一つ前のブログの続きです。
五歳ぐらいの頃、従弟と二人で母方の祖母の家で、きょうの料理を見ていました。その日は、牛の赤身肉を細めに切って、フライパンで炒め、ケチャップとウスターソースで絡める料理を紹介していました。とても美味しそうだったので、二人で作って欲しいと頼むと、祖母は買い物に出かけて作ってくれました。
その味を再現してみることにしました。
当時、洋食はまだ珍しくて、食堂で食べさせてもらうことが多かったのです。祖母は当時イカリソースとイカリケチャップを好んで使っておりました。昭和30年代の豚肉は臭くて、とんかつと酢豚以外食べることは少なくて、牛肉が好きでした。肉の臭みを、トマトケチャップやウスターソースを使うことで少なくしていたのです。
私は牛ハラミ肉で当時の料理を再現してみました。
家庭のハンバーグだって、ケチャップとウスターソースを混ぜたタレをかけますから、ありですよね。
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