ひとつの別れ

我が社が入居しているビルのオーナーが替わった

ビル管理の会社もそれに連れて変更となる

清掃会社から派遣されて　週に３回来てくれていた女性は　５０代後半くらいだろうか

とてもよくやってくれた

物静かな人だが　しっかり者だと判る

入居した当時は別の清掃会社で　高齢者の男性が担当してくれていたが

正直言って　女性トイレの掃除をしてもらうのはあまり気分の良いものではなかった

しかも　きちんと雑巾を洗っていないのだろう

掃除の後は臭くて＾＾

この女性が担当してくれるようになって　男性用トイレはとても綺麗になったようだ（入った事は無いので～）

男性の誰もが　あの女性（ひと）品がいいよね～　昔は美人だっただろうなぁ～　なんて言うくらいの人だった

朝一番に出社する私は　よくエレベーターで一緒になり世間話のひとつ　ふたつ

貧乏旅行のお土産を渡した事もあった

決して深い付き合いでは無かったし　そう長い期間でも無かったが　記憶の片隅に残る人である

そういう人と出会うというのは　気落ちの良いものだ

とても残念です　お元気で　

彼女にそう伝えて　昨日　一つの別れをした