないか。

クリスマスシーズンにお薦めの作品です

ちなみに原題は「The Holiday」なのですが、韓国では「로맨틱 홀리데이(ロマンチック・ホリデー」。




ボードゲームカフェ

2006-12-17 | おもしろソウル
昨晩、急に降り始めた雪 今朝は外は真っ白です。そして寒いです。

ボードゲームと言えば、「モノポリ」その昔流行った「人生ゲーム」ぐらいしか思いつかない私ですが、今日ボードゲームカフェなるものに初めて行きました。以前はもっとたくさんこの手のカフェがあったようですが、流行に敏感な学生の街“新村”では少なくなってきているみたいです。

この「ボードゲームカフェ(またはボードゲームバン)」は、普通のカフェでゲームが楽しめると考えていただけば間違いないでしょうか。それもヨーロッパやアメリカのゲームが何十種類も用意されているので、人数と時間に合わせて選ぶことができます。定番の「モノポリ」、「UNO」もありました。やり方がわからないとお店の人が説明してくれます。

私が行ったところは韓国人の友達曰く値段設定がちょっと高めだそうです。それでも2時間で4,000ウォン(500円)。コーラ、ソーダ、緑茶は飲み放題。他の飲み物もたくさんあるので、別料金を払えばそれも飲めます。すわり心地の良いソファータイプの椅子が置いてあって、テーブルの上でゲームをしながらお茶を飲んで。とても健全なカフェですね 私がやったのは、名前は忘れましたが1~13までの数字×4色+ジョーカー2個を組み合わせて、最後に持ち駒が無くなった人が勝ちと言うのと、「アバロン」と言う白黒の玉を動かして相手の玉を先に6個落とした方が勝ちと言うゲーム。意外に頭使わないと勝てないゲームでしたよ。

人気グループ“神話”のメンバーがやってるボードゲームカフェもあると聞いたことがありますが、どこにあるのかな。私はファンじゃないので、わざわざ探して行くまでもありませんが。

友達同士でわいわい言いながら楽しめるボードゲームお薦めです!ボードゲームカフェは日本にもあるのかな~?





青龍映画賞2006

2006-12-16 | 韓国生活
日本と比べて芸能人と会う確率は確実に高いソウル。でもここに行けば、さらに今の旬の人たちに会える。それは映画祭のレッド・カーペット。第27回青龍映画祭(청룡영화상)のレッド・カーペットを見に行ってきました!



午後から降り始めた雨の中待つこと1時間半。ほんど高校生と日本人(日本から来た日本人!)って感じですね。たまに韓国人の若い女性や、映像学科の学生が混じってましたけど。ちょっとおたくっぽい男子高校生もいた!レッドカーペットから1メートル近く離れていた両側のポールはいつの間にかレッドカーペットの間際まで移動。女優・俳優が到着するころには雨も止み、今度は気温が一気に下がりました。


「マラソン」のチョ・スンウ。今回は「タッチャ」でノミネート。


チョ・インソンは日本ではドラマ「バリでの出来事」で知られているのかな。今回はヤクザ映画で主演男優賞ノミネート。背が高くて顔もかわいい。日本からファンと思われる50代後半、下手すると60代と思われる人たちが数名来てました。


「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン。レッド・カーペットを通った人たちの俳優の中で一番かっこよかったです。でも蝶ネクタイがゆがんでます。


5年連続司会のチョン・ジノとキム・ヘス(今回主演女優賞受賞!)

みんなほんとすぐそこを通って行きます。友達と私は隣りにいた韓国人高校生2人と一緒になって興奮状態。女優さんは見たことあるけど誰かわからないことが多いので、高校生に聞いてチェック!ミーハー炸裂です しかし韓国の女優さんたち、近くで見ると顔触りすぎです。ほとんどありえない顔です 

さて、またしてもここでは終わらなかった。そろそろ終わったね~寒いし帰るか~って言ってる時に、おじさんが近寄って来て「チケットあるよ~」。このおじさんだいぶ前にも「日本人?」って聞いてきたので、私たち違うふりをして無視してました。おじさん、本当はただのチケットを1枚50,000ウォンで売ってました。それを買うはずもない私たち。「お金ないですから~」と言うと、値段はだんだん下がって2枚で5万ウォン。隣りの高校生に「どう思う?」って聞いたら、「高い、高い!」って言うから「いりません」と言うとおじさんは向こうへ。でも売れなかったのかしばらくするとまた戻ってきたおじさん。「2枚で4万ウォン!」でも「本当お金ないですから~ 2枚で2万ウォン。」と言うと、仕方ないなと言う顔で「じゃあそれでいいよ」とおじさん。と言うことで女子高生たちに別れを告げて、私たちなんと会場の中まで入りました。



助演男優賞はケムルのおじいさんが見事受賞!主演男優賞は「ラジオスター」に出ていたアン・ソンギとパク・ジュンフンがなんとダブル受賞。



2階席だったからステージ上は豆粒状態でしたが、受賞者の挨拶も生で聞けたし、雰囲気は十分楽しめました~ あ~楽しかった~

映画「ミスター・ロビンの口説き方」

2006-12-15 | 映画
最近、時間があれば映画を見に行ってます。今回は、「Mr. 로빈꼬시기(ミスターロビンの口説き方)」です。



ドラマ「私の名前はキム・サムスン」でブレークしたアメリカ人と韓国人のハーフのダニエル・へニーとオム・ジョンファ主演。先日見た「サイボークでもいい」の対抗馬とされているラブコメディです。まあ「サイボーグでもいい」があまりにも意味不明だったので、私はこっちを押します



ストーリーは、アメリカからやってきた社長(ダニエル・へニー)といつも男に振られている女性社員(オム・ジョンファ)のラブコメディ。いつも男に振られるには理由がある、「君は恋愛のルールがわかってない!」。「じゃあ、そのルールを教えてよ!」ってことで、社長が恋愛の相談に乗るうちに。。。まあありがちなストーリーですね。ダニエルは実際もあまり韓国語がしゃべれないので、韓国語を聞くのはいいけど、しゃべれないという設定なってます。一応、お互いの語学向上のために社長は英語、社員は韓国語で話しをするのですが、この設定あまりにも強引すぎませんか~社長が唯一しゃべった韓国が、「미안해요(ミアネヨ(ごめんね))」。そして最後は、そう来るか!やっぱり韓国映画、ただでは終わりませんでした~

たぶん日本では公開されないと思いますが、チャンスがあれば見ても良いかも~


冬はチムチルバン!

2006-12-14 | 韓国生活
今週末は最低気温がマイナス6度の予報が出てます。クリスマスも近づいて、そろそろ本格的な寒さかな~と思いつつ過ごしています。

さて、家にシャワーしかない私が冬に行きたい場所とは?

それはチムチルバン(찜질방)です。韓国版スーパー銭湯とも言うべきチムチルバン。私の住んでいるところからバスで10分弱行ったところに炭のチムチルバンがあるとの情報をゲット。友達と行ってきました~

まず入り口で料金7,000ウォン(850円)を払うと、Tシャツ&ハーフパンツ、タオル2枚、靴箱の鍵が渡されます。実はチムチルバンの正式な入り方がいまいちわかってないので、適当にTシャツ&ハーフパンツに着替えて、炭釜へ。炭釜に入る前に、外に後で食べる焼き芋をセット。炭を焼いている暑さで釜の中はかなりの高温です。高温、中温とあるのですが、高温は息ができないぐらい暑い。あまりの暑さに5秒で外にでました!中温で十分に暑いので、すぐに汗が噴出してきます。2回ほど入ってから、床暖房の大広間に移動。焼き芋(これがおいしい!)を食べながらテレビを見て、それから昼寝。おもむろに起きたらすでに8時過ぎていました。私の好きなドラマが始まる時間だったので、ラーメン食べながらドラマ見てとぐうたらな時間の過ごし方。そして最後はお風呂入ってから帰ってきました。今回チムチルバンにいた時間約4時間。

チムチルバンの中には、PC室、DVD映画室(これは毎日やってないようです)、小さい食堂もあります!垢すり、マッサージ、うぶげ抜き、カッピングもできますよ。それからカプセルのようなものに入って、何かしている人たちがいたのですが、男性もパックしながら入ってました。男性がパックしている姿初めて見た~。

いようと思ったらずーーーとぐだぐだしていられるチムチルバン、最高です。寒い冬の間に何度かお世話になりそう。

それでは~



青瓦台(チョンワデ)

2006-12-13 | 韓国生活
今日は、朝11時からの大統領官邸のツアーに参加するために景福宮(キョンボックン)へ向かいました。これが3度目の正直で、1度目メールで申し込んだら返事なし、2度目も返事なし、3度目も返事なしの感じだったので韓国観光公社に電話をして、確認してもらうようにお願いしました。そしたら12月13日水曜日午後11時のツアーに予約が入ってますとの返事。やっと行けると思って行ったら。。。

案内所にぎりぎり到着。ところが案内所が閉まっている!?そこにいた係りの人に予約番号を伝えると「予約は入ってないみたいです」との返事。えっ!?確認しているので間違いないと思いますが~ 私は観光公社に確認、係りのお兄さんはどっかに確認の電話をしてみても、何だか話が食い違っている。最終的に12月15日の11時に予約が入っていることが判明。あれ~ このやりとりを何度か繰り返し、約20分後まあいいだろうとどっかから許可が下りたので、何と入れてもらえました。韓国ではありがちなので、まあ入れたから良いか~と私たちも慣れたものです。

さて、青い瓦にちなんでブルーハウスと呼ばれている「青瓦台(청와대-チョンワデ)」ですが、歴史は短く1993年に建設されました。トレードマークの青い瓦は、陶器で出来ているので、100年、200年経っても色あせないそうです。敷地内にはいろいろな建物があるのですが、そのメインである青瓦台には、大統領の執務室、国賓を迎える“世宗室(セジョンシル)”、食事をするダイニングルームがあります。良く海外から来た人たちと会談している映像が流れますが、この世宗室の映像です。青瓦台のツアーは、現在のノ・ムヒョン大統領が3年前に始めたものだそうです。今日は、大統領は中にいたようですが、私たちが会えるはずものなく、地元女子高生に混じって約1時間のツアーを楽しんできました。

しかしこの話はこれで終わらなかったのです。数時間後に観光公社から携帯に電話が。その後、青瓦台との話がどうなったのか知らないのですが、青瓦台側は私のメールには12月15日って書いてあって、電話では日付は伝えてなくて予約番号だけ言ったと言っている、観光公社はちゃんと12月13日の11時って言われたと反撃。さらにこっちは会話を録音してるぞとはったりを利かせたら、青瓦台から録音したテープをよこせと言われたそうです。青瓦台相手にはったりを利かす観光公社も観光公社ですが。。。そこで私が送ったメールを観光公社に送ってくれないかとのこと。ここで裏話があるのですが、私たちの予約がなぜか5名になっていたのです。当初11月に申し込みのメールを送った時は4人だったのが、1人行けなくなったので12月は3人で申し込みました。と言うことは青瓦台の係りが、私の11月15日の申し込みメールを見たってこと!?それが事実なら、メールには返事しろ!訳がわからないので、観光公社の見方の私は、ちゃんと12月13日と書いてあった私のメールを転送しておきました!残しておいてよかった!観光公社がんばれ~

本当、どこ行っても楽しませてもらってます!これだから韓国はおもしろい!

それでは~

映画「Just Friends」

2006-12-12 | 映画
今日、急に時間が出来たので、寒い日には映画館へ~ 6,000ウォン(700円くらい)で見れるからできるこの手軽さ。

と言うことで、今日見たのは「Just Friends」。韓国に来て見た初のハリウッド映画です。見に行きたいハリウッド映画は一杯あったのに、人が入らないとすぐに終わる韓国では、これと思った時に行かないとすでに終わってる。。。ってことになりかねないのです。

久しぶりに耳に神経集中しないで映画が見れて、それだけで幸せ 言ってることがわかるって楽だ~。さて映画ですが、ポスターのようにデブのクリスが、自分を馬鹿にしたニュージャージーの友達を見返してやる~と故郷を後にして10年後。今やLA在住の彼はゴージャスな家に住み、お金も儲け、周りにはきれいな女性も一杯、そして何より昔の面影がないほど痩せて男前になって戻ってくるのですが。“フレンド・ゾーン”からなかなか抜け切れず、本当は今でも好きな幼馴染に好きと言えない彼。彼女の前で格好良く見せようとすればするほどドツボにはまる彼。さて彼の恋の行方は。

映画は決して最高とは言えないけれど、最初から最後まで笑えます。デブのメークは偽物ってわからないぐらい精巧に作ってあって、本当にすごい顔と体です。クリスとミスタービーンのような(顔が!)友達の掛け合いもおもしろくて、肩の力を抜いて見れるのでおすすめです。

このクリスマスシーズン、ちょっと幸せな気分になれますよ~

 


韓国小学校事情

2006-12-11 | おもしろ韓国人
12月に入り、街はクリスマスのライトアップが始まっています。今週金曜からは韓国版ルミナリエが始まります~ でも外は寒いからあんまり歩きたくない!

さて、最近私のバイト先に在韓約10年の日本人女性がやって来ました。27歳にして3児の母。この年にして独身の私とは大違い。。。 まあ人生それぞれってことで。さて、彼女の一番上の息子はただいま小学1年生。韓国の小学校の話を聞いていると驚くことばかりで。あまりに驚いたので、ちょっとご紹介します。

まず、小学校低学年は小さくて掃除できないから、子供達のオンマ(お母さん)が毎日掃除に行きます!考えられないけど、本当です。働いているお母さんは免除される学校もあるそうですが、中には免除されない学校もあるとか。小さくても掃除できますから~

小学校には「名誉先生」と言う人たちがいます。この人たちなんと生徒のオンマです。「名誉」って使い方間違っていると思いますが。この「名誉先生」たち、課外授業があると一緒に付いて行ったり、授業中もアシスタントのような形で手伝っているようです。もちろんボランティアです。「名誉先生」たちは、遠足の時も生徒と同じバスで行きます。他のお母さんが参加したい場合は、実費で参加します。って言うか、小学校の遠足になぜにお母さんが参加するの~

図書館にもオンマがいます。図書館って普通図書館司書の資格がないと働けないのでは!?これも言うに及ばすボランティアです。

小学校入学第1日目。彼女の息子は学校のカーテンを持って帰ってきたそうです。何で???洗濯して持って来いってことだったようです。信じがたいですが、本当です。

そして小学校1年生でも自分のブログ持っています!学校にコンピュータの時間があって、一人一人が学校からIDをもらうそうです。ポイントを集めることもできて、集めたポイントで自分のブログを飾る装飾品を購入することができます。ポイントは、宿題をしたり、日常生活の中でやったことでポイントが与えられるそうです。そしてベストブログを選ぶコンテストもあるそうで、その時には全然知らない高学年の生徒から掲示板に書き込みがあって「私に投票して~」と言われるそうです。コンピュータを使って礼儀のない行動をするような小学生のことを「초딩(チョディン)」なんて呼ぶ言葉も出来ているようです。最初はただ単に「小学生」と言う意味だったのに、いつの間にかコンピュータを使って問題を起こす子供達のことを指すようになったとか。

話を聞いているとこの国で子育てするのは大変かも~ だから出生率がどんどん下がってるのかな。今や韓国は日本より出生率低いですよ。何の対策もなされていないところに先行き不安なものが。

現在の韓国のほんの一面でした~

B-BOY

2006-12-09 | 舞台
今週6日から11日まで、“2006 Korea in Motion"と題して、Non-Verbal Performance Festival(言葉のないパフォーマンス・フェスティバル)が開催されています。どんな演目があるかと言いますと、言わずと知れた「NANTA」、「JUMP」、「SA.CHOOM」などなど。実は、私またもやチケットが当たりました。昨日のかばん事件が解決していなければ、見に行く気分にもなっていなかったはず。またもや感謝の念が~

今回見に行ったのは、B-BOYの「The Marionette」。B-BOYとはブレークダンスをするボーイ。以前から弘大でやっているのは知っていたのですが、こんなチャンスがやってくるとは。今回の作品は、アジアのグループとしては初めて世界的な賞を取った作品だそうで、マリオネットの動きとブレークダンスをミックスしたものです。ストーリーは、マリオネットが客席に座っている赤い帽子をかぶった女の子に恋をするのですが、年月が流れ女の子は結婚し、子供が産まれ、やがておばあさんになって亡くなってしまう。人形使いも年を取り、劇場はマジシャンに乗っ取られる。。。人形使いのおじいさんは、最後のショーをしてみんなは感動する。大まかにはこんな感じです。見てる私たちがストーリーの中の観客と言う設定になっていて、客席の中の一人が最初から最後まで赤い帽子をかぶっています。「客席の中で一番きれいな人~」と言って、スポットライトが当たったのはなんと韓国人の男の子でした。後ろから見たら女の子に見えたのかな!?でもとにかく踊りがすごい!すごいの一言です。最後に全員出て来て、ブレークダンスを踊ってくれたのですが、それがまたカッコいい。惚れました~ もっと小さい劇場で見たら、さらにすごいと思います。次回機会があれば弘大の専用劇場に行きたいと思いま~す

蛇足ですが、今回も途中何度か、韓国語・英語・中国語・日本語で字幕が出たのですが、「ある日魔法使いがやってきます」。。。「魔法使い」!?なぜにここで魔法使いが出てくるのだと思いつつも話が進んだのですが、次の字幕で英語を見ると「Magician」。魔法使いじゃなくて、マジシャンですから~ 字幕は日本人にチェックしてもらってください~

それでは~ 今晩も寒いソウルより