どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

モリの絵は 欲しくなる

2008年02月03日 | 日記
昨日 午前中に家事を済ませてから髪を切りに行った

1月は腰痛の為に徘徊を控えていたが そろそろGOと決断

長い間気になっていた 千早町の熊谷守一美術館に出かけた

近いところほど後回しにされるものだ


此処は守一が亡くなってから次女の榧(かや)さんが創立し 私設の美術館としてやってきた

昨年末 運営上の問題からか豊島区の美術館となったのだ

椎名町駅から徒歩15分ほど ほとんど人と出会わない閑静な住宅地(元々 彼の住まいがあった場所だ)にある


私が彼の絵を初めて見たのは おそらく東京国立近代美術館の「鬼百合に揚羽蝶」だと思う

絵画を好んで見るようになったのは二十歳を過ぎてからで 世界的に有名な画家こそ知ってはいたが

彼の事は何も知らなかった

ただ構図とぎりぎりまで切り捨てたカタチ そして色を なんだか好きだと感じただけだった

もっと知るようになるのには かなりの年月が流れている


美術館においてあるチラシを何気なく手にしたら なんと今日が初日である守一の大規模な展覧会があるではないか

行かない手は無いし こういうのを縁というのだろう

さっそく埼玉県の北浦和まで足を延ばす事にした

県立美術館は 65歳以上は無料らしい(この制度が長く続きますように^^)

そのせいか 年上の方が目立つ

ゴッホだのモネだのというといつも凄い人で 何を見に行ったのか判らないようなこともあるが

今回は人も少なく じっくりと彼の絵に近寄って見ることができた

守一様式は言うまでも無く有名だが 私は彼の選ぶ色も好きだ

ゴッホは貰っても困る

ルノアールなんて 何処に飾れば良いのか判らない

ミロだったら 貰ってもいいけど

だがモリの絵は 一枚欲しくなる


文化勲章を二度も拒否し(お国の為に何もしてはいないからと)
 
昭和天皇には この絵は子供が描いたのかと言わしめた男

なかなかハンサムでもある
   
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雪とモリ

2008年02月03日 | 日記
東京にも何とか雪と呼べる雪が降っている

私の記憶に間違いがなければ かなりの確率で週末に降ることが多い

ヒートアイランド現象で週末には大気が変わるのかと 勝手に解釈している

週末に多いという記憶の根拠は 主に私が家の前の道の雪かきをしてきたからだ

毎日だったらギャフンだが 滅多に無い東京では誰にも譲れない貴重なレジャーなのだ 

大雪にはなりそうもないが今から雪かきが楽しみで 早く止まないかなぁ でももうちょっと降ってからね

なんてワクワクしている


ワクワクといえば 昨日 熊谷守一の絵を見てきた

それはまたあとで
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