指の火傷から三週間たった
氷で冷やしたおかげですぐに治ったのだが あれからガステーブルの掃除をするたびに五徳に触れる時に躊躇するようになった
ほぼ無意識というか 考えるよりも前に 触れようと伸ばした手が一瞬ひるむのだ
はっとして あの時の痛みと驚きをいち早く思い出して 触っても大丈夫か?という危険信号を出す
むろん脳があるから指令によって手が動くのだし 脳もからだの一部だけれど 私には手が覚えているように思える
『脳には妙な癖がある』(池谷裕二著)は 手ごろな長さの26章からなっているので 寝る前に読む本の一冊としては最適だった
幾つかの本を平行して読む癖のある私なので 時間はかかったが 彼が一貫して言っていることは「心は体から派生する」ということの重要性
身体と脳(精神)との関係性について いまさらながら納得する
インターネットエクスプローラも、癖があると言うし・・・
心は体から派生するのですね。
体が疲れているとシグナルを送ると、脳が休もうと指令を出すそうだから、
心もそうなのかも。
心は脳にあるのですね。
掃除とかがそう。
人間も自然の一部であり、動物だということかなあ。
姿勢ひとつ変えるだけで気持ちが変わることも。
掃除が修行の一部になるのも、そういうことなのかなあと、漠然と思っています。