心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「サマーウォーズ」

2010-03-21 | 映画「さ」行
仮想都市OZが人々の日常生活に深く浸透している近未来。小磯健二は天才的な
数学の能力を持ちながらも内気な高校2年生。彼は憧れの先輩、夏希から夏休みの
アルバイトを頼まれ、彼女の田舎、長野県の上田市を訪れる。そこに待っていたのは、
夏希の親戚家族“陣内家” の個性溢れる面々。この日は、夏希の曾祖母で一族を
束ねる肝っ玉おばあちゃん、栄の90歳の誕生日を祝う集会が盛大に行われていた。
その席で健二は夏希のフィアンセのフリをする、というバイトの中身を知ることに。
そんな大役に困惑し振り回される傍ら、その夜健二は謎の数字が書かれた携帯メールを
受信する。理系魂を刺激され、その解読に夢中になる健二だったが・・。


 
これはロケーションが上田市とのことで、陣内家の門構えを見て、
おぉぉこれは上田城門、というか懐古園の門と一緒だ~!とか、
上田高校の野球部に息子がいる陣内家のお嫁さんの一人がいて、
上田高校を応援する場面があり、まるで本当に県大会を見てるようでした^^
佐久長聖高校を倒して・・とか、松商学園と決勝戦だとか、違和感なく、
とってもローカルに楽しめました~♪ 
とうわけで、本筋と違う(?)ところで楽しんじゃったという感じでしたわ^^

で、内容も良かったです。でも、思ってたのとちょっと違ってたかな~。
こんな風にゲーム的というか、アバターで戦うなんて思っても
いなかったので、ちょっとビックリ。みなさんの評判がすごく良いって
ことと、どうも長野県が舞台らしいということのみが前知識だったので、
あらすじすらちゃんと読んでなかったんですよね(^^ゞ
 
あののんびりした感じの田舎の風景と、親戚一同が集まって、みんなで
食事したり、素敵なおばあちゃんがいたり、親戚が集まるとよくありがちな
お話があったりと、そのあたりは凄く楽しめたんですが、バーチャルな
世界に突入していったのでちょっと違和感が。
でも、こういう設定にしたのってとても斬新だとは思いましたし、
いろんな要素を詰め込んであって、それがちゃんと一話に収まってところには感心。

闘いのメインだった花札のルールが今ひとつよくわかってなかったことが、
わたし的には残念でした。息子と一緒に見たんですが、彼は知っていて
(いったい大学で何やってるんだ??(^_^;))つえー!とか言いながら
楽しんでいたようです^^
 
あとラストの“あれ”は、本当にあれで良いのか??と思っちゃった。
一つ間違えば、大変なことになっちゃうでしょ~・・と。
自分らさえ良ければそれで良いのか?とかね(^^ゞ でも、確かに彼らの
家の回りは田んぼ(?)だらけで、家はなかったようですが、それでも
一つ間違えば大変なことになっただろうなぁって、少々ドキドキ。

とても良く出来た、面白い作品でしたが、もっともっとを期待してたし
(期待過多でした(^^ゞ)、もっと胸に迫るものがあると思ってたので、
そういう意味では、それほどでもなかったかなぁと。
健二の数学的才能の素晴らしさとか、夏希がどうして学校一の人気者
なのかって事等々、もうちょっと深く、いっぱい見たかったです。
でも、そうしちゃうと、この内容をこの時間内に納めるのは難しかった
でしょうね。それに、だからって面白くなかった訳じゃなくて、充分楽しめましたし。
 
私が好きだったのは、OZの世界以外のリアル世界の出来事や、風景、
人間模様だったです。夏、青空、雲、青春、一族郎党、おばあちゃん、
朝顔、蚊帳・・そういったものに、良いなぁ~と思いました。

個人的お気に入り度3.5/5

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8 コメント

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馴染みのある場所^^ (latifa)
2010-03-21 20:30:58
メルさん、こんにちは★
息子さんと一緒に鑑賞されたのね?
なんか今回もあちこちメルさんと同じ~~!!って部分が一杯で嬉しかったわ。
この映画で出て来る、昔の日本の田舎の親戚の集まりの様子とかの部分が懐かしく感じました。
私も花札のやり方とかよく知らなかったので・・・知っていたらなあ・・って思ったわ。

>上田市とのことで、陣内家の門構えを見て、
おぉぉこれは上田城門、というか懐古園の門と一緒だ~!とか
 おおお~~!!ちゃんと土地勘があるのねー!? 高校野球の試合までも解るなんて、すごい!

そういや、この前、鳥取にある植田さんの美術館の特集を日曜美術館でかな・・・?やってるのを見たの。回りの田園風景も写ったりして、メルさんの事思い出しながら見てました~♪素敵な場所だわ~、ますます行きたくなっちゃった。美術館から、切り取った様に見える山(名前忘れちゃった・・)をバックにした風景が素敵だったー。
人とのつながり (tak)
2010-03-21 21:33:41
近頃のアニメはご当地感があるものが増えてきましたね。上田市を選んだのは、監督の奥様のご実家があるからだとか。

「サマーウォーズ」がみんなに受け入れられたのは、”人と人のつながり”をきちんと描いているから。親類が集まる田舎の風景は僕自身にもたいへん懐かしいものだった。そしてみんながそれぞれの得意なことで危機に立ち向かう姿。それはサイバーゾーンでも同じで、アバターたちが協力し合うクライマックスはこっちまで気持ちが高ぶってきちゃいました。現実と仮想現実がきちんとつながっている。そこに僕はとても感動しました。
感動アニメ (ヒロ之)
2010-03-22 02:04:55
私は逆に、全く期待せずに鑑賞しました。
確かに花札とか架空世界とか、その手の知識に疎い私には??なストーリーでしたが、田舎の人たちが世界を救うって何か夢があって凄く良かったです。
それと、やっぱり「人との繋がり」でしょう。
これを深く描いているだけに、ラストでの指一本に託された戦いの行く末には興奮と感動で一杯でした。
久しぶりに色んな感情が沸き起こったかもしれません。
凄く良い作品だと思います。
latifaさんへ♪ (メル)
2010-03-22 07:36:57
latifaさん、こんにちは☆^^

そうなんですよ~、丁度2日ほど帰省していたときにレンタル開始になったので、一緒に鑑賞しました♪
息子の方が、私よりも面白がってたかなぁと思います(^^ゞ

latifaさんもみんなが集まる田舎の風景等々に、良いなぁって思われたんですね。
私もそのあたりが一番好きだったです。
そうそう、私も花札のルールがよくわからなくて、わかってればもっと楽しめたかなぁって思いました。
息子はそのあたりも楽しんだみたいでしたから(^^ゞ

それと、土地勘、あったんですよ~。
上田が舞台らしいというのは聞いてたんですが、こんな風に知ってるぞ、というような風景が、それもアニメで出てくるなんて、ちょっと不思議な気持ちがしました。
高校野球の試合も、でてきたところは知ってる名前ばかりでしたし、佐久長聖も松商学園も、どちらも決勝にいつも残るようなところでしたしね(^^ゞ


おぉぉ!植田さんの美術館の放送、ご覧になったんですね。いつぞやもNHKでやったんですよ~。
その時は見たんですが、今回は見てませんでした(^_^;)
そうそう、あの切り取ったように見える山の風景、良いですよね~^^
あれは大山(だいせん)といって、中国地方では一番高い山です。とはいえ、1700mちょっと(?)で、信州の山々と比べれば、相当低いんですが(^^ゞ
でも、お陰でスキーは行けるし、山も海もどちらにも近いという、良い場所ではあります♪
私も今度帰省したら行かなくっちゃ・・と思ってます^^♪
takさんへ♪ (メル)
2010-03-22 07:47:31
takさん、こんにちは☆^^

そうなんですか~!監督の奥様のご実家が上田だったんですね~。
知りませんでした。
どうりで、しっかりした描写だわ~って思いました^^

ほんと、この映画では、みんなが力を合わせるところ、懐かしい田舎の風景と人物描写、そのあたりが上手く描かれていてみんなの共感を得たんでしょうね~。
この家族、親戚一同、なんて素晴らしいんだ・・と思えるものがありましたもんね。
現実社会と仮想現実のリンクのさせ方も巧かったと思います。
アニメじゃなくては出来ないことも、しっかりやり遂げてくれていたと感じました♪
ヒロ之さんへ♪ (メル)
2010-03-22 08:58:13
ほんと、人と人との繋がり、そこで何かが出来る、一人一人の力を集めれば、ちゃんと何かが成し遂げられると思えた部分や、懐かしい感じがする一族郎党の集まりや食事、いろいろ良いところが満載で、皆さんが良いと仰るのがわかるわ~~と思えた作品でした。

自分は何を期待していたのかよく分かりませんが(^_^;) なんかもうちょっと違う感動を期待していたようで、そうだったんだ、こういうことだったんだ、と思ってしまったところがちょっとマイナスだったかも(^^ゞ
でも、面白かったし、懐かしかったし、感動もしたし、アニメもこんな風にいろいろな要素を入れて上手く作れるんだよなぁと改めて感じさせてもらった作品でした♪
こんばんは~♪ (ちゃぴちゃぴ)
2010-03-22 23:27:42
これを観たとき、メルさん観られたらいいのになって直ぐ思ったの。
やはり、あそこは…ってわかっておられますねぇ。
高校野球は好きなんで、私も反応してしまいました。(プロ野球はダラダラとシーズン観るのが嫌い)
ほんでもって、私も予備知識なしで観たら「アバター」?へ?でしたよ(笑)
OZの世界より、現実世界の描写が本当にキレイで好き。
どこか都合が良すぎるようなところもあるけれど、忘れかけそうな日本の夏・キンチョウの夏でよかったな。
あぁやって親戚一同が集まってというのは、少なくなってますからねぇ。
うちも親戚中が顔を合わせる機会がねぇ、ありましたから、思いました。
日本のアニメは、優秀。
ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メル)
2010-03-23 12:45:55
ちゃぴちゃぴさん、こんにちは~☆^^

ありがとう~!これ見て、私のことを思い出して下さったなんて、嬉しいわ~~~~(*^^)v
そう、あ、あそこは、あのあたりか、あ、あそこはあれだ!というのがありました^^

それにちゃぴちゃぴさんも、高校野球お好きなんですね~♪
私もです^^ 先日から春の選抜が始まりましたよね。ちらちらとしか見れないけど、空いてる時間があればテレビを付けたり、ラジオを聞いたりしています♪

で、私も、へっ?アバター??でした~(笑)
アバター見た後だったので、これもアバターかいな・・アバター流行だなぁって(^ー^* )フフ♪
やはりOZの世界よりも、現実世界の描写が良かったですよね。
ちゃぴちゃぴさん、上手いこと言うなぁ(でも、そう思うことが、本当にたくさんあるんですよ~。ちゃぴちゃぴさんの感性と、語彙にいつも感動です♪マジで)ほんと、日本の夏・キンチョウの夏でしたよね~♪
ああいうの、いいわ~と思ったし、親戚一同集まるってる食事のシーンは、同じく私もそう言う機会がありましたからねぇ(^^ゞ思い出しました。
”そうそう、こんな風にいろんな人がいて、いろんなこと言うよなぁ”ってねd(^-^)ネ!

ほんと、日本のアニメは優秀ですね。
こんな風にいろんな要素を入れつつも、しっかり良いドラマが作れるんですから。
日本の一大産業ですよね~♪^^