「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」西条八十の詩集をタクシーに忘れた黒人が、ナイフで刺され、ホテルの最上階に向かうエレベーターの中で死亡した。棟居刑事は被害者の過去を追って、霧積温泉から富山県へと向かい、ニューヨークでは被害者の父の過去をつきとめる。日米共同の捜査の中であがった意外な容疑者とは…!?映画化、ドラマ化され、大反響を呼んだ、森村誠一の代表作。
あまりにも面白くて、数日で読み終えてしまいましたよ。
ちょっとやそっとの量じゃないのにね。
ちなみに、ドラマ版や映画版は見てないです。
でも、気になってはいました。
なので今回…ね。
日本の刑事がほんの少しずつ真実に近づいていく様、アメリカの刑事の感覚とその最後、母の本性と人のかけら、息子の悲しみ、どれも見事に描ききっていると思います。
そして、それらが一つ一つ繋がるごとに、私の心の中の人間の部分が悲鳴をあげていた…かのような。
それにしても、この本のタイトルがなんだか、私たち人間に対する挑戦状のような感じがします。
あなたは人間なの?って感じで。
気のせいかな?
人は、なんと哀れな存在なのか…。
そんなことを感じさせる本でした。
・関連ページ
人間の証明(Wikipedia)
・関連動画
映画版予告(Youtube)
あまりにも面白くて、数日で読み終えてしまいましたよ。
ちょっとやそっとの量じゃないのにね。
ちなみに、ドラマ版や映画版は見てないです。
でも、気になってはいました。
なので今回…ね。
日本の刑事がほんの少しずつ真実に近づいていく様、アメリカの刑事の感覚とその最後、母の本性と人のかけら、息子の悲しみ、どれも見事に描ききっていると思います。
そして、それらが一つ一つ繋がるごとに、私の心の中の人間の部分が悲鳴をあげていた…かのような。
それにしても、この本のタイトルがなんだか、私たち人間に対する挑戦状のような感じがします。
あなたは人間なの?って感じで。
気のせいかな?
人は、なんと哀れな存在なのか…。
そんなことを感じさせる本でした。
・関連ページ
人間の証明(Wikipedia)
・関連動画
映画版予告(Youtube)