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映画好き~><bな私の、映画三昧之日々。

『怪記事典(カイキペディア) 黒血ノ版』明神ちさと

2014年04月19日 | 私的本・小説
 「FKB饗宴」シリーズや「恐怖女子会」で登場した明神ちさと、初の実話怪談単著。東京・新宿でバーのママをやっていた異例のキャリアを持つ彼女。その店には、怪異を語る常連客たちが集い、店にも不可思議な出来事が起こる…。夜中の心霊スポットに行ったフリーターの悲劇「廃墟の礫刑」、先祖の遺品である空瓶に詰められているものは「空瓶奇譚」、魔術にはまって香油作り、その結末は…「魔術ノ油」、女性が語る凄惨な悪夢「チチノヘヤ、ハハノヘヤ」など40編を収録。蒐集した怪異譚を分類し、記録することで恐怖へと立ち向かう。



ホラーはちょっと苦手な私。
ですが、こちらに収められている様々な奇々怪々ストーリーは、ほのぼのとしたものもあれば、背筋がゾクゾクするようなものまで。
ほのぼのなのは良いけど、背筋ゾクゾクなのは・・・と思っていたのですが、読んでみると、一つ一つのストーリーが短いので、それぞれしっかりと読んでしまいました。
しかも、興味深く。
私にとってはちょうど良い感じですね。


ところで、こちらの著者・明神ちさとさんは、新宿G街にあった、今はなきBAR幻影城の城主様。
こちらには何度かお邪魔したことがありますで、その時のことを思い出し、読んでいると懐かしさを覚えます。

さらには、ただお店にお邪魔するだけでなく、何を思ったか、お店をお借りして1日ママをやってしまったことも(笑
今思えば、無謀なことをしてしまったと、ちょっぴり後悔もあったりなかったり…?
まあ、いろいろな理由があってお借りしたのですけどね(ぇ
そんな、私にとって思い出のあるお店であり、お世話になった(ご迷惑をおかけしてしまった)方です。
ほんと感慨深いです。


と、話がそれてしまいましたが、こちらの作品、とても面白いです。
ぜひ読んでみてください♪


って、最後のやつ!すごい><(ぇ


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