バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ストレスのおかげです

2014年08月14日 | お仕事

カレンダーを新しい月へとめくるにあたり、
『さあ、新しい月の始まり!新規一転、頑張りましょう!』
と思う人は多いはず。



私の場合、カレンダーをめくるとまず最初に思うのは月末レポートのことのみ。



以前はそのレポートを3日間でやり終えていたのに、この職場に移ってからは
1週間ぐらいでやっと落ち着くという感じ。


気が付くといつも新しい月になってからすでに半ば。



仕事の忙しさでランチ休憩もろくにとらない私を、
『そんなの不健康だから!』と、椅子から剥がすように私をランチに引きずって行くデミ嬢。


デミ嬢もかなりストレスが溜まっていて、とにかく会社のビルから飛び出したいらしい。


私の職場で、ストレスがないっていう人なんていないだろう。


私もそこそこに食生活には気を使っていて、低炭水化物ダイエットをしているし、
おまけに低塩分、ローファット、糖分カットにも気を配っているが(ただし平日に限る)
このデミ嬢はもっとハードコアな健康オタクだったりする。


そんな彼女でさえ、最近私とランチでスタバに行ったりすると
もはやそれはコーヒーではないだろうというような、ほとんど『飲むデザート』みたいな
甘い甘いコーヒーを飲んで、それに加えて甘いドーナツも食べたりする。


なーんだ。ダイエットにうるさい彼女がそうなんなら私もと、
ついついドーナツの誘惑に負けてしまった昨日と今日。


2人とも虚ろな目を見合わせてうなずく。


『すべてストレスのせいだよ。』と。


だけどね、
ダイエット中にふと誘惑に負けてジャンクフードを食べてしまったあの一口目の衝撃と同じように
ものすごい罪悪感と共に食べる食べ物のあの美味しさといったらあなた。


仕事の疲れと、その罪の意識をばりばり感じながらいただく午後の砂糖漬けで
デミ嬢と私はしばし恍惚状態。


しーんとして、2人、ただ黙々と。


『ねえねえ。これってさー、もしストレス感じてなくて疲れてなくて、
しかも罪悪感も感じてなかったらさ、それほど美味しくなかったのかもよ。
ある意味、人間には適度のストレスがあったほうがいいのかね。
ストレスを発散するときのあの心地よさってのは、ストレスがあってのことじゃん?』



と、ぽつりと私が言ったら、
突然弾けたようにデミ嬢がゲラゲラ笑い出した。



『それあんたの哲学?なんか変だけど、理屈は大いに合ってるわー。』と、しばらく笑ってた。



それからはお互いにストレスの源である愚痴を吐き出して、
少し歩いて、なんか非常にすっきりした気持ちで会社に戻り、
そしてまた黙々と仕事した。


仕事してるから休日がありがたいと思うのと一緒で
ストレスがあるから、それを発散させたときの開放感を感じ取ることができる。


こういうメリハリのある生活って理想的だなーと思う8月の真ん中。







残暑お見舞い申し上げます。



って、コメンテーターの西九条さんが言ってくれて、
「わー。そうだそうだ。夏真っ盛りって思ってたけど、もう残暑なんだー」って、
なんか懐かしい日本の夏を思い出したのでした。



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夕飯にキッシュを作って食べた。





ハニバニの大好物で、私も大好き。

簡単で、軽く食べられるのがいい。こちらでは朝食として頂くんだけども
我が家では朝食を夕食にすることがよくあります。



フリちゃんも元気です。





フリちゃんは人間の左側の小脇に抱えられて寝るのが好き。





夜寝るときは必ず私の左側の小脇に抱えられて寝ます。
(そのうち寝相が悪くてどこかに転がって行っちゃうんだけど)





聴力が優れてる猫だから、もしかしたら心臓のドキドキという鼓動を聞くのが好きなのかもと
可愛い想像をして笑うケイエスです。



さあ、みなさん、週末ですよ!





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日本列島はものすごく暑いんですね。
こちらはとてもマイルドな夏です。
マイルドすぎて変かもとか思ったり。やっぱり氷河期に入っているんですよ!(腰に手をあてて叫ぶ)


↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




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