バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

労働の励み

2012年02月27日 | お仕事

久しぶりです。

私のこと、覚えてる?(←馬鹿炸裂)







仕事が猛烈に忙しい。


仕事も一通り覚え、要領を掴んできたのでこれからちょっと楽になるかと思いきや、
要領を得たぶん、プロフェッショナルにこなしたいという意欲も湧いてきた。


ただ、今まで長いことシステムの分野にいたので、数字というか、ビジネス分野では
まだ知らないことがたくさんある。


なんだかやる気が空回りしているようでもある。


そんななか、この仕事についてから数ヶ月、早くも仕事の査定の時期がやってきた。


もちろん、昨年度の何ヶ月かは前の職場からの成績表を使い、
残りは今の実績で成績がでる。


前の職場では問題はなかったと思うが、問題は今の仕事である。


私は他の人と違って、わからないことはわかるまで(本当に100%納得するまで)
しつこく何度も何度も聞く。


もしかしたら物覚えの悪い奴を雇ってしまったと、主任に思われているかも知れないと
思うことが結構あった。


自分が今どういう状態にあるのかが全くわからない。


とにかく仕事があるだけでも有難いこのご時世である。
どんな成績であっても受け入れよう。


と思っていたらあなた。


目からウロコボロボロ状態だったわよ。


うちの会社は5段階で評価されるのだけど
前の職場での成績は5(Outstanding)だったの。


今の職場に移ってから主任がくれた成績は4(Excellent)。


3(Good)ぐらいもらえたら御の字だと思っていたので、それはそれは天にも昇る気持ち。


主任のキャラに「4?」とじっと彼女の顔を見て言ったら、どういうわけか
『低すぎた?』と心配そう。


で、総合点は4.75ということで私は非常に浮かれている。


ハニバニとここしか威張る相手がいないので自画自賛するが、
マネージャーとキャラは、私が扱うレポートの数字の正確さと期日を守るところに
とても感激しているという。


マネージャーなんて
『ケイエスさんのそういうところが尊敬すべき点』
と言ったぐらいだそうだ。


そう言ってくれるキャラの目の前で、私はまるでとろけるバターのようにデレデレしていたが、
よく考えてみると、日本の労働者って普通そうして当たり前なんじゃ?と思ったのである。


っていうか、それを何年間もやり続けていたシェリーってそういうことが普通にこなせてなかった?


そういえばこないだ、今年の目標を告げられるときにキャラが言っていた。


『これは今シェリーがやってることなんだけど
これからはケイエスの受け持ちにしてもらうわね。実は彼女にはまだ言っていないの。
だからこれからケイエスが受け継ぐってことは彼女にはまだ黙っていてね。』



思い出すと、そういえばシェリーもレポートの数々に対して

『このレポートは時間がかかって大嫌いなの。
鬱陶しいレポートで間違うとすぐに上から苦情がくるのよね。』
と愚痴っていたような。


とりあえず、私がやっていることは正しい方向には進んでいるようだ。


しかも当たり前にやって当然という仕事をして、感激までしていただけるとは恐縮である。


きちっと仕事をする日本人であることに誇りを持つ瞬間であった。


*********


さて、その浮かれた日の夕方、前の職場の数名とジャパニーズステーキハウスに行ってきた。
こちらでも有名な


Japanese Teppanyaki Steak Restaurant


である。


はっきり言って日本にはそういうステーキハウスがないので
どうしてジャパニーズスタイルなのか未だにわからないが、こちらでジャパニーズステーキハウスといえば
これが定番なのである。


お好み焼き屋スタイルで鉄板を囲み、シェフが目の前でパフォーマンスしながら
料理をしてくれるのである。






店内はざっとこんな感じでこじんまりとしたレストランであった。






目の前で手際よく料理をしてくれるのだが、
このシェフ、韓国人の男性で話がとても面白いので見ても聞いても楽しくなる。





彼が作っているのが『ジャパニーズ火山』である。





とにかく目の前で豪快にファイヤーパフォーマンスを魅せてくれるものだから





これも客ウケが良い理由なのだそうだ。(火遊びはいけません)


最高に面白かったのが、シェフが小さく切ったエビをフライパン返しで投げてくるんだが
それをこちらはみごとにキャッチしなければならなく、私も最初は「えー。乙女が大口を開けてエビを待つなんて」
と思ったがこれが笑える笑える。





キャシー、エビ待ちうけ状態(ぶっ)。


私は一つキャッチできたぞよ。


顔と胸でエビをキャッチしたキャシーは、「次来るときは白いシャツはダメね」と
次への意気込みを見せていた。


その顔にキャッチできなかったエビの飛沫が乗っかっており、
私は酸欠になるかと思うぐらい笑い転げたのであった。


そしてパフォーマンスの後に盛られたその晩のディナー。





フィレステーキと貝柱のソテー。


お皿の向こうに見える2種類のソースが忘れられないほど美味しかった。




家で食べるプレートディナーが淋しく見えるよ。






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やっぱりたまに友人たちと食事に出かけるのもいいもんだね。
たくさん食べたのに笑いすぎて痩せて帰って来たような気がしたもん。


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いつもありがとう。
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