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「それでも恋するバルセロナ」

2010-02-18 | 映画「さ」行
親友同士のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)
だったが、互いの恋愛観は正反対。ヴィッキーはまじめな青年と婚約中。クリスティーナは、
自由奔放に愛を求める。2人はアメリカを離れ、バルセロナでひと夏のバカンスを楽しむことに。
そこに現われたのが画家フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)。たちまち恋に落ちる
クリスティーナに対し、最初は警戒心のかたまりだったヴィッキーも次第にフアンの色気に
よろめきだす。そんな中、突然現われたフアンの元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)。
フアンを刺したことさえある天才肌の激情家マリアの登場で、4人の運命は・・。


 
冒頭から、お、これは?!と思うナレーションが入り、それがまた面白かったです。
見てればわかるってことを、詳しく説明してくれるこのナレーションが、
妙に可笑しくて^^ こういった第三者のナレーションが流れる映画って、
最近はないなぁというもので、物珍しさもあったし、そのお陰で
コメディっぽさを上手く出していたかも。

プレイボーイ的なファンでしたが、彼は全く嘘は言ってないところが
好感でした。女の子をひっかけようと、良く見せようと自分を作ってない
ところが、素直な人だなぁって(^^ゞ でも、こういう人は、わたし的には
ちょっとパス(^^ゞ でも、やっぱりこういう人に迫られると、
くらぁ~っとくるのかなぁ?!(^_^;)
 
この色男ファンと、レベッカとクリスティーナ、そしてマリア。
4人それぞれのキャラ設定が良かったです。そして、それぞれの人物を
演じた俳優さんたちが、ちゃんとそのキャラを上手く演じてました。
皆さん台詞が多かったので、きっと大変だったでしょうねぇ(^^ゞ
 
でも、この4人の中で、役柄ということもあったんでしょうが、
ペネロペ・クルスがかなりインパクトがあり、どちらかというと他の2人の
女性の方が主人公的なんですが、ペネロペに押されちゃってた感じが
しました。彼女がばんばんとスペイン語で怒鳴り散らすと、迫力ありますね~。
この映画で、オスカーの助演女優賞をとっただけのことはあるなぁと。

それと、わたし的に嬉しかったのはパトリシア・クラークソンが見れたこと。
彼女もまた夫に不満があったりする主婦役だったんですが、彼女の持ってる
個性が、妙に好きなんですよね~。さらに、バルセロナの街(郊外も含め)、
スペインらしい風景などが堪能できたのも嬉しかったです。
あんなところで、のんびりしばらく過ごしてみたいなぁと思いましたわ。
スパニッシュギターの演奏もとっても良かったし、すっかり気分は
スペイン万歳でした♪^^

見終わって何か残るといったタイプの映画ではなかったような気がしますが、
見てる最中は結構楽しんで見ちゃってました。一夏の経験は経験として、
彼女たち二人はまた元の居場所に戻るんですねぇ~・・。
現実ってそんなもんかも。

個人的お気に入り度3/5

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4 コメント

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ウディ・アレンの恋愛論 (tak)
2010-02-18 22:19:41
最初にスペインに到着したときのヴィッキーとクリスティーナの表情と、エンディングの二人の表情の落差。男と女が惹かれ合うことに理屈なんてない。映画館を出て「結婚って何なんだろね」と一緒に観た友達と話したものです。

途中でヒッチコックの「疑惑の影」が挿入されますが、あの映画は誠実そうに見える叔父さんが、実は殺人者だった・・・というお話。ウディ・アレンは人には隠された激情があるんだよって言ってるような気がしました。

ペネロペ素敵でした。惚れ直しました。はい。
takさんへ♪ (メル)
2010-02-19 09:04:58
takさん、こんにちは☆^^

ほんとそうでした、到着したときと、あのエンディングの二人の表情の差、印象的でした。
この一夏に経験したことで、二人の心情は大きく変化したでしょうし、一回り成長したんだろうと思いました。
いろいろ経験して、その経験値でその後の人生は左右されるもんなんだなぁって、つくづく思ったりしました。
ほんと、結婚ってなんだろう・・って、様々な思いが頭をぐるぐるしちゃいましたわ。

ヒッチコックの映画の挿入は、あ~・・これは・・と思いましたが、疑惑の影を見てないので(^_^;)takさんのように深いところまで感じる事が出来ず、残念。
それこそやはり経験値が重要ですね(*^^)
いろいろなことを知っていると言うこと、まずは知るということ、とても大切なんですよね。

ペネロペ、良かったですよね~。
他二人も良かったんですが、ペネロペ節(?)全開だったこの映画では、二人はちょっと喰われ気味かなぁって思いました。
私も・・・ (latifa)
2010-02-20 14:42:38
メルさん、こんにちは~。
ハビエルさんは好みのタイプじゃないんだけれど、あんな風に迫られた経験が無いので(爆)実際あの立場になってみたら、よろめいちゃったりするのかな(^^ゞ

ペネロペは、やっぱりスペイン語を話している時の方が魅力があるって思うわ~。
それにしても激しいカップルよね。
実生活でもつき合ってるなんて、なんか凄いわ。あの2人が結婚するなんてことがあったら、間に産まれた子は、激情型確定って感じがする~。
latifaさんへ♪ (メル)
2010-02-21 08:59:38
latifaさん、こんにちは~☆^^

私もオリンピックに、もうすぐ期末(学年末)テストということもあって、時間が足りない状態が続いてます~(^_^;)
オリンピックも、やはりついつい見ちゃいますよね~^^
力、入りまくりで応援しちゃってますσ(^◇^;)

で、この映画
私もハビエルさんは好みじゃないんですが(声は好き^^)
あんな風に迫られたら、くらっ・・ときちゃうのかなぁ~?って考えちゃいました(笑)
私もあんな風に情熱的に迫られたことないし(爆)されてみなきゃ(それも彼女たちみたいに若いときに、笑)わからないです(≧▽≦)

そうそう、ペネロペはやはりスペイン語話してる方が、しっくり来るし、魅力的ですよね。

>それにしても激しいカップルよね。

ほんと、凄いですよね~(^_^;)
実際もこんな風に言い合ったりしてるのかしら?って、見ながら思ったりしました(^^ゞ
でも、お似合いですよね。
ペネロペはこれまでも恋多き女?!でしたが、ハビエルさんとが一番似合ってるかも・・って思います。
やはり母国語や文化が同じっていうのは重要なのかもしれないなぁなんて思ったりしてます^^