アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

おもしろソウルパート3

2006-06-25 | おもしろソウル
21日からソウルも梅雨に入ったようですが、今日は良いお天気でした

そのお天気に合わせてか、隣りのアパートで引越しをしていました。私の住んでいるアパートは27階建てなんですが、周りはすべて同じような高層のアパートです。エレベータで荷物を運ぶのは大変なのか、このようにクレーンもようなものを伸ばして、荷物を運んでいました。上で人が待っていて、荷物が上まで上がったら窓から手を出して中に入れていましたよ。ちなみに写真を撮った時は、ゴルフのクラブセットとその他中が見えない荷物でした。

でも何週間か前に他のところでも、もっと低い階の部屋に同じようなクレーン式のものを使ってピアノを運び入れていました。これが一般的なやり方なのかもしれないですね。

日本で私が住んでいる建物も13階建てですが、外から荷物を運び入れているのは一度も見たことがないです。私が引っ越したときも、引越し屋のお兄さんたちが、エレベータを使って全部手で運んでました。あの手際のよさはすごかったな。

私が住んでいる建物は、北と南にエレベータ1機づつしかなく、各階には2世帯づつしか住んでいない不思議な構造になっています。そして北と南の行き来もできないです。だから引越しのためにエレベータを独占するのは難しいってこともあるかも。

明日も雨が降らないといいな~





ビジネスクラス!

2006-06-25 | 韓国生活
しばらく更新してなかったのは、実は日本に帰国してました。連絡してない人がたくさんいるので、水臭いと思わないでくださいね~ みなさんソウルで再会するのを楽しみにして待ってますので~

ところで、今日成田から仁川(インチョン)に向かうのにユナイテッド航空に乗ったら、なんとビジネスクラスに乗せてくれました。もちろん私のチケットはエコノミーですよ。ビジネスクラスに乗るのは3度目なんですが、なんと3度ともこのラッキーな無料アップグレード(と言うべき!?)です 最初は、関空→シカゴ、二度目は関空→LA、三度目が成田→仁川。一人旅もたまにはするものです!まあ私が自分でビジネスクラスのチケットを買えるはずもなく、そうでなければ一生ご縁のないゆったりシート。2時間のフライトとは言え、シートはふかふか、ヘッドレスト&フットレスト付き、出てくる食事もおいしくて、やっぱりいいな~ 

私の隣りに座ったのはどう見てもアジア人の顔してる男性だったのですが、韓国への入国書類を渡しに来たフライトアテンダントが、「Japanese? Korean?」って聞いたら「English.」と言ったので、おもわずびっくり。イギリス人には見えなかったので、移民したのかな~なんて思いつつ、本当はいろいろ話がしたかったんだけど、隣りでシート思いっきり倒して寝てしまったので、結局話しできず。向こうも話かけて来なかったので、やっぱり私には、空の出会いもなさそうです。

学校の休みも明日で終わり。月曜からは新しい学期のスタートです。
ではまた引き続きソウルの生活を紹介しますのでお楽しみに~




鹿角

2006-06-14 | 韓国生活
いよいよワールドカップが始まりましたね。日本の第一戦は残念な結果に終わりましたが、最後までがんばってほしいものです。韓国はもちろん街中盛り上がってます。どこいっても赤赤赤。そして代表チームの「Red Devil」にちなんで、デビルの角のカチューシャが流行っているようで、今日はスターバックスのお姉さんまでつけてました。

ワールドカップの話題といきたいところですが、今日は「苦くて体に良いもの」を紹介したいと思います。その名も「녹각대보탕(ノッカクテボタン)」。ノッカクは鹿の角のことです。その鹿の角から取れたエキスのようなものが入っているお茶なんですが、これまたとてつもなく苦い。一緒に出てきた生姜の砂糖漬けを食べて、苦味に絶えながら飲んでいたのですが、そのうち苦味も薄れどうにか飲み終えることができました。見てるとランチを食べ終えたおじさんたちが、このお茶を飲みに来ていました。体には良さそうですが、一度飲んだらもう良いかな・・・

このお店、今やおしゃれなレストラン&ギャラリーと言えば「三清洞(サムチョンドン)」と言われるエリアにあるのですが、その店がまた小さい、そして決してきれいとはいえないのです。でも意外に人が入ってるところを見ると人気はあるようです。お汁粉(メニューにはおかゆって名前になってましたが)は確かにおいしかった。三清洞は、天気が良ければちょっとした散歩に良いのではないでしょうか。残念ながら今日は一日中どしゃぶりで、決して散歩に最適とは言えない天気でした。それが何より残念

明日も雨かも~ それでは~




韓国料理:ペダキヘチャングック

2006-06-11 | 韓国の食べ物
日本人は二日酔いの次の日はおかゆとか何かあっさりしたものを食べますが、韓国人は辛くてこってりした料理を食べるのかな。先日食べに行った「ペデキヘチャングック」も二日酔いの時に食べると良いそうです。でも私は二日酔いだったから食べに行ったわけではないですよ。中には骨付きカルビの肉が入っていて、スープはこってりで、かなり胡椒&とうがらしが効いた辛さです。見ての通りスープは真っ赤です。この料理は、サムギョプサル(豚の三枚肉の焼肉)同様、焼酎に合う料理です。間違ってもビールを注文しないように!ちなみにこのボリュームでお値段5000ウォン(約600円)です。

ここ数日ソウルは変な天気で、かみなりが鳴ってはどしゃぶりを繰り返しています。こっちの梅雨は6月末から始まるので、梅雨にはまだ早いようですが・・・

それでは~


韓国のスイーツ

2006-06-07 | 韓国の食べ物
今日で期末テストも終わり、今学期もいよいよ来週の火曜日で終了です。2ヶ月経って、私の韓国語はどこまで上達したのかな~ 正直まだまだ

クラスメートの一人が昨日誕生日だったので、今日は有志でカフェにケーキを食べに行きました。韓国のケーキは、コーヒー同様、メインの食事と同じぐらい高いので、お金のない学生はあまり食べられないのです。私たちの食べてるメインが安すぎるかも!?でも今日私たちが食べたテジカルビランチは、一人6000ウォンだったことを考えるとケーキは平均4000ウォンぐらい、コーヒーも3500ウォンぐらいするので、やっぱり高いですね。私もこのケーキが、韓国で食べた3つ目のケーキでした。まあ考えてみれば、日本にいてもこれぐらいのペースでしか食べないかな。

さて、こちらのケーキですが、やはり日本のおいしいケーキに勝るものではありません。特にスポンジ。あ~日本のケーキが食べたい。いまいちなケーキの中では、「コグマケーキ」が当たりはずれがないようです。えっ、「コグマ」って思いました?「コグマ」は韓国語で「さつまいも」のことです。私が食べたコグマケーキもまあまあおいしかったです。

これからの時期、韓国で好んで食べられるのが「パッピンス」。先日友達と食べに行ったのですが、私はその日かなり疲れてて写真撮り忘れました。日本のカキ氷の上にフルーツ&アイスクリーム、たまにあんこが乗っているようなものです。でっかいパッピンスをみんなでつついて食べてるのを見ます。日本と違うのは、男性が一人で来てたり、二人で来て同じパッピンスを食べているのを見かけます(普通の人ですよ!)。次回パッピンスを食べに行ったら、また報告します!

暑い時期に韓国に来られる方は、この「パッピンス」食べて見て下さいね~ 
私は日本のミルク金時が食べたい~

では~

おもしろ韓国人パート2:私は家族の一員!?

2006-06-06 | おもしろ韓国人
韓国語で「腹が立つ」ことを「ファガ ナダ(火が起こる)」と言うのですが、ある日のこと私がまさに「ファガ ナダ」と感じた出来事が起こりました。

ある土曜日、その日はとても良い天気でした。まさに洗濯日和りさっそく洗濯しようと思ってお母さんに聞くと、今はまだ娘が寝ているから駄目だと言われました。その後、今なら良いよと言われたので、洗濯機のところへ行ってみると、中にはすでに家族の洗濯物が。。。洗濯して良いと言われたってことは、このまま一緒に洗えと言うことよね~と思って、そのまま洗濯機のスイッチを入れました。それから30分ほどするとお母さんが、「私たちこれから出かけるから洗濯お願いね~」と言ったのです。まあ良いでしょう。そして洗濯機が止まり、干し始めたものの、私が思ってた以上にたくさんの洗濯物で、やってるうちにだんだん腹が立ち始め、「なんで私がお父さんや息子のパンツまで干さないといけないのよ~」ムムムとなった訳です。

その後、腹の虫も収まらぬままに外出し、地下鉄に乗りながらいろいろ考えてみました。そして「もしかして私が家族の一員だと思っているから洗濯してって言われたのかな~」と言う結論に至りました。その日ちょうど会う予定になってた韓国人の友達に聞いてみたら、「それはそうだよ」と言う答えでした。でもいまどきの若い人は、そんなことは言わないし、一緒に洗濯することもないよ~と言われました。これってもしかしてカルチャーショックの一種だった!?

しかし、幸いにもこれがこの2ヶ月のソウル生活で、最初で最後の「ファガ ナダ」事件でした。そして今となっては、本当に笑い話です。

明日(6月6日)は、韓国は朝鮮戦争で亡くなった人の忠誠を記念する「顕忠日」で祝日です。でも水曜に期末テストがある私には休みは無縁・・・どっか行きたい

それでは


おもしろ韓国人パート1

2006-06-02 | おもしろ韓国人
日本人と韓国人、顔は似ていても習慣も文化もかなり違うと言われます。
私がソウルへ来て一番違うなと思ったのは、人と人の距離。

まず地下鉄の駅で、チケット販売窓口に並ぶと、後ろの人が体が触れんばかりの距離に立ちます。下手するとチケットを受け取った瞬間に、後ろの人の手が窓口に伸びていることも。この距離感、かなり戸惑います。

友達との待ち合わせで、地下鉄の改札口付近に立っているとします。壁と私の距離が50センチぐらい空いてると、その50センチの隙間を人が通っていきます。最初はアジュンマ(おばさん)だけかと思っていたら、老若男女が通っていきました。「私はここにいまーーーす」と一言申し上げたくなるぐらい、見事に通っていきます。通っていくだけならまだしも、多少ぶつかっても平気みたいです。

地下鉄に乗るのに列に並んでいるとします。前の人との隙間が30センチぐらい空いていると、これまたそこを人が通っていきます。もちろん「すみません」の一言はありません。たぶんこの“通っても良い隙間”の広さが違うんでしょうね。

この他人との距離感は、日本人と韓国人でかなり違うようです。日本人とアメリカ人も違いますけどね。この距離感がどこから来ているのかわかりませんが、同じ器にみんながスプーンを突っ込んで食べる韓国の食文化に通じるものがあるのかななんて思ったりして。たぶんこの説は違うと思いますけどね

いろんな“違い”は、単なる“違い”として受け止めるのが海外で上手く生活していく秘訣でしょうね。“違い”も大いに楽しみたいと思います