「ベガスの恋に勝つルール」

ウォール街で働くジョイ（キャメロン・ディアス）は完璧主義な性格が災いし、フィアンセにフラれる。
一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック（アシュトン・
カッチャー）。彼らはそれぞれ親友を連れて気晴らしにラスベガスへ。そしてホテルの部屋の
ダブルブッキングがきっかけで出会った彼らは、すぐに意気投合。ジョイとジャックの２人は
酒を飲んでバカ騒ぎした末、勢いで結婚。翌日、事の次第に気付いた２人は一転して険悪
モード。婚姻の無効手続きをしようとした矢先、ジャックがジョイの25セントを投入した
スロットマシンで300万ドルもの大金を当ててしまう。賞金の所有権を互いに主張して譲らない
２人は、その決着を法廷に委ねるが・・。


見事に展開が読める内容でしたが、気楽に見れて良かったです。
こういうラブコメの基本をしっかり押さえてあって
主演の２人の良さも相まって、なかなか楽しめました。

ラブコメの主演はこうでなくっちゃ・・という感じで
輝いてたキャメロン・ディアス。彼女はこの路線が似合いますね～。
それにアシュトンも相変わらずの肉体美を見せてくれたし、
適度に笑えて、後に何が残るってわけじゃないけど
スッキリとしたラスト。それにエンドロール後に
“オマケ”が付いてたのも良かったなぁ♪

ジョイが完璧主義者で計画を立てるのが好きで、その計画通りに
進まないと嫌という性格で、真面目で、上司にもこんなに
面白いやつだったのか・・と後で気づいてもらう・・ということなんですが
その点はどうもね～・・でした。そんなに完璧主義者で計画通りで
ないと気が済まないというところがあまりわからなかったです。

でも、そんなことこの映画でとやかく言うことでもなく(^^ゞ
ほぼ見知らぬ２人が、しょうがなく一緒に生活し始めて
その偽りの結婚生活を半年続けるうちに、相手の良さを発見してしまう・・。
見事にこのタイプの映画の王道をいった作品でしたし、わかりきった
ラストのようでいて、ラストのラストはどうおさめるのか・・てところは
見所の１つだったんだろうと思います。

それにしても、あちらでは会社の休みはしっかりあるし
休みにまで仕事に行く・・なんてことは少なそうですが
この映画みたいに、休みの日に会社の人とパーティだのなんだのと
忙しいんですね～。それにそのパーティでもしっかり人物を
見られちゃって・・。休みと言えども、あんな風に
パーティ三昧（？）だったり、上司や同僚と過ごさなくては
ならなかったら、あまり気が休まる休みではないなぁ。
社交的でジョークの２つ３つすらすら言えないと、会社での昇進も
ままならない・・・大変ですね～。

嫌々共同生活を始めた２人。そこでの便座のシーンや
ファ○リーズのようなものをシュッシュとかけるシーンなどなど、
細かく笑えるところも多々あり。
きつめのジョークの部分もありましたが、
思わず笑ったり苦笑したりでした。

でも、こういうの見てると、案外お見合いとか
昔の日本みたいに、ほぼ初めて会って、即結婚という形態も
案外上手く行くものなのかもしれない・・と思いました。
見ず知らずとも言える人と結婚して、そこから恋愛が始まるんですよね～。
それもまた良いかも＾＾
徐々に本気で嫌になる・・ってこともあり得ますけどね(^^;;)

上の方にエンドロール後にもオマケのシーンがあると書きましたが
エンドロールを挟んでの二人のシーンもあり、そこもなかなか良かったです。

個人的お気に入り度3/5

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