昨日の夜はウィーンのライブストリーミングで『マイヤーリング』を楽しみました。
確かファーストキャストにはロマン・ラツィックとイリーナ・ツィンバルが予定されていたと思うのですが、
ソリストのGregor Hatala（グレゴール・ハタラ）がルドルフを、
マリー・ヴェッツェラをファースト・ソリストのNina Poláková（ニーナ・ポルコワ）
がそれぞれ踊りました。
私はイリーナが大好きなので、イリーナではなかったことが非常に残念でしたけど、
でもニーナも素晴らしいダンサーなので、十分楽しめました。
ルドルフを踊ったグレゴール・ハタラと言う人は私は記憶がなくて初見になるのかもしれません。
ちょっとぽっちゃりした人だったので、ルドルフのイメージとは違うのかなあ？とも思ったのですが
踊りは素晴らしかったですね。
何より彼はオーストリア人なので、そこにはオーストリア人の物語はオーストリア人でという監督の思いもあったのかもしれません。
ちなみにステファニー皇太子妃を踊ったNatascha Mair（ナターシャ・マイヤー）もオーストリア人です。
いつも思うのですが、観るたびにウィーンは良くなっていて、監督の凄さを感じます。
今回はまた木本さんが素晴らしかった！！
木本さんはハンガリーの高官を踊っていましたが、きれきれの踊りが光っていました。
あと、ラリッシュ伯爵夫人を踊ったソリストのKetevan Papava（ケテヴァン・パパヴァ）、
彼女ももはや鉄板ですね、安心して観ていられます
そして観ながらつくづく思いました。
今の私はパリよりもウィーンの方が好きです。
ウィーンのバレエを観ているとほっとするし、でもときめくし
ライブストリーミングで劇場内が映ると、自分も劇場にいるような気分になります。
次回は12/26のくるみです。
楽しみ♪
