「セブンソード」

セブンソード ワーナー・ホーム・ビデオ このアイテムの詳細を見る

1660年、清王朝建国後の中国。満州人の清朝は漢族の明朝の
滅亡を図り、“禁武令”を発して武術の覚えある者を次々と死罪に
処していった。かつて明朝で処刑人を務めていた武術の達人・
傳青主（ラウ・カーリョン）が立ち上がる。彼は青年剣士の
韓志邦と女侠の武元英を伴い、伝説の刀匠・晴明大師が住むという
神秘の山“天山”へと向かう。傳青主の救援の要請に応え、
晴明大師は４人の偉大な弟子、楚昭南（ドニー・イエン）、楊曇
（レオン・ライ）、穆郎（ダンカン・チョウ）、辛龍子（ダイ・リーウー）
を特別な七つの剣とともに送り出す。こうして、４人の弟子に傅青主ら
３人を加えた“七剣”が誕生、清軍に戦いを挑むのだった・・・。

う～～～ん、なんだかとっても長いテレビドラマを見た感じ？！(^^;;)
なんかスッキリしない・・・
ストーリーの繋がりが悪いのか　だらだらしてて　内容がわかりにくいな、
と言う印象でした。　七人の剣士たちの人となりがもうちょっと詳しく
描かれていたら・・と思いましたし、その誕生のプロセスもわかり
にくかったです。そのあたりが詳しくわかっていたら　もっと物語りに
入り込むことができてぐっとこの映画が良くなったのではと感じました。
物語としてはとても良いだろうに、この中途半端なエピソードの数々が・・。
なんだかもったいないなぁ～と思いました。
「武士（ＭＵＳＡ）」あたりを期待してたんですが　ちょっとガッカリ(^^;;)

良かったのは、戦いのシーンで　あのようにずばずば切られたら　
血がドバドバと飛び散るはず（特に韓国映画だったら）
なのに　思いっきり「血」が出てくる量も回数も少なかったことですかね(^^ゞ
あと敵側の服装とメイクは結構良かったかな。
時代考証無視のあの感じでずっと貫いて　もっともっと非現実的、あるいは
アニメチックにしてしまっても良かったかも？！(^^ゞ

あのラストシーンは　この続きができるという風でしたが（実際製作
されるらしいです）そこでもっと詳しくいろいろなことが述べられて
いくのかな？！どうせだったら　ロード・オブ・ザ・リングみたいにして、
今回は７人の剣士の誕生秘話＆そのかっこ良さで魅せておいて　
次にストーリー展開をして行ってグッと観客を引きこませ・・みたいに
した方が良かったかもしれないなと思います。

個人的お気に入り度1/5