小さな悪の華 - MAIS NE NOUS DELIVREZ PAS DU MAL(1970)

私たちは身も心もサタンにささげる…

15歳の少女、黒髪のアンヌとブロンドのロールが主人公。寄宿学校に通う二人はバカンスを利用し、盗みや放火、また牧童を誘惑したり庭番の小鳥を殺害したり、悪魔崇拝儀式を取り行うなどの残酷な行為を繰り返していた。やがて二人の行為はエスカレートし、死の危険を孕んだ破滅的な終局へ向かっていく。
公開当時に反宗教的、反道徳的という理由からフランス本国で上映禁止となった禁断のサスペンス。悪に魅せられたふたりの少女の顛末を描く。



2人の純真無垢な残酷さがなかなか…。
ある意味微笑ましい…？ｗ

ラストは衝撃的です。
まあいろんなところでネタバレしてるので、
たぶんちょっと調べればわかると思います。
でも、ラストに向かうまでの過程が、
なかなか興味深いですね。


先日鑑賞した『乙女の祈り』と同じ事件を扱った映画ですが、
あちらは事件に忠実なのに対し、
こちらはさわり？の部分だけ同じで、
あとは宗教色一色な感じ。

制作年は、
乙女の祈りは1997年、
小さな悪の華は1970年。
古い映画だけど、
色褪せない映画です。



・関連ページ
小さな悪の華(allcinema)
小さな悪の華(Wikipedia)


・予告
Youtube