「WATARIDORI」

撮影に３年、製作費に20億円を費やし、100種類以上の渡り鳥たちとともに地球全土を
旅した末に完成したかつてない鳥の目線による驚異の映像・・・。


上記の通りの、ジャック・ぺランが監督・制作したドキュメンタリー。

この映画、２００１年の映画ですが、DVDになったときに
すぐに見ようと思ってたのに、なんとなく見ないで今日まで
きてしまって、やっとこの前BS２でやっていたので録画して見ました。
先日見た「アース」と違って、これは”鳥”に限定されてたし
制作国もあちらはイギリス、こちらはフランスということで
ちょっと映像にも違いがありました。


これはどうやって撮ったんだろう？これCG?と思うようなシーンも
あったんですが、この映画のために約４０種類１０００羽の渡り鳥たちを
人間に慣れるように卵の時から育てた・・とのことで、すごく納得。

鳥が飛ぶ・・という当たり前だけど素晴らしい映像の
数々をたくさん見せてもらえて感激しました。


冒頭、少年が出てきたりして、ただのドキュメントじゃなくて
ちゃんと作ってある部分も（演出も）あったんですね～。
説明がほとんどなくて、映像そのものを見せるところは
「アース」以上だったです。　鳥のことについて、そんなに知らないので
もうちょっとこれが何という名前の鳥なのか字幕だけでも
つけてくれてたら・・・と思いましたが、それはあの映像の
美しさを損ねるものだったのかもしれない、と思ったり。

とにかく鳥の目線で見た地球が様々見れて
なんて綺麗なんだろう、って思ったし、こんなに飛べたらなぁ～・・と
すごく鳥に憧れたり、さぞや大変だろうと同情もしたり。
ただただ鳥が飛んでる・・・それも国境を越えて、山を越えて
海を越えて・・・。鳥には国境はないんですもんね～。

改めて鳥の美しさに見とれたし、翼を広げたときの力強さにも感激しました。
翼があったら、飛べたら・・と思ったことがある人も多いかと思いますが
その感覚が感じられる作品でした。

個人的お気に入り度2.5/5

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