バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

血で血が騒ぐ

2017年02月04日 | アメリカ生活


血液を見ると、こうドキドキしてしまうのはドラキュラかケイエスぐらいか。



数日前のランチタイム。


私とデミ嬢はお天気も良かったので近くのカフェでランチするため会社の敷地内を歩いていた。


すると30メートル先に数人が立ち止まっており、よく見ると人一人地べたに横たわっているのが見えた。


さらに歩いてゆくと、その数人の一人が携帯片手に誰かと話していて


地べたに横たわっているのがどうも『ウォーキング中に倒れた人』らしかった。


デミ嬢と、これはなんか大変なことになっている状態ということを把握して近づいてみてわかったのが


彼らは割と社内で見かける母親とその息子で、携帯で話ししているのが息子で、倒れているのが彼の母親だった。


そばでおろおろしている人にどうしたのか尋ねてみると、なんでも3人で歩いていて急に母親が倒れてしまったということだ。


もう意識がないのかと思ってよく見てみると、お母さんは頭を抱えた状態で、倒れて起き上がれないことがショックなのか


呼吸がものすごく早く、とにかく泣きじゃくっている。


とりあえず意識があることは幸いだ。


携帯で息子の方が『...はい。意識はあります。母さん、大丈夫か? ...ええ、話しはできます。』とか言っていて


お母さんの方を見ていると、震える手で頭を抱えていたのだが、


そこから出血した血がどんどん広がってゆく。


『ちょっと、お母さん頭を怪我されてますよ。知ってました?出血が多いようなんだけど。』


と言ってあげたら、彼もその事実を把握してなかったようで、『頭もケガしてるようです。はい、全く動けません。』


と、電話の相手に説明を始めた。


皆さん、ご存知だと思うが、頭とか顔が流血するときって、結構ドラマティックに出血するんだよ。


ある日ハニバニが髭をそりそこなって、小鼻のわきをザックリ切って、そこから流血したんだが、


その流血を見た瞬間、私の意識が遠のくのがわかった。スプラッター映画は大好きなのに。


なのに血が止まってよく見ると、切り傷のあの小さいこと!!!


顔から上の流血ってものすごく大げさだということを悟ったのだった。


まるでうちの母の説明のよう。


母はちょっと血が出ると、


『あのね、血がね、どっぱーーーー!!!と、出てね...』


って言う。



さて、話をその流血騒ぎに戻す。


で、とりあえず出血を止める方が大切だろうということで、デミ嬢が会社のセキュリティーに連絡をとり


すぐに応急手当で止血でもするべきだとアドバイスしていた。


それから私たちには特にしてあげられることもなくなったからその場を去ったのだが


時間が経っても私の頭からその流れた流血が鮮明で、しばらくはドキドキしていた。


頭を打撲したときに、傷がないよりも傷があってそこから血が出る方が結果的に良いことが多いと何かで読んだことがある。


確かに内出血してそれに気が付かなくて、後になって嘔吐を始めたとか、脳に障害が出る方がそりゃ大変だ。


彼女の怪我の程度がそんなにひどくないことを祈る。


倒れたとときに頭を打撲しているとのことだったので、それが心配だ。


今度社内で息子を見かけたらお母さんがどうなったのか聞いてみよう。



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さて。気を取り直して、珍しく食べ物の写真を載せてみようと思う。

先週の土曜日、ハニバニの兄家族とニュージャージーのアトランティックシティーで食事をした。

そこで食べた



Tuna Tartar
・新鮮なツナ、きゅうり、アボカドをワサビ醤油とセサミオイルで和えたものをクリスピーに揚げたワンタンの皮を添えた前菜




Wasabi Crusted Tuna
・ツナの表面だけをワサビ、パン粉でカラッと焼いたのとアジアン野菜とジャスミンライスwithポン酢ソース



の美味しさが、一週間たった今でも忘れられない。

ほぼ毎日のように写真を眺めては、もっと頻繁に食べに行けないものかと考えたり(←遠すぎるわ!



そういうのどかな日々を過ごしている。




月末レポート、まだ何も手を付けていない。




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トランプ氏の爆走が止まらず。
母に「おたくの大統領どうにかしてよ。」って言われた。
私の大統領じゃないし...。




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