オーストリアは、北海道とほぼ同じ緯度なので、ジャガイモやコーンの畑が広がっておりました。ドナウ川沿いにはブドウ畑が広がり、美味しいワインも作られておりました。
チロルの料理は、ハーブ風味の肉とジャガイモのソテーに目玉焼きが乗っているものが出てきました。チローラグレーステルです。
サラダは、キャベツの千切りに、ザワークラフトで使うスパイスが使われていて、ドレッシングは柔らかい酸味で美味しくいただきました。
それから肉料理、グラーシュという煮込みがあります。ジャガイモをお団子にして茹でたものが付け合わせでパンの代わりです。ビーフシチューの肉だけの料理というイメージですが、かなりパプリカの風味が効いていました。
ザルツブルグのホテルのが上
ウィーンのホテルブリストルのラウンジのグラーシュが上。こちらは生クリームがトッピングされています。
それから、ウィーン風ビーフカツレツ、ウィーンナーシュニッテル。
肉にしっかりとした、下味がついていました。塩胡椒です。しっかり肉を叩いて薄くのばしてあるそうです。それに衣をつけて、油でフライにします。
ソースはなく、レモンの汁をかけて食べます。これがあっさりして美味しいのです。
やはり、パンではなく、ここでは茹でたジャガイモをバターで炒め、パセリをまぶしたものが一緒に出てきました。
もう一品あったのですが、時間がなく食べることができませんでした。お肉をブイヨンであっさり煮込んだ料理です。次回(いつかわかりませんが)には食べてみたいと思います。
チキンも食べました。塩コショウ、ハーブで味付けしてローストして何かのソースをかけて出されることが多かったです。
メルク修道院のレストランで食べたチキンは、上に溶けたチーズがトッピングされていました。付け合わせは、茹で野菜と、ジャガイモのフライでした。こちらはアプリコットのデザートが美味しくて後から紹介します。
こちらは、世界最古のレストランで出たチキン料理です。バルサミコ酢の効いたソースで食べました。白ワインとぴったり合います。付け合わせは、ジャガイモとチーズの重ね焼きでした。
お魚はまずスモークサーモン以外は生で出ることはありません。湖で取れたお魚などが出ました。写真をうっかり忘れましたが、ヴォルフガング湖畔の白馬亭というレストランの、ます料理が最高でした。
最初に出された。コンソメスープ。刻みネギとパンケーキの切り落としが入っています。お吸い物と錦糸卵の雰囲気ですが、こちらの方がふわっとして食べやすかったです。早速、家に帰ったら作りたくなりました。
ます料理、表面は小麦をつけてカリッと焼き上げてありました。ハーブ風味の味付けで、レモンをかけて食べます。
このお魚の食感は最高で、パサパサせず、しっとりしていました。
付け合わせのサラダは本当にドレッシングがどさっとかかってなくて、柔らかい酸味が特徴でした。
夜はかわかますの料理でしたが、これもシンプルで美味しくいただきました。
帰る日、美術史美術館のカフェで食べたお魚料理です。鮭でした。こちらもあっさりした味付けで、美味しかったです。
あとはスープ
ハルシュタットのホテルの夕食のお魚料理と一緒に出された、トマトのスープ。レモンの風味が効いておりました。
ザルツブルグのホテルで食べたニンニクのポタージュスープ。濃厚な味付けで、寒い時期には最高でしょう。食べる人によって、ニンニク風味が辛いというコメントが聞かれました。ローストしたパンも入っているので、ボリュームたっぷりです。
ウインナーシュニッテルと一緒に出されたかぼちゃの冷製スープです。かぼちゃオイルがトッピングしてあり。味が単調にならず良かったです。
ダイエット中ということもあり、デザートは食べずにおりました。こちらのデザートはとっても甘くて量が多いのです。でもただ一つ。これだけは食べてしまいました。
メルク修道院のレストランのデザート、アプリコットのケーキに生クリーム添え。
生クリームが甘くなく、ケーキとマッチしていました。
メルク修道院周辺はアプリコットを栽培しているようです。
最高のデザートでした。
今回はパンをご紹介できませんでしたが、ライ麦系のナッツや、穀類を使ったどっしりしたパンが本当に美味しくて、堪能しましたし、プレッツエルやカイザーゼンメルもさすが本場の味でしたが、何しくダイエット中なので、朝二個がせいぜいで、食べることができませんでした。美しく痩せたら、もう少し、味わえたのに残念でした。
煮込みや、スープはやはり勉強になることが多かったです。
実は、この記事をアップした当時、間違った情報を提供しておりまして、料理の名前と食材を変更しています。
ご迷惑をおかけいたしました。
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