バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

人生を変えた出来事

2024年01月20日 | お仕事
今日はまたまた積雪日和。





猫は窓辺でチラつく雪を眺めたり
ベッドに戻って通常通り爆睡をしていたけど


裏庭のリスは忙しそう。








走っては地面を掘り続ける。


きっと去年の秋に埋めたどんぐりの発掘作業に追われているんだろうけど、とても働き者。


何を目印にどんぐりを探せるんだろう。


ところでこないだの出勤日


同じキューブにいる男の子2名と、隣のキューブにいる女の子1名、トータル4名で話し込んだ。


トピックは


Life Changing Event
「私の人生を変えた出来事」


同僚1: 大学で人は何を食べるべきなのか本気で学び、以来ベジタリアンになる。
どこでどんな餌を与えられてどんな環境で育ったか不明な動物を自分の体内に入れることに不安を感じ、
以来食べるものに関して注意をはらうように。でも家族はベジタリアンではない。


同僚2: 転勤でNYからある州に移ったところ新天地での生活になじめず、友達もいなかったので
長い間ひたすら本を読んだり、自分と向き合う時間を設けたら今までの価値観がガラリと変わり
腹が立つことが激減する。人は怒る価値のないことに腹を立てすぎて生きてる目的を失っていると
悟る。


同僚3: この会社に勤め始めた直後、夫の姉が恋人に射殺されてしまい、その2か月後に
家族の1人を病気で亡くす。それから数か月後、今度は親戚2名が別の病で他界し、一年で4回の
お葬式を経験するも、その年が彼女の人生初めての葬式経験であり「人は必ずいつか死ぬ」ということを
これでもかというほど痛感する。


そして私: 911アメリカ同時多発テロ事件。この事件がきっかけで、朝「いってきます」
と言って出かけた愛する家族が二度と家に戻ってこないことがあるのだということを痛感。
これ以来ハニバニと長引く喧嘩がなくなった。仲直りは絶対にその日のうちに。


というような、なかなか実りある会話だった。


となりのオフィスでブラッドはきっと「仕事しろ」って思っていたに違いないけど。


それなりの年になると、それなりの経験もあり


それぞれ人生を変えた出来事ってあるんですよね。


興味深いです。


みなさん、良い週末を!


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